映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第21回「戦端」

第21回「戦端」 待望の嫡男誕生で勢いに乗る秀吉は、北条氏政に上洛するよう迫る。秀吉に臣従すべきという家康の勧めにも耳を貸そうとしない氏政は、逆に秀吉に真田が治める沼田をよこせと条件を突きつける。この解決のために三成らの考える徳川、北条、真…

「海よりもまだ深く」(2016)

是枝監督作品、そして監督にかかわりの深い阿部寛さん、樹木希林さん、真木よう子さん出演作ということで観てまいりました。 本作、小説家になる“夢を諦め切れないまま”探偵事務所で働く男が、たまたま実家に集まった母、元妻、息子と台風の一夜を過ごすなか…

第20回「前兆」

第20回「前兆」 秀吉の側室になった茶々が身ごもったことで起きた秀吉揶揄事件の顛末。石田三成や大谷吉継、信繁の犯人探しと彼らが秀吉の狂気に振り回される様が生々しく描かれている。刀狩りによる農兵の苦しみが事件原因の底辺にあるとする見方は面白い…

「殿、利息でござる!」(2016)

「殿、利息でござる!」(2016) 不条理にも伝馬役(お上の物資を隣の宿場で受け取り次の宿場まで運ぶ仕事)を自腹でやらねばならない宿場町が、その経費に耐えかねて町が滅ぶと、お上にお金を貸してその利息で伝馬役を賄い町を維持しようとするはなし。250…

「世界から猫が消えたなら」(2016)

宮崎あおいさんにとって「神カル2」から2年ぶりの主要役での出演作ということで期待していました。 本作、主人公が電話、映画、時計、猫を失うことでその物を通して繋がっていた人達にいかに愛されて生きてきたかを知り愛してくれる人の中に生きることで死…

第19回「恋路」

第19回「恋路」 茶々をめぐり、妻にと願う秀吉と茶々に翻弄される信繁が描かれる。茶々の信繁に対する思い、秀吉の茶々に対する思い、信繁の茶々への思いと3者の交差する思いがしっかり描かれたドラマ。信繁は窮地に立っがこれを救ったのは他ならぬ秀吉で…

「神様のカルテ2」(2014)

物語は前作から数カ月後を描く。一止が務める信州・松本の病院に帰ってきた大学時代の旧友・進藤との労働観の違いによる衝突や、病に倒れた恩師・貫田先生とのきずなを通して、仕事とは、夫婦とは、死とはなにかが描かれています。 「1」比べて、ヒューマン…

「64-ロクヨン-前篇」(2016)

「64-ロクヨン-前篇」(2016) 原作はミステリー小説として高い評価を得た横山秀夫さんの警察小説「64(ロクヨン)」。 映画は前後編、2編からなり「前篇」で事件の背景や人間模様が、「後編」でロクヨンの究明が描かれます? 「ロクヨン」とは、昭和64年1…

第18回「上洛」

第18回「上洛」 秀吉の威勢に疑念を抱いて上洛した父昌幸を懸命に支え、秀吉に臣従し、家康の与力となることを受け入れるよう説得する成長した信繁が描かれる。ここで交わされる親子の情は、とても明るく、心の通じ合った家族ということがよく伝わる。ここ…

「蘇えりし者」(2015)

「蘇えりし者」(2015) 20160503 MOVIX 第88回アカデミー賞で、レオナルド・ディカプリオの主演男優賞をはじめ、監督賞、撮影賞を受賞した作品。 物語は、アメリカの開拓初期、西部の未開拓地ミズリー川沿いで息子とともに毛皮ハンターたちの案内人を務める…

「ルーム」(2015)

「ルーム」(2015) 20160430 シネマクレール アカデミー賞で主要4部門にノミネートされ、ブリー・ラーソンが主演女優賞を授賞した作品。賞に値するすばらしい作品だと思います。 物語は、監禁された女性とそこで生まれ育った息子が長らく断絶されていた外…

第17回「再会」

第17回「再会」 昌幸、家康の上洛要請で見せる秀吉の戦略に翻弄される信繁。信繁はもう一息で天下に登りつめる秀吉の執念達成に駆り出される。テンポよくはらはらどきどきでかつとても面白く脚色され楽しいドラマ。特に、家康に低頭し、秀吉の思うがままに…