映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「不機嫌な過去」(2016)

二階堂ふみさん、小泉今日子さん出演ということもあり、予告編を見ての鑑賞。予告編とは印象が違っていて、取っ付き難いが深みのある作品です。 この作品は退屈な日常を過ごしていた女子高生・果子(二階堂ふみ)が、亡くなったはずの母親・未来子(小泉今日…

第25回「離別」

第25回「離別」 北条家の滅亡により天下統一を成し遂げた秀吉。しかし、これ以降、豊臣家には次々に不幸が襲かかる。かねてから利休の政に係ることに懸念をもつ三成や吉継による画策で利休が切腹に追い込まれる経緯が、病弱な鶴丸の病状悪化に合わせて描く…

「クリーピー 偽りの隣人」(2016)

本作、サスペンス・スリラー映画では定評のある黒沢清監督作品ということで観てきました。ある夫婦が“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇に引き込まれるていく恐怖が描かれています。 「CURE」(‘97)作品が強く印象にあり、これとの比較でみることになり…

第24回「滅亡」

第24回「滅亡」 請われて氏政説得に赴いた信繁の誠意にあふれる説得。切腹を言い渡された氏政に命請いを勧める家康、景勝、昌幸の言葉。これをも拒否して死を選んだ氏政の覚悟が描かれ、氏政:高島政伸さんの熱演で、戦国の乱を終えるにふさわしいドラマと…

「64-ロクヨン-後編」(2016)

「64-ロクヨン-後編」(2016) 公開舞台挨拶で原作者の横山さんが「64が映画に乗っ取られてしまったような、すごくさみしい気持ちです」と述べておられるように、すばらしい出来です。原作で楽しんで、映画を見てまた楽しめて「ロクヨン」で2度楽しんだこと…

第23回「攻略」

第23回「攻略」 秀吉の20万を超える兵を集めての小田原包囲作戦のなかで、この戦に賭ける秀吉とこの機になってもなおプライドを捨てぬ氏政さらに主力とは別に行動しチャンスがあればと賭ける真田昌幸、忍城攻略で初めて大軍の実戦指揮官となり武功を上げ…

「さざなみ」(2015)

この作品、あらすじを読んで、何故夫はこのような振る舞いをしたのか? 45年の結婚生をしていながのらこれが許せない妻の想いは?、私の理解を超えており観ることにしました。 夫はとても知的な人でおだやかだが体力は相当衰えてきて“惚け”が入っている、一…

第22回「裁定」

第22回「裁定」 沼田の帰属をめぐり開かれる秀吉を判事役に原告北条、被告真田の戦国裁判劇。話そのものはこれまで観てきたドラマのまとめだが、俳優さんのキャラがでて面白い。特に信繁と江雪斎の口撃バトル。結末は、秀吉が捨の”小便に付き合っている間”…

「オオカミ少女と黒王子」(2016)

この年、二階堂ふみさんの出演作は5作ありますが、私にとっては今年最初の作品ということになります(1作目「蜜のあわれ」は私たちの地方では今だ公開されておりません)。 役が少女マンガの主人公ということで現在の二階堂さんがどのような思いで、どんな…