2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「Last Letter」の公開に合わせてWOWOWで放送され、初めて本作を観ました。岩井俊二さんの劇場用長編映画監督第1作ということで、恋愛映画に必要な要素が全部入っているのではないかと思うほどに、随分と気合の入った作品だとおもいました。今でも人気の高い…
「潜水服は蝶の夢を見る」「夜になるまえに」のジュリアン・シュナーベル監督が画家フィンセント・ファン・ゴッホを描き、2018年・第75回ベネチア国際映画祭で、ゴッホ役を演じた主演ウィレム・デフォーが男優賞を受賞した伝記ドラマです。やっと当地で観る…
今年、「mellow メロウ」に続く今泉力哉監督作。不器用な男女の恋物語からLGBTQという形の変わった恋物語、社会派作品への初挑戦となりましたね。 この問題を「誰を好きになろうが勝手だ、好きに生きたらえぇ!」という切り口で家族や地域、法律と折り合いを…
クリント・イーストウッド監督作品ということで楽しみにしていました。 1996年のアトランタ五輪で大会期間中に起きた爆弾テロ(負傷者111人、死者2人)時、警備員として多くの命を救いヒーローしてもてはやされ男リチャード・ジュエルが、一転してFBIとマス…
第83回アカデミー賞(2011)で3部門の受賞作。監督はデビッド・フィンチャー。ソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を描いたドラマ。監督の映像の美しさに魅せられ、この作品をWOWOWで観賞。 Facebook」誕生の物…
「マイティ・ソー バトルロイヤル」のタイカ・ワイティティ監督作品ということで、大笑いを期待して待っていました。ところが、最も大切な戦争と差別に対するメッセージに、笑って考えさせられるというすばらしい作品でした。予告編に騙されないように! 第…
愛の物語、岩井俊二監督と今泉力哉監督のどちらの作品を選ぼうかと迷いました。(笑) かっこ悪くていい!それでいて愛しい片思いの物語と、この作品に決めました。 「愛がなんだ」(2018)「アイネクライネナハトムジーク」(2019)という不器用な愛の物語の…
カンヌ国際映画祭のパルム・ドール受賞作。第92回アカデミー賞(授賞式2月9日)作品賞と監督賞、脚本賞、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)、編集賞、美術賞の6部門にノミネートされた作品。韓国作品をあまり観ないんですが評判につられて観ました。さすがだ…
7000回転エンジン音の爆音から始まる本作、コーナーを猛スピードで回り、隣の車と競り合い、突然車がクラッシュするスリリングなル・マン24耐久時間レースに、まるで運転席に乗せてもらって参加したような感覚になり、もう興奮治まらない。と、同時にフェラ…
自由奔放で天才肌すぎで「食わず嫌い」になるのではないかと紹介されたアニメ「夜は短し歩けよ乙女」。 声優としての星野源さん、花澤香菜さんの出演も後押しとなり“NHK総合テレビ”で観賞しました。 奇想天外なストーリー、絵作りが衝撃的でした! 話題の監…
TBS新春特別企画として放送されたドラマ。 ホームドラマを作って50年の石井ふく子さんがプロデュースしたこれからの家族の幸せの形“を描いた物語。主演者のひとり宮﨑あおいさんが一児の母親になっての初ドラマ出演ということでも注目されています。 1世…
国民的映画「男はつらいよ」のシリーズ50作目。これは観なければと、“正月に観る”ことにしました。これも国民的習わしです!全作を観続けたわけではありませんが、何よりも懐かしく、楽しくて、自然に涙が出てきます。日本に生まれてよかったと思える“人情の…
年末に報じられた「ブレード・ランナー」で未来の世界を描いたデザイナーのシド・ミードの死去というニュース。この作品をいまだ観ていない。さらに「ブレードランナー 2049」(2017)がよく分からなかったので、年始、リドリー・スコット監督自らが再編集し…
ベトナム戦争の実態を描いたオリヴァー・ストーン作品。第59回アカデミー賞(1987)作品・監督・録音・編集賞の4部門受賞作。 南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)のゲリラ戦に挑む米軍の戦い方を浮き彫りにするように、プラトーンという戦闘最小単位部隊(3…
新年あけましておめでとうございます。 石井ふく子さんプロデュースによる、篤姫以来のあおいさん、瑛太さん、松坂慶子さん共演作です。令和2年初頭に、あおいさん出演ドラマが楽しめるとは・・・!脚本はドラマ「大好き!五つ子」の浪江裕史さん、演出は映…