映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「NOPE/ノープ」(2022)難しいことを考えないで、最高傑作のUFO映画を楽しむ!

アメリカの田舎で牧場を営む兄妹が、父の死に関わる謎の飛行物体の正体を探す中で、次々と不可解な現象に巻き込まれていく恐怖の顛末をミステリアスかつスリリングに描き出すSFスリラー。 「ゲット・アウト」(2017)「アス」(2019)のョーダン・ピール監…

「子供はわかってあげない」(2021)タイトルが?で心配したが、爆笑もので、乙女の“ひと夏”の青春物語、夏に観るべき作品だった!

「戦争?原爆?」と予備知識なしで、タイトルで観ることにしました。(笑) 監督が沖田さん、どんな物語なるのかと興味がありました。なんと爆笑もので、乙女の“ひと夏”の成長物語、夏に観るべき作品と感動しました! 監督:「横道世之介」の沖田修一、原作:…

「となりのトトロ」(1988)家族って!ご近所って!田舎って!いいな!!

金ローで「となりのトトロ」2年ぶり18回目の放送。「こんなに話題になるアニメ「トトロって何だ!」と恥かしながら、初めて観ました。(笑) とてつもない感動ものでした。 サツキとメイの姉妹と森に住む不思議な生き物・トトロの交流を描く物語。 「天空の…

「天空の城ラピュタ」(1986)監督の飛行機好きとアクションで、冒険に辛抱強く挑めと!

宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」(1984)につぐ作品で、スタジオジブリ制作映画の第1作品目とのこと。 「金曜ロードSHOW!」で放映されたもの。18回目の放映でありながら視聴率は12.6%という高い値。世代を引ついで観られる作品。ところがまだ観ていない!…

「ハウ」(2022)天才犬、弱者救済に走る!

「犬とはなにか?」。犬の映画ならこの監督という犬童一心さんの作品。というわけで観てまいりました。 作品の主人公は1歳のゴールデンドゥードルの保護犬ハウ。こいつが天才的な演技をするんです。(笑)だから物語にリアリティがあるの?と疑念が出てくるか…

「ヒトラー 最期の12日間」(2004)この狂気に我々は関係ないのか?

終戦記念日に観ようと取り貯めていたもの。NHKBSで放送されたものです。 1945年4月のベルリン市街戦を背景に、ドイツ第三帝国総統アドルフ・ヒトラーの総統地下壕における最期の日々を描くというもの。狂気のヒトラーを核に周囲の国防軍軍人や親衛(SS)隊員…

「長崎の郵便配達」(2021)タウンゼンド大佐を知るものには、何十倍にも増幅される反戦の願い!

私は“タウンゼンド大佐”と聞けばピンとくる世代の人間です。(笑)という訳で、この作品はことのほか心打たれました! 1950年代の話、タウンゼンド大佐は第2次大戦中、英空軍のパイロットとして英雄的な活躍をし、退官後はイギリス国王の侍従武官となり、エリ…

「クーリエ 最高機密の運び屋」(2020)キューバ危機を救ったのはケネディ?

クーリエとは運び屋のこと。1962年のキューバ危機ではケネディ大統領の強いメッセージでソ連のキューバへの核ミサイル配置は阻止されたが、その裏にはソ連の情報員の情報を運んだ男がいた。この男の物語です。 NHKBS世界のドキユメンタリー(「“核”の内幕 第3…

「メインストリーム」(2021)“いいね”は猛毒!

人気YouTuberへと駆け上がろうとする若者たちの野心と狂気を描くという今時の作品、アンドリュー・ガーフィールドが主演を務めている作品ということで、WOWOWで観ました。 監督:ジア・コッポラ、脚本:トム・スチュアート ジア・コッポラ、撮影:オータム・…

「神々の山嶺(いただき)」(2021)何故山に登るかに答えが見つかるか?

夢枕獏さんの小説を谷口ジローさんが漫画化した山岳コミックの傑作「神々の山嶺」を、フランスでアニメーション映画化された作品。すでに日本では「エヴェレスト 神々の山嶺」(2016)として実写化されています。 フランスでは大ヒットを記録し、同国のアカ…

「トラ・トラ・トラ!」(1970)ハワイ奇襲攻撃の謎、もうこんな戦闘シーンは描けない!

間もなく終戦記念日。何かこれに関わる作品ということで、本作を選びDVDで鑑賞しました。日米のスタッフ・キャストによる共同作品。 「トラ・トラ・トラ!」とは1941年12月8日の大日本帝国海軍による真珠湾攻撃時、空母から発信した攻撃機隊が米国に気付かれ…

「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」(2022)動く恐竜の面白さ!新たなる支配者は?

1993年に公開された「ジュラシックパーク」が「ジュラシックワールド」へと展開した“ジュラシックシリーズ”が本作で完結するという、それも「新たなる支配者」というテーマで完結。とても楽しみにしていました! 公開当日、第1回目の吹替版で観ましたが、こ…