映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「モーリタニアン 黒塗りの記録」(2021)9.11事件の容疑者に対する米国の陰謀とこれを吹っ飛ばすモーリタニ人の宗教心!

2001年の11.9事件のテロ実行犯のリクルーターとして逮捕されグアンタナモ収容所(キューバ)に拘置されたモーリタニア人の青年・モハメドゥ・ウルド・スラヒ。米政府が最初に処刑しようとしたが、人権弁護士ナンシー・ホランダーによって救出されたという実…

韓国映画「ビースト」(2019)競争心のあまり、不信や怒りで正義を踏み外す“人が持つ業”を問う!

猟奇殺人事件に運命を狂わされた2人の刑事を描いたノワールスリラー。ノワールスリラーと言われても、なんのことだか分からないですが、“韓国映画は面白い!”ということでWOWOWにて鑑賞。(笑) フランス映画「あるいは裏切りという名の犬」(2004)を「さまよ…

「犬も食わねどチャーリーは笑う」(2022)夫婦とは“うなぎ“のようなもの!なるほど!(笑)

今週の新作選び、ちょっと迷いました。ということで、結果が出てるようなタイトルですが、香取慎吾さんと岸井ゆきのさん主演の本作に決定。劇場は女性のみなさんで埋まっていました。(笑) 監督・脚本:市井昌秀、撮影:伊集守忠、編集:木谷瑞、音楽:安部勇…

「サマーフィルムにのって」(2021)好きだと、斬って!斬って!斬りまくる1分間。これぞ未来に残る青春映画!

元「乃木坂46」の伊藤万理華さんが主演を務め、時代劇オタクの女子高生が映画制作に挑む姿を、SF要素を織り交ぜながら描いた青春ストーリー。元「乃木坂46」の伊藤万理華さんと聞いてもぴんと来ない年齢なんです(笑)しかし、「桐島、部活やめるってよ」(201…

「ヘルドッグス」(2022)闇落ちした男たちのブロマンス、その結末が切ない!これぞ新フィルム・ノワール!

岡田准一さんが「関ヶ原」「燃えよ剣」に続き原田眞人監督と3度目のタッグを組んだクライムアクション。 原作は深町秋生さんの小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」、未読です。原作はかなり変更されているようです。原田監督は自分の主張を作品に乗せる人だか…

「LOVE LIFE」(2022)人生の孤独の中で妙子が見出した絶妙な愛と人生を「LOVE LIFE」の楽曲で味わう!

「淵に立つ」(2016)「よこがお」(2019)の深田晃司監督作品。矢野顕子さんのアルバム「LOVE LIFE」(1991)に収録された同名楽曲をモチーフに、「愛」と「人生」に向き合う夫婦の物語を描いたという。 つい先ほどのベネチア国際映画祭(2022)コンペティ…

「耳をすませば」(1995)

清野菜名&松坂桃李「耳をすませば」公開に合わせての放送。今回が12回目だったとのこと。監督は宮崎駿さんと思っていましたので違うと知ってびっくりするほどの、予備知識なしでの「金ロー」鑑賞でした。(笑) 原作は1989年に柊あおいさんの少女マンガ雑誌「…

「グッバイ・クルエル・ワールド」(2022)搾取者と、被搾取者の闘い!数にも数えられない若者の悲哀を見た!

社会の歪を描く監督作品を期待しての鑑賞。どこか観たぞ!聞いたぞ!という話や映像が出てきますが、話が進むにつれて大森監督の「世相を斬る!」語録が並び、ラストシーンで「あなたの感想は」と聞いてくる。ハチャカメッチャかの作品ですが、痛快だった(笑…

「キングメーカー 大統領を作った男」(2021)理念か、政権か!ソル・ギョングとイ・ソンギュンの演技に酔う!

第15代韓国大統領・金大中と彼の選挙参謀だった厳昌録を題材にした選挙戦物語。当地では今が初公開、小さな劇場でしたがほぼ満席でした。 韓国の政治情勢に疎いですが、「KCIA 南山の部長たち」(2019)を観ていて、これは助かりました。田中角栄と早坂茂三…

「ブレット・トレイン」(2022)ウエスタン風「マリアピートル」だが、デビッド・リーチらしくとても面白い!

原作は伊坂幸太郎さんの大べストセラー小説「マリアピートル」。公開に先立ちNHK「ニュースウオッチ9」で本作主演のブラッド・ピットが「日本のコンテンツのさらなる可能性がある」と語っているのを聞いて興味を持ち、鑑賞することにしました。 https://www…

「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(2021)Venom: Let There Be Carnage

マーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いたトム・ハーディ主演作「ヴェノム」の続編。「ヴェノムのルックスがちょっと」ということで避けていましたが、このシリーズもマルチバースの世界に繋がっていくとなると観ないわけにはいかない。と…