映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「ワース 命の値段」(2019)命の値段は誰が決める、国が依頼した弁護士?

マイケル・キートン主演で、アメリカ同時多発テロ被害者の補償金分配を束ねた弁護士の実話を映画化した社会派ドラマ。 タイトル名で観ることにしました。 監督:サラ・コランジェロ、脚本:マックス・ボレンスタイン、撮影:ペペ・アビラ・デル・ピノ、編…

「アラビアンナイト三千年の願い」(2022)神話は科学にとって代わられると信じる女性に愛を説く恋物語だったとは驚き!

「~怒りのデスロード」のジョージ・ミラー監督とそのスタッフと「ドクター・ストレンジ」のティルダ・スウィントン、「ワイルド・スピード」のイドリス・エルバ出演で描く作品。アラビアンナイトの世界がどう描かれるか、メッセージはと楽しみにしていまし…

「別れる決心」(2022)道ならぬ恋に、 韓国風味一杯な、愛の本質を見た!

ひとりの刑事の男と容疑者となった女のロマンティックなサスペンス作品。今週は、映画「ボーンズ アンド オール」に引き続いて本作、「愛の物語」に挑戦です。監督はパク・チャヌクさん。ある意味、ふたつの作品は似ています。いずれの監督もそれぞれの作品…

「ボーンズ アンド オール」(2022)人食いという強烈な嫌悪イメージが崩れ、愛の深淵を見た!

人を食べてしまう衝動を抑えられない18歳と、同じ秘密を抱える青年(ティモシー・シャラメ)とも恋の行方を描く恋愛ホラー&ロードムービー作品。 人を喰うティモシー・シャラメ。いろいろな作品を観たがこれはないと、この作品を観ることにしました。第79回…

「崖上のスパイ」雪世界での美しいアクションスパイ劇、悲しい結末が希望に繋がる大局感を味わった。

2022年度製作作品。中国の巨匠チャン・イーモウが、1930年代の満州を舞台に描いたスパイサスペンス。監督名で観ることにしました。といっても高倉健出演「単騎、千里を走る」(2005)の監督であったことぐらいしか知りませんでした。本作も高倉健さんの香り…

「バビロン」(2022)圧巻の映像美と音楽を堪能しましたが、よく分からなかった。(笑)

1920年代のハリウッド黄金時代を舞台に撮り上げたドラマ。監督が「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華キャストの出演ということで観ることにしました。 今年のアカデミー賞に3部門、作曲賞、美術賞、衣装…

「チェルノブイリ1986」(2022)真実のほどは分からないが、見えない放射線と隠れた体制に恐怖を感じる!

2020年度製作作品。2022年5月に公開されたロシア製作作品。原発事故、さらにウクライナ戦争関連ということでWOWOWにて鑑賞。 監督:ダニーラ・コズロフスキー、脚本:アレクセイ・カザコフ エレナ・イワノワ。監督は主演兼務です。 出演者:ダニーラ・コズロ…

「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」面食らった!さっぱり分からなかったが、凄かった!

本作は4月より放送がスタートするテレビアニメ第3期「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」を盛り上げるための企画。 激闘を繰り広げたアクションシーンと心を揺さぶる物語が話題となったアニメ第2期「遊郭編」の第10話、第11話と、新エピソードで世界初公開となるアニメ…

「ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえり お母さん」(2022)まだまだ人生の大きな仕事が残っている!

2022年度作品。ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします」(2018)の続編。ここでは95歳の夫が87歳のアルツハイマー型認知症の妻を老々介護する実態が感動的に描かれていました。 自分がどう歳をとるか、また連れ合いの介護をどうするかと…

「イニシェリン島の精霊」言い争いの連鎖がとんでもない結末に、人間の悲しい業が浮き上がっていた!

「スリー・ビルボード」のマーティン・マクドナー監督作ということで鑑賞。第79回ヴェネチア国際映画祭の脚本賞と男優賞受賞作品です。 監督:マーティン・マクドナー、撮影:ベン・デイビス、美術:マーク・ティルデスリー、衣装:イマー・ニー・バルドウニ…