映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

#映画レビュー

「轢き逃げ 最高の最悪な日」(2019)

NHK「ごごナマ」(5月13日)に檀ふみさんが出演。「この作品でのセリフが好き」を耳にして、観ることにしました。監督・脚本は長編第2作目という水谷豊さん。 一つの轢き逃げ事件を巡る、現場から逃走した加害者の葛藤・恐怖と突然最愛の娘を奪われた被害者…

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(2018)

題名に、「何だ!これは?」と興味を持ちWOWOWで観ました。冒頭でバツイチの夫が「前妻と結婚3年目で別れたため、妻とは3年たったら結婚生活を続けるかどうか確認するという約束を交わしている」とつぶやくところから始まる。 監督は李闘士男さん。出演者は…

「記者たち 衝撃と畏怖の真実」(2018)

イラク戦争の大義名分となった大量破壊兵器の存在が政府の大嘘であったという言う話は「バイス」(2018)で副大統領チェイニーの視点から描かれましたが、これとは別のメデイアからの視点で合わせ観るのがいいと言われていて、やっと観ることができました。 …

「愛がなんだ」(2019)

原作は角田光代さんの同名小説。話題の岸井ゆきのさん出演作品。これで観ることにしました。( ^)o(^ ) 監督は「正解のない恋の形」を模索し続けてきたという今泉力哉さん。初めてお目にかかります。すばらしい作品でした。 アラサー5人の男女の片思いを描い…

「バースデー・ワンダーランド」(2019)

原恵一監督作品で、監督作品におなじみの方々の声の出演。これで観ることに決めました。( ^)o(^ ) ラスト近くでの吹き上がる水に、この作品の言わんとすることが“分かった”と声を上げたくなるような気持ちのよい作品です。皆さんにぜひ味わって欲しい。少し…

「ルパン三世ルパンVS複製人間」(1978?)

モンキー・パンチさん追悼の「金曜ロードSHOW!」。モンキー・パンチさん原作のアニメ「ルパン三世」の劇場版第一作、永遠の命を与えるという「賢者の石」を巡るクローン人間マモーと怪盗ルパンの戦い。 この時代、とてもアニメを楽しめるような環境でなく、…

「キングダム」(2019)

中国の春秋戦国時代を舞台(BC250)に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・エイ政(後の始皇帝)の物語。 2006年より「週刊ジャンプ」に掲載されている同名コミックで、現在までに単行本54巻まで刊行されており、映…

「50回目のファーストキス」(2018)

WOWOWで観ました。これは劇場で観るべきでした! ハワイの風景、50回のキスシーン?が美しかった。そして抜群の脚本の良さ。笑って、泣かされました。 アダム・サンドラー&ドリュー・バリモア主演による2004年作品のリメイクだそうで、主人公の男性の仕事が…

「風立ちぬ」(2013)

宮崎駿監督の平成最後の長編作品。ゼロ戦の設計技師、堀越二郎をモデルに、大空への憧れや友情、夫婦愛などを描いた作品だという。かっての先生の講義を思い出しながら「金曜ロードSHOW!」を観ました! 物語は、 夢の中で二郎は、イタリアの設計士カプロー…

「岬の兄妹」(2019)

300人収容の劇場で観ました。大きな作品になりましたね。きっと片山慎三監督も驚いているでしょう。ラストシーンでは、大きな糞をぶつけられた感じでした。(笑) 障がいをもつ兄妹の生きる姿を、これほどにリアルに描いた作品をしりません。とまどっています…

「ケティ家の身代金」(2017)

1973年に起こったアメリカの大富豪ジャン・ポール・ケティの孫が誘拐された実話。監督がリドリー・スコットで、ミシェル・ウィリアムズ主演作。 石油王として巨大な富を手に入れた実業家ジャン・ポール・ケティ(クリストファー・プラマー)の17歳の孫ポール…

「麻雀放浪記2020」(2019)

原作が阿佐田哲也さんの名作麻雀小説。監督:「孤狼の血」の白石和彌さん、そして斎藤工さんが主演、観るには十分すぎる要件でした。 「孤狼の血」(2918)というより、「止められるか、俺たちを」(2018)の監督さんが、作りたいから作ったという作品でした…

「バイス」(2018)

9・11後のアメリカをイラク戦争へと導いたとされるディック・チェイニーを描いた社会派エンタテインメントドラマ。本年度アカデミー賞8部門にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した作品。 小泉元首相が当時「私に聞いても分からん」と…

「教誨師」(2018)

大杉漣さんの遺作、WOWOWで観ました。 どのシーンも自然で、作った演技はひとつもない。優しい大杉さん、苦しむ大杉さん、すこし怒った、不器用な大杉さん。どの大杉さんも素顔の大杉さんで涙が出ました。 本作は2018年2月に急逝された大杉漣さん最後の主演…

「ダンボ」(2019)

子供の春休みの目玉作品だろうということで出掛けました。物語はシンプルでとても美しい映像。ダンボは可愛くて魅力的。きっと子供たちには想像することの楽しさ、動物を大切に思う心、そして家族を大切にすることを学ぶでしょう。 大人目線でも、1919年当時…

「ブラック・クランズマン」(2018)

今年度アカデミー賞作品賞他6部門にノミネートされ、見事脚色賞を受賞した作品。「グリーンブック」が作品賞を獲得後、スパイク・リー監督が退室しようとして一悶着あったという作品。楽しみにしておりました。 1979年のコロラドスプリングスを舞台に、街で…

「名探偵コナン 世紀末の魔術師」(1999)

「金曜ロードSHOW!」で観ました。青山剛昌さん原作のアニメ「名探偵コナン」の劇場版シリーズ3作目となる「世紀末の魔術師」。初めての視聴で、優れたストーリー性に圧倒されました。 前半は 大阪、中盤は豪華客船、後半は横須賀にある古城を舞台に、ロシア…

「君は月夜に光り輝く」(2019)

監督・脚本が月川翔さんということで、「これは見逃せない」と出かけました。(笑) 難病ものと言われる泣きの青春恋愛物語と思いきや、「人生は長さではない、どう生きたかだ!」ということを教えてくれる人生哲学的な作品でした。 ヒロインの「生きたくてし…

「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」 (2017)

WOWOWシネマで視聴。第2次世界大戦時ユダヤ人をナチスから救った作品は数多くあるようですが、動物園を取り扱ったものはない。ということで観ることにしました! 第2次世界大戦下のポーランドを舞台に、ナチスドイツに迫害されるユダヤ人たちを、経営する動…

「スパイダーマン:スパイダーバース」(2018)吹替版

第91回アカデミー賞、長編アニメーション賞受賞作。これまで観たことのない躍動的で美しい映像と音楽、次から次へと上がる花火を楽しむ感覚でした。 初代スーパーマン:ピーター・パーカー亡き後の世界を舞台に、2代目スーパーマンとなった少年マイルス・モ…

「blank13」 (2017)

斎藤工さんの長編映画初監督作品。これに今人気の高橋一生・リリー・フランキー・松岡茉優さんが出演と言う豪華版です。にもかかわらず見逃していて、WOWOWで観賞です。 原作者は、はしもとこうじさんの実体験に基づくストーリー。 工さんの溌溂とした若さが…

「ROMA ローマ」(2018)

第91回アカデミー賞で、最多10部門にノミネートされ、監督・撮影・外国語映画賞の3部門の受賞作。日本ではNetflix配信のみでしたが劇場公開となり、さっそく足を運びました。 監督は「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン。政治的混乱に揺れる1970…

「運び屋」(2018)

映画界のレジエンド、クリント・イーストウッドがアメリカ犯罪史上最高齢の運び屋に扮し、監督・主演した大注目の話題作。公開初日に足を運びました。 年相応に今しか描けない枯れた作品でドラマとしてとても面白いですが、老いたから言えるイーストウッドか…

「ワンダーウーマン」(2017)

「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で初登場したDCコミックスの女性ヒーロー:ダイアナ・プリンスが、いかにして最強の女性戦士ワンダーウーマンとなったかという誕生秘話。次作が2019年12月に公開予定されています。見落としていましたので…

「グリーンブック」(2018)

第91回アカデミー賞の5部門ノミネートされ、作品、脚本、助演男優賞を受賞した作品。さっそく観賞、受賞にふさわしい作品でした。 監督は「メリーに首ったけ」「愛しのローズマリー」のピーター・ファレリー。出演は「イースタン・プロミス」のビゴ・モーテ…

「犬が島」(2018)字幕版

第91回アカデミー賞アニメ映画賞部門にノミネートされた作品。「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェス・アンダーソン監督が日本を舞台に、「犬インフルエンザ」の蔓延によって離島に隔離された愛犬を探す少年と犬たちが繰り広げる冒険を描いたストップモ…

「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(2012)

「グリーンブック」を観る前にとWOWOWで観賞です。エマ・ストーン主演作です。今回のアカデミー助演女優賞は残念でした! 1960年代の米ミシシッピを舞台に、白人女性と黒人家政婦たちの友情が旧態依然とした街を変革していく様子を描いたベストセラー小説の…

「サムライマラソン」(2019)

小松菜奈さん目当てで観ることにしました。監督、スタッフの方が外国のひとでどう描かれるかなと思っていました。 小松さんには、これまでにない描かれ方でとてもよかったですが、作品全般については、何を描きたいのかよくわからなかったです。 土橋章宏さ…

「IT イット“それ”が見えたら、終わり」(2017)

原作はホラー小説界の大御所スティーブン・キングの代表作。前編が幼少時代の回想、後編は大人パートで構成されているとのこと。本作は前編「子供編」、未読です。 後編は今年10月に米国で公開されます。後編公開前にと、WOWOWで観ることにしました。 静かな…

「翔んで埼玉」(2019)

二階堂さんの出演作ということで、他作品を置いて真っ先に駆けつけました! この役は彼女以外の女優さんでは無理だと思いました。(笑) 原作は魔夜峰央さんの「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」。未読です。監督は「テルマエ・ロマエ」の武内英樹さん…