映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

#映画レビュー

「女王陛下のお気に入り」(2018)

第91回アカデミー賞(2019)の9部門にノミネートされている作品です。 監督はヨルゴス・ランテイモス。とても人気のある監督のようですが、始めてお目にかかります。 主演はオリヴィア・コールマン。共演にエマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、ニコラス・ホ…

「夜の浜辺でひとり」(2017)

WOWOW企画、「ベルリン国際映画祭を沸かせた秀作特集」ということで、ほとんど韓国映画を観ませんが、観ることにしました。 キム・ミニが第67回(2017)ベルリン国際映画祭で、韓国人女優として初めて金熊賞に輝いた作品です。 監督はホン・サンス監督。鑑賞…

「フォルトゥナの瞳」(2019)

監督があの三木孝浩さんです。優先して観ることにしました。( ^)o(^ ) 原作が百田直樹さんの原作小説。未読です。すこし危ないと思っていました。 結果は、監督の作風に、百田さんの思想がよく表われた作品でした。(笑) 予告編に「ふたりの運命の結末は秘密…

「ファーストマン」(2019)

「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督&主演ライアン・ゴズリングのコンビが再びタッグを組み、人類で初めて月面に足跡を残した宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を描いたドラマ。これはもう見逃せないと出かけました。( ^)o(^ ) 脚本は「…

2019劇場観賞映画

〇0609「アラジン」(2019) 〇0607「町田くんの世界」(2019) 〇0602「長いお別れ」(2019) 〇0531「さよならくちびる」(2019) 〇0531「ゴジラ キング・オブ・モンスター」(2019) 〇0524「ちいさな独裁者」(2018) 〇0516「空母いぶき」(2019) 〇0…

「アクアマン」(2018)

“アクアマン”としての「初の単独主演作」となるアクション・アドベンチャー。あまりこの種の作品を観ないのですが、「初の単独主演作」とニコール・キッドマン見たさに駆けつけました。( ^)o(^ ) とても面白かった。作品の世界感から、今後ブラックパンサー…

「否定と肯定」(2017)

ユダヤ人のホロコーストがなかったという説(否定)に驚きました。膨大な証言、証拠物件があるだろうからそんな馬鹿な説などまかり通るはずがないと観ることに。しかし、学者の説となるともっともらしく聞こえ、これを崩すことの難しさを知りました。 原題は…

「オー・ルーシー!」(2018)

第70回カンヌ国際映画祭(2017) 評論家批判週刊出品作。寺島しのぶさん主演作ということで期待していましたが、見逃しWOWOWでの観賞となりました。 監督・脚本は平柳敦子さん。2014年に製作した同名短編映画をもとに新たな物語を書き加えて長編化したもの。…

「メリー・ポピンズ リターンズ」(2019)

第91回アカデミー賞(2019)で、作曲賞・歌曲賞・美術賞・衣装デザイン賞の4部門にノミテイトされ、メリル・ストリーブ出演ということで観ることにしました。実は、前作(1964)は未観賞です。 前作から25年後の大恐慌時代のロンドンを舞台に、3人の子ども…

「七つの会議」(2019)

原作が企業もので定評のある池井戸潤さんの同名小説、監督が池井戸潤原作ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」を手掛けた福澤克雄さん。ということで楽しみにしていました。原作は未読です。 「結果が全て」の中堅メーカーを舞台に、ひとつのパワハラ騒動を巡…

映画「めんたいぴりり」(2019)

ブロ友さんに教えていただき、“うまか”博多辛子明太子の歴史を知りたくて観ることにしました。 博多辛子明太子を日本で初めて製造、販売した「ふくや」の創業者・川原俊夫さんをモデルに同名テレビドラマ(2013)の映画版。 戦後大陸から引き上げ、昭和30年…

「北の桜守」(2018)

日本アカデミー賞(2019)で最多12部門にノミネートされている作品。見逃しておりWOWOWで観ることにしました。 吉永小百合さんの120作目となる映画出演作で、「北の零年」「北のカナリアたち」に続く「北の三部作」の最終章に位置付けられるヒューマンドラマ…

「十二人の死にたい子どもたち」(2019)

原作が冲方丁さんの同名小説、監督は堤幸彦さん、そして杉咲花さん出演ということで観ることにしました。原作は未読です。( ^)o(^ ) タイトルは不気味ですが、とてもミステリアスな物語で楽しめ、暗くなることなく、むしろラストシーンは清々しい気分にして…

「チワワちゃん」(2019)

原作が「ヘルタースケルター」(2007)「リバーズ・エッジ」(2018)の岡崎京子さんの同名短編。原作は未読で、「チワワちゃん」というタイトルに迷いがありましたが、岡崎さんの原作、主演が門脇麦さんに惹かれ観ることにしました。 監督・脚本は新進気鋭の…

「マスカレード・ホテル」(2019)

原作は東野圭吾さんで、「ガリレオ」シリーズの湯川学、「新参者」シリーズの加賀恭一郎に続く新ヒーロともいえる刑事・新田浩介の活躍が描かれる新シリーズ作品。 これは見逃せないと期待していました。原作は未読です。それだけに難解で、ラストで「あっ」…

「シュガー・ラッシュ オンライン」(2018)

観る予定はなかったのですが、「アナと雪の女王2」の制作発表があり、本作にアナとエルサが出演していると聞き、見落とせないと観ることにしました。( ^)o(^ ) アナとエルサのキャラがこの作品の主人公ヴァネロペの生き方に大きな影響を与えていると満足しま…

「ぼけますから、よろしくお願いします」(2018)

認知症の87歳の母と耳の遠くなった95歳の父の生活を3年にわたり描いたドキュメンタリー。 老々介護の実態を学ばせていただこうと観ることにしました。とても辛いシーンもあり介護の厳しさを目のあたりにしましたが、ポスターのご両親の笑顔のように、どこか…

「二十六夜待ち」(2017)

WOWOWシネマ「真冬のエロテイック・ナイト」寒~い夜を熱くする官能映画セレクションの一本。R-15指定です。 井浦新さん狙いで観ることにしました。誤解がないように!(笑) “いけない”男が、ある女性と出会って“いける”ようになるというはなし。官能映画です…

「祈りの幕が下りる時」(2018)

とても人気のある作品。見落としており、WOWOWで観ることになりました。 原作は東野圭吾さんによる「新参者」シリーズの完結編。「麒麟の翼」を除き、シリーズものを観ておりません。 監督は「半沢直樹」「下町ロケット」など数多くのヒットドラマを手がけた…

「鈴木家の嘘」(2018)

とても評判のよい作品、やっと観ることができました。評判通りのすばらしい作品、2018年度邦画のTOPクラスです。(^)o(^ ) 「第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門」(2018)に出品され、同部門の作品賞を受賞しています。 テーマは、家族とは何かで…

「アナと雪の女王」(2014)吹替版

テレ朝で鑑賞。ウォルト・ディズニーの3Dコンピュータアニメーション。王家姉妹の絆と愛を描いた物語で、ミュージカル仕立てになっています。 “レリゴー”旋風という言葉を残した作品。どんな話だったかと見直しました。 そこにはしっかりしたテーマのある作…

「SING/シング」 (2016) 字幕版

WOWOWシネマで、作品情報を持たずに鑑賞。イルミネーション・スタジオによる3Dアニメを観るのは初めて。歌うキャラクターのパフォーマンスに圧倒されました! 動物たちのキャラクターはしっかりしており、ひとつひとつのシーンはいろいろ仕掛けありリアル感…

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(2018)

奇妙なタイトルと予告編での大泉さんの“つんでれ”演技に誘われて観ることにしました。「こんな夜中にバナナか」、これがちっとも奇妙でなくなるという作品でした。( ^)o(^ ) 原作は渡辺一史さんの著書「こんな夜更けにバナナかよ筋ジス・鹿野靖明とボランテ…

「私は、マリア・カラス」(2017) MARIA BY CALLAS

「私の人生は歌のなかに綴られている」という言葉を残して亡くなった彼女の人生。 世紀の歌姫マリア・カラスの実像に迫るドキュメンタリー。オペラの知識もなく、彼女の人生に興味をもち観ることにしました。 監督は、これが長編デビューとなるトム・ヴォル…

「希望のかなた」(2017)

世界を変えることは出来ないが、人々の心は変えられる WOWOW「世界の秀作特集」で視聴。監督は「ル・アーヴルの靴みがき」のアキ・カウリスマキ。2017年・第67回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞作です。 生き別れた妹を捜すシリア人青年がレスト…

「アリー/ スター誕生」(2018)

ただのスター誕生物語ではなかったです! ブラッドリー・クーパーが、クリント・イーストウッドから企画を引き継ぎ監督デビュー、自ら主演し製作と脚本も手がけ、レディー・ガガの映画初主演作です。これだけで観る理由は十分でした。(^)o(^ ) 何度も映画化…

「ホーム・アローン」(1991)サンタさん、家族を返してください。

クリスマスにかかわる人気作品。クリスマス休暇、慌て者の家族たちに置き去りにされた8歳の少年ケビンが、2人組の強盗から家を守るためにアイディアを駆使して戦うというとてもシンプルなストーリー。監督は「ハリー・ポッターシリーズ」のクリス・コロンバ…

「恋のしずく」(2018)

大杉連さんの遺作、川栄李奈ちゃんの初主演作として日本三大酒処の一つ東広島市・西条を舞台にした物語。特に西条の町には思い出があり、観ることにしました。鑑賞後、監督のスピーチがありました。 題名がエロっぽい。(笑) 監督曰く、「この道がエロスに繋…

「来る」(2018)

中島哲也監督作品に、 岡田准一・黒木華・小松菜奈・ 松たか子・妻夫木聡・ 柴田理恵・青木崇高さんらの豪華出演、これは観ないわけにはいきません。(^)o(^ ) 原作は「第22回日本ホラー大賞」(2015)で大賞に輝いた澤村伊智さんの小説「ぼぎわんが、来る」…

「斬、」(2018)

「野火」(2015)の塚本晋也監督作品に池松壮亮さん、蒼井優さんが出演、かつ、時代劇だという。どんな池松さん、蒼井さんが観れるかと駆けつけました。 テーマをチャンバラで見せるという野心作、これに応えるおふたりの演技がすばらしかったです。 このほ…