映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

劇場鑑賞映画(2019)

「風をつかまえた少年」(2018)教育が生き方を変える!

大変評判がよく、NHKの「あさイチ」で取り上げられた作品。やっと観ることができました。タイトル通りの主人公の感動的な物語でしたが、そのバックグランドである貧困国“マラウイ”(6位)の因習をぶち破った教育のすばらしさに感動しました。 冒頭で描か…

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019)

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演、“シャロン・テート殺人事件”を背景とした物語だということで、駆けつけました。とても著名なクエンティン・タランティーノ監督なんですが、あまり作品は観ていない。 感想は、とてもうまい画つくりと音…

「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」(2019) 

残暑を吹き飛ばそうと、先週の「ダンスウイズミイ」に乗れなかったのを取り戻そうと本作観賞に挑戦。大いに笑わされ、「愛は受けるより与えること」というブレないストーリー展開に大満足でした。( ^)o(^ )本作、一大ブームを巻き起こした田中圭さん主演の大…

「ダンスウィズミー」(2019) 催眠術で歌い踊ればミュージカル!

矢口史靖監督作品ということで、この暑さ笑って過ごそうとミュージカルには疎いですが、「この映画を観たら、あなたも歌いたくなる、踊りたくなる」のキャッチコピィーに“賭けて”出かけました。結果は、監督の仕掛けた催眠術にはまれず踊る気持ちにはなれな…

「ライオン・キング」(2019)吹替版

アニメ、ミュージカルで絶大な人気を誇る作品。実は未観賞で、この機会にと出掛けました。全てがコンピューターで作られているというバーチャル映画、その美しさに驚きました。アニメも実写も超えた「超実写映像」映画ということには頷けます(予告編)。必…

「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」(2019)

山崎貴監督の描くVFX映像が観たくて、これまでず~と作品を追っています。今回も、全く「ドラゴンクエスト」で遊んだこともなく、ストーリーも知らずに観ました。全くの「ドラゴンクエスト」の門外漢の感想です。( ^)o(^ ) 「ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁」…

「アルキメデスの大戦」(2019)

“戦艦大和好き”で観に行きました。(笑) 「大和」がノタウチまわり沈んでいくシュミレーション映像、初めて観ました。よく描けていると思う反面、何故僚艦がいない、対空火器がほとんどなく敵に思うがままに撃たれ、船体を横転させさらに船首を突き上げて沈む…

「天気の子(再)」(2019))美しい勇気のある恋物語だが、あと味がよくない!

「すずめの戸締り」がいよいよ公開です。前作を見直してみました。 「君の名は。」から3年目の作品。前作の大ヒット作のあとだけに、大きなプレッシャーの中での作品つくり、想像を絶する苦しみがあったのではないかと推察します。 天候の調和が狂っていく時…

「主戦場」(2019)

キャッチコピー、「ようこそ、『慰安婦問題』論争の渦中(バトルグラウンド)へ」「ひっくり返るのは歴史か それともあなたの常識か」に惹かれ、観ることにしました。120名程の劇場でしたが、ほぼ満席。衝撃を受けました。( ^)o(^ ) 監督・脚本・編集・ナレ…

「凪待ち」(2019)

白石和彌監督作品ということで楽しみにしていて、やっと観ることができました。「ギャンブルで堕ちるところまで堕ちて、再生されてくるはなし」、白石監督でなければ描けない男の話は大好きです。この男が、これまでに見たこともない汚れた、狂気の顔の香取…

「ベン・イズ・バック」(2019)

薬物依存症の更生施設から抜け出した息子と、彼を救おうとする母親の物語。ジュリア・ロバーツ主演ということで、タイトルの意味も考えず観ることにしました。あ母さんとしての圧倒的なジュリア・ロバーツのオーラとともに、薬物依存という問題を大きな視点…

「いちごの唄」(2019)

脚本岡田恵和、峯田和伸という名を見て、この作品と決めました。きっと岡田さんの泣けるセリフに出会えるぞ!峯田さんのあの風貌が好きで・・! 岡田さんのすばらしいセリフに泣かされましたが、峯田さんはラーメン屋のおやじさんという端役。なんだこりゃ!…

「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(2019)少しは大人になれたか!

トム・ホランドがスパイダーマンを演じたアクション・アドベンチャー「スパイダーマン:ホームカミング」に続くシリーズ第2弾。「アベンジャーズ/エンドゲーム」のその後の世界を舞台に、アイアンマンを師と仰ぎ、真のヒーローを目指して奮闘する高校生ピ…

「新聞記者」(2019)

「とんでもない作品が現れた」という話題の作品。観なければと駆けつけました。 原案は東京新聞記者・望月衣塑子さんの同名ベストラー小説。望月さんはモリカケ疑惑、辺野古移設問題など政権にとって不都合な事実について、官邸記者会見で鋭い質問をぶつける…

「ザ・ファブル」(2019)

岡田准一さん主演作、観なければならない義務があると駆けつけました。(笑) とても高評価でほっとしています。しかし、ちょっとこれには乗れない気分です。(笑)多分、ストーリーの浅さではないかと!。 裏社会で伝説と恐れられる殺し屋“ファブル”ことアキラ…

「旅のおわり世界のはじまり」(2019)

監督が「岸辺の旅」「散歩する侵略者」の黒沢清監督ということで観ることにしました。これまでの作品イメージとはずいぶん違うなという印象を受けました。 この作品はウズペキスタンと日本の国交25周年記念して作られた両国の合作映画。作るにあたっていくつ…

「アラジン」(2019)

どんな話だったかなと、吹替版でみました。ストーリー、映像、音楽いずれもとてもよかった。でもストーリーが一番じゃないかな、映像も凄い。音楽の良さを確認にもう一度観る予定です。この際、オープニングの映像を、監督の想いが詰まっているように思え、…

「町田くんの世界」(2019)

「夜空はいつでも最高密度の青色だ」の石井監督、初めての漫画原作作品。原作は安藤ゆきさんの同名コミック。早速でかけました。 監督の世界感は変わらないですが、今作はコミックらしくぶっとんだ作品になりましたね! ぶっとんだところに監督の狙いがある…

「長いお別れ」(2019)

原作は中島京子さんの同名小説。監督は「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太さん。商業長編2作目です。早速、劇場に足を運びました。 期待を裏切らない、すばらしい仕上がりでした。本年度5本の指に入ります。( ^)o(^ ) 認知症を患い、症状がゆっくりと進行…

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019)

日本が誇る怪獣・ゴジラをハリウッドがリメイクして公開された2014年の映画「GODZILLA ゴジラ」(2014)から5年後の世界を舞台に復活した神話時代のモスラ、ラドン、キングギドラらの怪獣とゴジラの闘い、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようと…

「さよならくちびる」(2019)

監督は「害虫」「どろろ」の塩田明彦さん。さらに、門脇麦さんは「ちわわちゃん」(2019)で、小松菜奈さんは「坂道のアポロン」(2018)で唄うと思っていたのに歌わなかったふたりが秦基博さんと“あいみょん”さん提供の楽曲を歌うという、これは観ないわけ…

「ちいさな独裁者」(2019)

予告編で面白そうだと観ることにしました。ところが、とても重い作品でした。 ドイツ敗戦まで1か月。偶然に軍服を拾った若き脱走兵が、ナチス将校の威光を手に入れ(なりすまし)、サデイステイックな暴君になったという実話にもとずくサスペンスドラマ。原…

「空母いぶき」(2019)

原作は「沈黙の艦隊」などで知られる“かわぐちかいじ”さんの同名コミック。どの作品も未読です。かわぐちさんがNKK「ニュースウォッチ9」(5月10日)で、この作品の意図を、「アメリカと中国の覇権主義みたいなものに対して、日本はどういう立ち位置でいたら…

「轢き逃げ 最高の最悪な日」(2019)

NHK「ごごナマ」(5月13日)に檀ふみさんが出演。「この作品でのセリフが好き」を耳にして、観ることにしました。監督・脚本は長編第2作目という水谷豊さん。 一つの轢き逃げ事件を巡る、現場から逃走した加害者の葛藤・恐怖と突然最愛の娘を奪われた被害者…

「記者たち 衝撃と畏怖の真実」(2018)

イラク戦争の大義名分となった大量破壊兵器の存在が政府の大嘘であったという言う話は「バイス」(2018)で副大統領チェイニーの視点から描かれましたが、これとは別のメデイアからの視点で合わせ観るのがいいと言われていて、やっと観ることができました。 …

「愛がなんだ」(2019)

原作は角田光代さんの同名小説。話題の岸井ゆきのさん出演作品。これで観ることにしました。( ^)o(^ ) 監督は「正解のない恋の形」を模索し続けてきたという今泉力哉さん。初めてお目にかかります。すばらしい作品でした。 アラサー5人の男女の片思いを描い…

「バースデー・ワンダーランド」(2019)

原恵一監督作品で、監督作品におなじみの方々の声の出演。これで観ることに決めました。( ^)o(^ ) ラスト近くでの吹き上がる水に、この作品の言わんとすることが“分かった”と声を上げたくなるような気持ちのよい作品です。皆さんにぜひ味わって欲しい。少し…

「キングダム」(2019)

中国の春秋戦国時代を舞台(BC250)に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・エイ政(後の始皇帝)の物語。 2006年より「週刊ジャンプ」に掲載されている同名コミックで、現在までに単行本54巻まで刊行されており、映…

「岬の兄妹」(2019)

300人収容の劇場で観ました。大きな作品になりましたね。きっと片山慎三監督も驚いているでしょう。ラストシーンでは、大きな糞をぶつけられた感じでした。(笑) 障がいをもつ兄妹の生きる姿を、これほどにリアルに描いた作品をしりません。とまどっています…

「麻雀放浪記2020」(2019)

原作が阿佐田哲也さんの名作麻雀小説。監督:「孤狼の血」の白石和彌さん、そして斎藤工さんが主演、観るには十分すぎる要件でした。 「孤狼の血」(2918)というより、「止められるか、俺たちを」(2018)の監督さんが、作りたいから作ったという作品でした…