映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

韓国映画「殺人の追憶」(2003)真犯人は刑事たちを翻弄し続けたポン・ジュノ監督!

1999年に「ほえる犬は噛まない」でデビューしたポン・ジョノ監督の2作目、韓国のみならず、世界的に評価の高い作品。WOWOWの「ポン・ジュノ監督特集」で観賞。 1986年から1991年にかけて大韓民国の京畿道華城周辺の農村地帯で10代から70代までの10名の…

「おらおらでひとりいぐも」(2020)孤独をどう克服するか?コロナ禍の今だからこそ観るべき作品!

75歳の桃子は、突然夫に先立たれ、ひとり孤独な日々を送ることに。しかし、毎日本を読みあさり46億年の歴史に関するノートを作るうちに、万事に対してその意味を探求するようになる。すると、彼女の“心の声=寂しさたち”が音楽に乗せて内から外へと沸き上が…

「STAND BY ME ドラえもん2」(2020)人の痛みが分かる人間!記憶に残る作品になりました!

人の痛みが分かる人間!記憶に残る作品になりました! 国民的アニメ「ドラえもん」ということで観賞。本作で2本目、一見さんです。本作は前作で描かれた「のび太の結婚前夜」の翌日である結婚式当日を舞台に、のび太としずかの結婚式を描くというもの。 ある…

「ばるぼら」(2020)手塚治虫が作り上げた理想の女性?

原作は手塚治虫さんが1970年代に発表した大人向け同名漫画。稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんのダブル主演作ということで観ることにしました 人気作家の美倉(稲垣吾郎)がフーテン娘の“ばるぼら”(二階堂ふみ)に出会い、やがて彼女なしでは小説を書くことがで…

「日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ」(2020)未来の日本に辿り着いた!

「映画アニメSF」と銘打っての作品。とても評判が悪い、何故?湯浅監督作品で、原作が小松左京さんなのに。特別料金というから安いのか思ったらその逆!(笑) Netflixで10回にわたって配信されたものを映画として監督自らが監修した作品です。Netflix版を観…

「さくら」(2020)家族の悩みを全て食べたサクラ、便秘は当たりまえ!

原作が西加奈子さんの同名小説、出演者が若手ホープの北村匠海・小松菜奈・吉沢亮さん出演ということで観ることにしました。原作は未読です! サクラと名づけられた一匹の犬と長谷川家の5人家族(長男、次男、長女)と、彼らそれぞれにとって大切な人たちと…

韓国映画「母なる証明」(2009)どんなことがあっても子供には幸せになってほしい!

92回アカデミー賞作「パラサイト 半地下の家族」に因んでのWOWOW「ポン・ジュノ監督特集」。「ほえる犬は噛まない」(2000)から8作品が紹介され、その1本が本作です。ポン・ジュノ監督の描く母親像を覘いてみようとこの作品を選びました。 知的障害の…

「ウォール・ストリート」(2010)今、観る価値がある!

前作「ウォール街」(1987)から23年後、ゴードン・ゲッコーの復活とリーマン・ショック前後のニューヨーク、ウォール街を描いた作品。監督は前作のオリバー・ストーンです。証券詐欺罪で8年の刑務所暮らし。刑を終えたゲッコーが何を喋るかが作品のポイント…

「461個のおべんとう」(2020)“食は人なり””人と人を結ぶ”

弁当作りを3年間=461個、毎日欠かすことなく作り上げた人気ミュージシャンの父親と息子の心温まる物語。原作は音楽ユニット「TOKYO NO.1 SOUL SET」の渡辺俊美さんが息子さんとの実話を綴った「461個の弁当は、父親と息子の約束」。 NHKの朝の顔であった…

韓国映画「無垢なる証人」(2020)自閉症者の証言を信じますか?

家主を窒息死させた容疑の女性を弁護する弁護士が、唯一の目撃者である自閉症の少女の証言を巡り、検察と対決する韓国の法廷ドラマ。 とても上質なエンタメ法廷ドラマで、日本での公開館が非常に限られたのが残念だったかもしれません。WOWOW初放送で観…

「罪の声」(2020)この子たちに何の罪があるの?

グリコ・森永事件をモチーフにした作品。すでに記憶が薄くなっており、どんな事件だったかと観ることにしました。こういう事件だったなと思わせてくれるほどにリアルでした。 原作は塩田武士さんの同名ミステリー小説、未読です。塩田さんがこの小説を書くた…

「星を追う子ども」(2011)これまでの作品とは異質ですが、これ以降の作品に繋がる“作品

WOWOWシネマ、新海監督の世界特集で観ました。「雲の向こう、約束の場所」(2004)から始まって、「天気の子」(2019)までの6作品。一連の作品として観ると、本作は「秒速5センチメートルから5年おいての作品ですが、迷いのあるような、これまでの作品…

「きみの瞳が問いかけている」(2020)

不慮の事故で視力を失ったヒロインと、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた青年の切ない恋の行方を描くというもの。 監督は三木孝浩さん。前作の「思い、思われ、ふり、ふられ」は変化球でしたので、今作は“ど”ストレートの“純愛もの”と期待してお…

「朝が来る」(2020)きっと君を探しだす、必ず君にたどり着く!

“特別養子縁組”という制度で繋がった育ての夫婦と産みの母親が織りなす葛藤の行方をミステリー風に描いた物語。監督は「あん」「光」の河瀬直美さん。この映画を観ようと決めたのは産みの母親役を演じる蒔田彩珠ちゃんを観るため!こんなすごい女優さんにな…

「グラン・ブルー」(1988完全版)なぜ深海に潜る!そこにグラン・ブルーがあるから!

「グレート・ブルー」を劇場で観ていない人間に“LE GRAND BLUE”を語って欲しくはない、と<allcinema>にありますが、まさに映画館でみるべき映画だと思います。WOWOW特集:「ミニシアターに愛をこめて」で観賞。 フリーダイビングの世界記録に挑む2人の</allcinema>…

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 (2020)「何のために生きている!」「喧嘩するときは自分より強いやつと戦え!」

一見さんの感想。心地よい、剣を愛し家族を想う熱血の物語に涙しました! 映像が美しく迫力がありました! TVアニメで描かれた“竈門炭治郎 立志編”に続く物語としての位置づけ。 家族5人を、自分が不在間に無残に殺された主人公・竈門炭治郎が仲間たちと、鬼…

「スパイの妻」(2020)「正義より幸せでありたい!」

第77回ヴェネチア国際映画祭(2020)で銀獅子賞(監督賞)を受賞した作品。楽しみにしていました。 1940年代を舞台に、偶然にも国家機密を知ってしまった夫婦が、それぞれに信念と愛を貫き、戦争という大きな時代のうねりに立ち向かっていく中で辿る過酷な運…

「トゥルー・クライム」(1999)死刑廃止の是非を問う作品?

クリント・イーストウッド監督・主演作ということで、WOWOWで観賞。 主人公の記者が自らの正義を貫き真犯人を暴くと言う、監督らしい作品でしたが、ちょっと情けないキャラクターが気になる作品でした。「人である前に、男でありたい」というキャッチコ…

「星の子」(2020)真実を見る目

原作は芥川賞作家・今村夏子さんの同名ベストセラー、未読です。監督は「まほろ駅前狂騒曲」「日日是好日」の大森立嗣さん。主演に芦田愛菜ちゃん。「愛菜ちゃんがいよいよ大森監督とタッグで芥川賞作家作品に出演か!」ということで楽しみにしていました。…

アニメ「鬼滅の刃 兄妹の絆」炭治郎と妹禰󠄀豆子の絆の強さ、キャラクターを押さえましょう

いよいよ劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」が10月16日に公開されます。これを記念してアニメ「鬼滅の刃」の第1話~第5話で構成された先行上映版「兄妹の絆」がTV上映されました。ここでは主人公・竈門炭治郎が鬼を退治する剣士“鬼殺隊”に入隊するまでの様が描…

「望み」(2020)日々の互いの想いを大切にすることがいかに尊いか!

原作は雫井脩介さんの同名ベストセラー小説、未読です。監督が「人魚の眠る家」の堤幸彦さん。出演者に清原果耶ちゃんの顔がある。深く人間心理を問い詰める作品だろうと挑戦してみました。 とても洒落た邸宅に住む1級建築士の夫と小説の校正に勤しむ妻、高…

「評決のとき」(1996)目と頭でなく、ハートで陪審員の心を掴め!

裁判を目前に控えていまして、裁判劇を観たいと思っているところに、WOWOWでの放送。 原作はジョン・グリシャムの処女作。彼の新米弁護士時代の体験に基づく作品。 新米弁護士が、街を荒らす無法者の白人ふたりが黒人少女を強姦。これに復讐した黒人の…

「浅田家!」(2019)パンフレットでより深く味わえる作品です!

「湯を沸かすほどの熱い愛」「長いお別れ」の中野量太監督作ということで期待していました。家族の絆の物語、しっかり描かれていて、監督らしい作品でした。 小さいころから写真好きで、家族の応援のなかで撮ったユニークな家族写真で世に知られ、東北大地震…

「ザ・シークレット・サービス」(1993)ケネディ暗殺事件をモチーフに、ただの犯人追跡のエーゼント物語ではない!

米大統領選が目前に迫っています。大統領を身を投げ出して守る護衛官の話ということで、NHKBSプレミアムで観賞。 第66回アカデミー賞(1994)で助演男優賞、編集賞、脚本賞にノミネートされた作品。物語は抜群に面白いです! ケネディ大統領付き護衛官…

「インターステラー」(2014)5次元は空間、時間、重力、愛情の世界だった!

[テネット]、映像の謎解きのような難解な作品でした。そこで、監督の映像世界を知りたくて、この作品に挑戦、DVD鑑賞です。 世界的な飢饉や地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来。最愛の娘を残し未知の宇宙へと旅立った元宇宙飛行士が、宇宙と…

「映像研には手を出すな!」(2020)

大童澄瞳さんの人気コミック。TVによるアニメ版、実写版がある。湯浅政明さんのアニメを作る覚悟と思いと狂気に満ちたアニメ版を観ていて、映画化は“手を出すな!”の暴挙だと思っていましたが、「思い、思われ、ふり、ふられ」(2020)の浜辺美波さんと福…

劇場版 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(2020)極限状態で知った愛の物語! 

Sincerelyで始まる物語。ヴァイオレットとギルベルトの戦場シーンが京アニの事故が重なり、ふたりの愛の物語は、極限状態で得た人の優しさに溢れていて、涙が止まらなかった。このような作品はもう出てこないのでは! 原作もTV版も見ておらず、「外伝」を…

「TENET テネット」(2020)

クリストファー・ノーラン監督作。とても評判のよい作品で期待しておりました。 スパイとしての能力を買われた男が、ある組織から、未来からやって来る敵と戦って、第三次世界大戦を阻止して欲しいと頼まれる。彼は時間が逆行する兵器を売買する商人を炙り出…

「ホテル・ムンバイ」(2018)

2008年のインド・ムンバイ同時多発テロでテロリストに占拠されたタージマハル・パレス・ホテルでの人質脱出劇の映画化。オリンピックを控えている日本としてはぜひ観ておくべき作品とWOWOWシネマで観賞。 2008年11月26日夜、インドを代表する五つ星ホテ…

「窮鼠はチーズの夢を見る」(2019)

この作品、ホモセクシュアルの愛の物語ということで、観るのを躊躇しました。(笑) が、もうそんな時代ではないということを実感させてくれました。「愛はなんだ」(2019)のホモセクシュアル版といったところ、観客もこの作品公開時と同じように若い女性で溢…