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アニメ「鬼滅の刃 兄妹の絆」炭治郎と妹禰󠄀豆子の絆の強さ、キャラクターを押さえましょう

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いよいよ劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」が10月16日に公開されます。これを記念してアニメ「鬼滅の刃」の第1話~第5話で構成された先行上映版「兄妹の絆」がTV上映されました。ここでは主人公・竈門炭治郎が鬼を退治する剣士“鬼殺隊”に入隊するまでの様が描かれています。 

炭治郎と妹禰󠄀豆子の絆の強さ、キャラクターをしっかり押さえておく必要があります。 

原作は吾峠呼世晴さんの超人気コミック。監督は外崎春雄、アニメーション制作:ufotable

声優、

竈門炭治:花江夏生、禰󠄀豆子:鬼頭明星、富岡義勇:櫻井孝宏、鱗滝左近次:大塚義忠、錆兎:木尾裕貴、真狐:加隅道衣。


TVアニメ「鬼滅の刃」第1弾PV 2019年4月放送開始

あらすじ(ねたばれ):

冒頭、竈門炭治郎は傷ついた女を背負い「何でこんなことに。兄ちゃんが絶対に助けてやる」と叫びながら、雪の中を急いでいた。 

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雪の日にもかかわらず、竈門炭次郎は体の弱い母葵枝を助けるため、小さな兄妹、竹雄、茂、六太、禰󠄀豆子、花子を残して、炭ウリに出ていた。幸せが壊れるときは血の匂いがすると不安を抱いていた。 

炭次郎は商売上手で、よう売れた。また、困った人には手をかしてやり、鼻が利くことで頼りにされていた。その日、帰りが遅くなり、夜は鬼が出ると傘屋の三郎爺さんの言いつけに従って、家に泊めてもらった。鬼神が斬ってくれるまで待つという。 

翌朝、家に帰ると血の匂いがし、禰󠄀豆子が倒れていた。他の家族たちは全員殺されていた。息がある妹禰󠄀豆子を助けようと、背負って雪の中、町に急いでいると、禰󠄀豆子が突然鬼と化して襲ってくる。驚いた炭治郎は崖から落ちたが雪の中で助かった。禰󠄀豆子と闘っていると、禰󠄀豆子の体がどんどん大きくなり、力も増して、炭治郎が危うくなってきた。炭治郎が「鬼になんかになるな、頑張れ」と励ますと、禰󠄀豆子が涙を流し始めた。そこに、一人の男が禰󠄀豆子を殺そうと襲ってきた。彼は富岡義勇だった。

炭次郎は彼の攻撃から禰󠄀豆子を守った。富岡が「鬼の血が傷口に入って、禰󠄀豆子は鬼だ。人間には戻らない」と叫ぶ。炭治郎は「禰󠄀豆子を殺すな!」と懸命に請願した。富岡は禰󠄀豆子を殺そうと思ったが、これまでの鬼と違って、炭次郎を守る禰󠄀豆子を見て、殺すのを思い留まった。富岡は、斧を使う炭治郎の技に鬼に立ち向かえるかもしれないと思った。 

炭治郎が目を覚ますと、禰󠄀豆子の口に竹の口枷が付けられていた。富岡は、狭霧山の鱗滝左近次の処に行くよう告げ、「妹を太陽の元に出すな!」と言って去った。 

 炭治郎は、殺された母と弟妹たちを埋葬し、禰󠄀豆子をともなって狭霧山を目指した。 

 炭治郎は農家から、籠と竹と藁を求め、洞穴に隠れていた禰󠄀豆子を籠に入れた。炭治郎は籠を布で背負い、昼間に移動した。

夜になって、立ち寄ったお堂で鬼に遭遇した。炭治郎は斧で立ち向かうが、鬼はすぐ傷が治り、苦戦。襲い掛かる鬼を禰󠄀豆子が蹴とばして鬼の頭を切断した。が、手と頭、胴体となって襲って来る。胴体が崖から落下して、頭と手が残った。

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炭治郎が頭に止めを刺そうとするが出来ない。そこに天狗が現れた。天狗は鱗滝と言い、炭治郎に「鬼を前にしても優しさが消えない。この子がダメだ」と判断。ところが日が昇り始め、陽が当たり鬼の頭は自然消滅した。そのとき禰󠄀豆子はお堂の中にいた。 

 鱗滝は「富岡に紹介されたものか」と確認し「鬼殺の剣士として役立つか確かめる」と言い、禰󠄀豆子を背負った炭次郎を連れて、山のふもとにある隠れ家に戻った。麟滝は自分が責任を持つと禰󠄀豆子を残し、炭治郎を山の中に連れて行き、「夜明けまでに家に帰れ」と命じた。

炭治郎は大したことはないと思ったが、数々の罠が仕掛けら、空気が薄く、苦戦した。しかし、妹を人間に戻すという炭次郎は、罠の“臭い”を嗅ぎとって回避し、鱗滝の家までたどり着いた。鱗滝は炭治郎の力を認め、その旨富岡に手紙を送り、鬼殺隊になる修行を開始した。 

 「鬼殺隊は数百名で、政府から正式に認められていない、古より存在していた。誰が率いているかは謎。鬼はいつどこから現れたか不明。身体能力が高く、傷などは立ちどころに直す。身体を変えたり、異能をもつ鬼もいる。鬼を殺すには日光に当てるか、特別な刀で斬るしかない」と教えた。 

鱗滝の元で、鬼殺隊の最終選に挑む修行が開始された。挑めるかの判断は麟滝が行う。錬成日記を書くことにした。

山の踏破、罠の回避。受け身の仕方、刀の素振り、真剣を折らない方法、呼吸法、転ばない体位、滝の中で水と一体になる修行が続いた。禰󠄀豆子はあの日から眠ったままだった。炭治郎はその身を案じた。 

1年が経ち、鱗滝はもう教える事はないと、丸い大きな岩が斬れたら最終選別に行く許可を与えると言う。炭次郎がいくら刀を振っても、岩を切れない。鱗滝さんは何も教えてくれなかった。炭治郎は毎日訓練を続けるが、半年たっても岩は斬れなかった。焦った、鍛錬が足りない!これでは禰󠄀豆子が救えない! 

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 ある日、岩の上に狐の面を被った少年錆兎が現れ、「わめくな!黙って耐えろ!」と言う。炭治郎は真剣で、木刀の錆人と戦うが、全く歯が立たない。「何も身についてない!知識として習っただけで身体が覚えてない」と罵倒し、骨の髄まで叩き込め!と襲ってきた。炭治郎は気を失った。錆兎は少女真菰に任せて去っていった。錆兎と真菰は兄妹で鱗滝が育てたという。真菰に心臓を強くする呼吸法を教わり、鍛錬を積んだ。 

半年後、錆兎と炭治郎は真剣で戦い、炭治郎の一撃が先に錆人に届き狐面を割った。錆人は微笑み、真菰は「勝ってね!あいつに」と言い残し、二人は消えた。狐面を斬ったはずが、あの岩が斬り裂いていた。 

 炭治郎が勝った理由。隙の糸の臭いが分かるようになり、誰かと戦っているときその匂いに気付くと糸が見える。糸は相手の刃に繋がっていて、見えた瞬間ぴんと張る。俺の刃は強く引かれて、隙を切り込む。 

鱗滝が来て、「最終戦別に行かせたくるつもりはなかった。子が死ぬのを見たくなかった。この岩は斬れないと思った。凄い奴だ!」と褒めてくれた。鱗滝は修業を終えた祝いにと馳走を振舞った。鱗滝は「鬼の強さは人を食った数だ」と教え、厄除の面と言う狐の面を与えた。炭次郎は眠ったままの禰󠄀豆子に「必ず帰る」と言い残して、最終選別に向かった。錆兎と真菰は鱗滝の弟子で二人とも死んでいたのだった。 

炭治郎が最終選別場所の藤襲山の麓にやって来ると、そこに沢山の少年少女がいた。中腹まで藤の花に囲まれた場所で、山に鬼を閉じ込めているという。最終餞別は七日間ここで生き残ることだった。 

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 炭治郎は2匹の鬼に襲われた。呼吸を整え、隙の糸を見て、見事鬼を倒す。鱗滝から授かった剣、日輪刀は骨をも残さない切味だった。

炭治郎が鼻をつく強烈な臭いを感じ、そこに大きな異形の鬼(異形鬼)が現れた。仲間が次々と異形鬼に食われていく。腕を切ってもすぐに再生してしまう。異形鬼は47年前に鱗滝に生け捕りにされ、強い恨みを持っていた。

今まで50人を食い、そのうち13人が鱗滝の弟子で、錆人や真菰もその中にいたのだった。厄除の面を着けているやつは全部喰ったという。錆兎や真菰の霊がこの闘いを見ていた。

炭治郎は異形鬼の反撃をくらい、気を失った。炭治郎は妹禰󠄀豆子の声で起き上がり、異形鬼を攻撃し、日輪刀の一撃で、首を切り落とした。 

異形鬼は絶命する寸前に、兄を噛み殺した悲しい記憶を取り戻し、炭治郎に手を差し出した。炭治郎は異形鬼の手を握り、今度生まれてくる時は鬼にはならないよう祈ってやった。そして、異形鬼に殺された多くの子供や錆兎や真菰の霊を狭霧山に送った。 

 「どうやって鬼を人間に戻す!」と鬼を倒しながら、藤の花が咲き乱れる最初の場所に辿りついた。炭次郎は七日間生き残り、最終戦別に合格。生き残った者は炭治郎を含めわずか四人だった。 

生き残った四人は鬼殺隊の一番下の階級の隊士隊服と連絡用のカラスが与えられた。鬼殺隊の剣士の刀である日輪刀を作るための弾鋼が与えられた。富岡は炭治郎が鬼殺隊に選ばれ、どんなやつに育つかと期待を膨らませていた。 

戦いで負傷した炭次郎は「鬼を人間に戻す方法を聞けなかった」と後悔しながら、鱗滝の家に夜帰り着くと、竹口枷の禰󠄀豆子が元気に炭治郎に抱きついてきた。炭治郎は声を上げて泣いた。鱗滝も炭次郎を良く帰ったと労った。そして「いくつか種類がある。血鬼術という異能の鬼がいる。これからはそう鬼と戦うことになる。困難を伴うぞ!お前ならやれる!」と声を掛けられた。「禰󠄀豆子はあんな鬼とはちがう。眠ることで体力を回復している」と言われ、ほっとし、守ることを誓った。 

15日後、鍛治師の鋼鐵塚が日輪刀を持って来た。持主によって色が変わると言われる日輪刀、炭治郎が鞘を抜くと漆黒の色に変わった。あまり見ない色だという。突然連絡カラスが「北西の町に向かえ。少女が毎夜消えている。鬼を見つけて殺せ!」と炭次郎に初めての指令が下った。

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