映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

「ツバキ文具店#1」(ドラマ10)

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第1話「奇妙なお悔やみ状」
(20170414)
あらすじ
雨宮鳩子は8年ぶりに故郷の鎌倉に戻ってきた。「ツバキ文具店」を営んでいた祖母のカシ子が亡くなったのだ。「ツバキ文具店」は、依頼者が書けない手紙を、なり代わって書くことが生業という、一風変わった店だった。幼いころ母に捨てられ、祖母に反抗して飛び出した経緯のある鳩子には、店を継ぐ気はない。しかしそこに、祖母が亡くなる直前に、お悔やみ状の代書を依頼したという客「マダムサイダー」(冨士眞奈美さん)が。鳩子は、その代書を無理やり引き受けさせられてしまう。いわくつきのお悔み状に四苦八苦する鳩子。ご近所さんのバーバラ婦人や白川(高橋克典さん)らの言葉に、鳩子の気持ちには次第に変化して...
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〝手紙の代書〟を請け負う主人公の成長物語。SNSにない手紙の温もりが恋しくて観ることにしました。(#^.^#)
舞台が大好きな鎌倉、出演者の多部未華子さんと新津ちせちゃんを応援しています。

鳩子が家に帰って来る道すがらの鎌倉の風景、鶴が丘八幡宮大鳥居、江の電、七里ガ浜・・なつかしい。霧で霞んだよう惚けた映像、つばきの花でしっとりした感じ。ご近所のバーバラさん、白川さんとの柔らかいお付き合い、「むぎイメージ 2カフェ」の父子、新津ちせちゃんの可愛さに癒されます。こんなところで生活できるのは幸せですよ。鎌倉のよさが全部出ている感じ。鳩子、ここでいい人見つけて生活しなさいと言いたいです(#^.^#)

鳩子の生い立ち、大鳥居道りを歩く高校生の田部ちゃんが可愛い。ぐれた田部ちゃんも面白い。そしてお婆ちゃん倍賞美津子イメージ 3さんとの取っ組み合いの喧嘩、田部ちゃんにはいい思い出になりますね。本人は習字が嫌で家を飛び出したが、海外で金稼ぎに街頭で文字を書く。これがとても上手い字、本人が気付いていない、厳しく育てられたことに感謝する時に気付きますね!
文字とは人生そのもの、う~ん。イメージ 4
今回のテーマ、「マダムサイダー」のお悔やみ状の代筆、手紙の奥深さに脱帽でした。墨は左まわりに擦って、濃くしてはいけない。封筒は二重重ね、長寿は一枚。すべてに意味があること。そして、相手の気持ちになって(たかが猿のお悔やみ状と思わず、マダムサイダー夫婦のゴン之助に対する気持ちを自分の気持ちにして、夫婦にとっては子供)瞑想のなかで言葉が降ってくるのを受け取るような感じでかく代筆。こんな文章を書いてみたいです。
相手の気持ちをどう捉え、これを糧に成長していく鳩子の成長物語。とてもためになるドラマです!!
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