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「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(MX4D・吹)

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今年最初に観る作品として、キャッチコピー「“光か、闇か…”話題沸騰中の衝撃を体感せよ!」に触発され、MX4Dを体験するとともに先の観賞記の見直しにと、この作品を選びました。

 
MX4D™/4DX®の通常版となる[ライトサイド(光)バージョン]では、ライトサイド側の登場人物たちの動きや感情に合わせて座席が動き、風・水・香りなどの特殊効果が連動。ライトセーバーで激しいバトルを繰り広げるシーンや、レジスタンス勢力による地上そして宇宙空間を舞台にした戦闘シーンなど、まるで彼らと共に銀河系にいるような臨場感で映画を楽しむ事ができることから圧倒的な人気を誇っています。(HPより)
 
振動、風、音で戦闘環境を体感し臨場感を楽しむことができました。水(ミスト)は水というモチーフで、生命の再生表現だろうと思っています。
 
揺れ・振動・空気圧効果
冒頭、ポー・ダメロンがXウイング・ファイターを操って、単機で敵戦艦に挑みかかるシーンでは大きく座席が揺れ、敵キャノン砲の射撃の衝撃、そしてスターフォレスト爆撃機の照準手ペイジの放つ爆弾でトレンド・ノートが燃える衝撃が小刻みな揺れと風圧で伝わってきます。空中戦ではとても効果的です。
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そして、ライトセーバーの戦闘シーンとして、レイがルークと別れ単身スノークの旗艦を訪れ、ベンがスノークを倒したのち、ふたりで赤衛兵プレトリアン・ガードと戦うシーン。ここではシートが激しく揺れ、背中を突かれる感覚で、レイの苦しい戦闘感覚が味わえます。
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フィンが母艦を脱出しようとしてローズに見つかりスタンガンで討たれるシーン。ここでは強い空気圧を胸に受け、フィンの受けた衝撃を体感することになり、これが最も効果的でしたね!()
 
レイがオクトー惑星にルークを訪ねたシーンで、長く閉ざされていたルークの小屋のドアーをチューバッカが開けたとき、一気に新しい空気が流れ込むように風圧を浴びさせられ、ルークの蘇る感覚を味うことになります。これも印象深いシーンになります。
 
反乱軍を撃破できなかったことでベンがスノークに罵られマスクを取って、テーブルに叩きつけるシーン。
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どん、どんと叩く感じで揺れ。あえてこの揺れで彼の感情がとても重要であることを伝えてくれます。等々・・
 
ミスト効果
艦内で療養中のフィンが目覚め、着ていた医療用のパックから「水」が漏れだすシーンでは、多めのミストが顔面に当てられます。フィンが目覚めたと感じるシーンで、驚きでした。
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ルークがレイに「フォースとは何ぞや」を語るシーン。「フォースはジェダイにだけあるものではない。他のものにもある。それを教えたい」、ここでミストがかかる。また、レイが洞窟内の水中に落ちこれを契機に己に勝ちフォース力が強まるシーン。
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さらに、ヨーダがルークに「ジェダイに最後の時が来た。過去など捨てろ!大事な時だ。求める者は目の前にある。レイを失うな!学んだことを伝えよ。弱さを知り、失敗することが最高の師」と語る冒頭シーンでミストが掛かる。ここでのミストは水というモチーフで、生命の再生を現したのではないでしょうか。
 
匂い効果
ベンによって寺院が焼かれるシーンに使われたように感じましたが、はっきりしません。
 
この作品を吹替え版で観て、字幕版に比べて分かりやすい。特に、敵艦隊のハイパースペース追跡を阻止するというフィンの作戦がとても分かりやすかった。他にも説明的な会話があり、最初は吹き替え版で観るのがよいと思います。しかし、会話音声、特にレイのしゃべりに違和感がありました。IMAX3D4DX、吹替版とバージョンを変えて楽しむのもよいかもしれません!
 
鑑賞記の見直しについては、
清水節さんの「世紀の問題作!『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を10倍味わうためのポイント10」を参考に観賞しました。ルークの変貌、これからのジェダイの姿、ベンがダークサイドに落ちた理由、レイの素性。スノークの死因などとてもよく解説されていると思います。
 
レイとカイロ・レンがルークのライトセーバーをフォースで取り合い折れてしまいますが、このライトセーバー。そして、レイア・オーガナが、キャリー・フィッシャーさんが亡くなりましたが、ポーに与えた「ヒローよりも光になれ!反乱軍の希望になれ!」の名言がどう生かされるのかと注目しています。
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