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第3回「子供は国の宝」

イメージ 1経済的に苦しみながら家族が助け合い懸命に生きる西郷家の暮らし、そのなかで「子は国の宝」と中村半次郎を救い出す吉之助の熱い思いには涙がでます。ここから新しい日本が生まれたということが分かる感じです。鈴木西郷どんの熱演、薩摩弁には敬意を表したい!
 
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西郷らの仇。調所:竜 雷太さんが老中阿部正弘藤木直人)の取り調べ後、斉彬の誘いに「お世継ぎ様がお生まれになったときわれら一同喜びました。その時に飲んだ酒の美味さを思い出した」と断り去っていく姿に、侍としての意地が見え、よい演出でした。惜しい人物を亡くしたと思わせる竜さんのいぶし銀の演技、大河の醍醐味です!
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暮らしがひっ迫してきた西郷家、遂に川内の豪商・板垣から100両を借金を負う。土下座してお願いする西郷どんには貸してもよいという誠意が見え、これに応える板垣:岡本富士夫さんの口上「吉之助さんは必ず御貸ししたものは返して下さる」が感動的でした。借金は明治になっても残っていて、明治五年、明治天皇の巡幸に従って帰鹿した西郷さんは、二百円を返済し、長年の恩を感謝したという。頷ける演技でした!
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剣に特別な才能を持つ中村半次郎:中村瑠輝人君、実人物の面影があります。痩せていて、敏捷な動き、のちの人斬り半次郎を彷彿させる剣さばき、見事でした。ここでの出会いが西南戦争まで持ち込まれるという国の宝でした。(#^.^#)
 
吉之助の訴状、番組冒頭で紹介したのは全体の雰囲気がわかりよかった。西郷どんがやさしいだけでなく、文才があり、頭脳明晰な人ということがよく分かりる。
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調所の死に激高した斉興(鹿賀丈史)は、側室由羅(小柳ルミ子)の斉彬派からの嫌がらせを受けているという讒言に怒りを募らせ、斉彬派13名を処刑するという「お由羅騒動」が勃発。お由羅:小柳さんの曰くありげな活躍が目を引きます。()
 
そして吉之助らの精神的支の赤山靱負(沢村一樹)に死罪の沙汰が下る。藩にとっての一種のクーデター。これを間の当たりにした吉之助、この騒動で西郷どんは何を考え、何をなしたのでしょうか?
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今回は、脇の活躍が目につきました! 先の岡本さん然り、猪狩りする熊吉:塚地武雅さん、猪に似ていましたが()、剽軽な笑いをもたらしてくれ癒されます。「篤姫」の乳母菊本から熊吉の祖母イシとして登場の佐々木スミ江さん、うまい薩摩弁演技でした! なつかしいです!
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