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宮﨑あおいさんを応援します

第10話「御台所への決心」

イメージ 1幾島(松坂慶子)により、篤姫宮崎あおい)はファーストレデイーとしての教育が急がれます。箸の使い方、お辞儀の仕方などの基本からはじまり、三味線、鼓、書など幅広く幾島から指南を受ける日々が続きます。

西郷(小澤征悦)たちはペリーの似顔絵を夷敵と見立てぶった叩き気勢を上げている。尚五郎(瑛太)が万次郎(勝地涼)の話を持ち出して開国も一案と言っていたというとこれに大久保正助原田泰造)が強く反発をする。西郷が聞くと、尚五郎は姫様のことは忘れたという。が、寂しそうです!
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城では、「好きな言葉を」と言われた於篤「乾坤一擲」と見事な男文字を書きます。かな文字などと幾島の女文字を見て、於篤が書いたのは自分の顔に墨を塗り・・。()これは傑作です!あおいちゃんの発意だそうです! しかし全く動じない幾島でした。
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ついに幾島はあきれ果て、「覚悟をしていただくには御台所の件を伝えるべきでは」と斉彬公に進言します。「まだ早い、いま重荷を負わせるわけにはいかん」「家祥様(堺雅人)については色々噂がありますが?」「わしにはあのお方が暗愚とは思えん」と答えるのでした。「姫様にすまぬという気持ちがあるのではないか」と幾島は斉彬の気持ちを探ります。
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江戸城。阿部中老(草刈正雄)が家祥に米艦隊寄港に対する幕府処置についての世間評を報告すると、「読め、右から4番目」。「つまらん」、「アメリカ艦隊に乗り込み酒と魚で持てなし敵が酔っぱらい、そこに攻め込む」「それじゃ!」と大声を上げる将軍家祥です。この状況に水戸の斉昭(江守徹)が攘夷海防論を具申してくる。斉彬(高橋英樹)と真っ向対立案、阿部老中の悩みが続きます。
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わが国の政道についての教育。於篤は休むと言い、幾島から「赤子のようだ、泣きわめけ」と言われても応じることなく「下がりおれ、幾島!」と、於篤さんは強くなりました。()  睨み合うふたりでした。
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遂に、斉彬から「第13代将軍の御台所となるべく幾島から指南を受けている」旨を伝えられます。篤姫はあまりの事の大きさに戸惑い、食も進まず、母に会いたいと、城から抜け出そうとしますが幾島に見つかる。

これを聞いた斉彬は於篤の気持ちを聞きます。於篤は囲碁を打って欲しいと申し出ます。
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「何が聞きたいか」と斉彬。「徳川総家に輿入れするために養女に迎えた、父上に利用されるのでしょうか?」「そのとおりじゃ!御公儀を内から動かすためだ。日本を変えようと思っている。内から変えるしかないのだ」。於篤が「父上の囲碁に偽りがないと出ています」と言い、「なぜ私ですか?」「知恵がある、前に進める力がある。男優りに胆が据わっている。が、わしの感じゃ。たっての願い、江戸に行ってくれぬか」。「参ります。私は己の意志で江戸に赴き、自らの意志で父上様をお助けし、国の力となりたいと存じます」と御台所への決意を告げます。「正鵠」の曲が流れ、身が締まる思いがします!
「女子なれば、動かせる」と斉彬。「私の嫁ぐ人は何という、どのような人でしょうか」と於篤、「自らの目で見よ、会う日を楽しみにせよ!」。
イメージ 8このころ、家祥は鴨を追っかけて、転ぶという・・。幾島が篤姫の覚悟を見て、斉彬に「覚悟を決めました。地獄の底の底まで見るつもりです」と篤姫の侍女となることを伝えます。
西郷どん」の篤姫に合わせるよう回を進めています。
                 ***第10話おわり***