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「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」(1997)

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コナン観賞者としては新参者。劇場シリーズとしては第一作となる本作の感想です。第一作らしくコナンの生い立ちがネタになる物語で、初々しくてよかったです! 青山剛昌さんの同名人気コミック。監督はこだま兼嗣さんです。
 
工藤新一へと爆破挑戦状が届き、持ち前の頓智と推理能力で事件を解き明かし、体が小さくなったばかりにコナンとして姿を隠すことになった工藤新一が憧れる毛利蘭ちゃんにその思いを伝える結末はうまくできていますね。( ^)o(^ )
 
とにかくべらぼうに張られた伏線が、あれよあれよという間に回収されるところが痛快で、他のアニメ作品の追従を許しません。見事です。
なによりも、子供たちが、うちのお父さん近頃おかしいぞとか、ものごとを疑ってみるようになるでしょう。() このことが大切で、この視点を失わず存続して欲しいと願っています。
 
物語は、
冒頭で黒川邸での殺人事件。黒川家の中に犯人がいると、眠りの小五郎として有名な名探偵の毛利小五郎が「後妻が犯人だ」と推理しみごとに事件は解決。実は、小五郎はコナンによって睡眠を掛けられていた。小五郎とコナンの関係が明かされます。
 
そして高名な建築家である森谷帝二から工藤新一宛にパーティー招待状が届いた。コナンは蘭ちゃんを誘って参加しようと連絡すると、「いいけど、53日には映画の連れていって」と条件を出す。「赤と青のどちらが好き」と聞かれ赤と答えると、「赤い糸の伝説」という映画観るという。()
 
コナンは小五郎の代理として乱ちゃんとパーテイに参加。クイズにあたって森谷の設計建築物写真を観る。そこに黒川邸の写真が飾ってあった。
さて、この短い時間のなかでいくつ伏線が張られましたかね。気が抜けませんね。
 
53日(土曜日)、コナンは「火薬庫からプラスチック爆弾用の爆薬が何者かに盗み出され、黒川邸など4件の邸宅が相次いで放火される」というニュースを見る。その時、その犯人から新一に爆破予告の電話「堤向津川公園に爆弾を仕掛けた。子供たちが危険だ」。走り出すコナン。しっかりとスケボの威力を見せてくれます。そして、そこで少年探偵団がラジコン模型飛行機で遊ぶのに出会う。少年たちの操縦技術はのちの作品の伏線として描かれています。爆弾が装備されていると靴を投げ飛ばしラジコン模型飛行機にぶつけて爆破、コナンの履く靴の秘密があかされた。
一難去って又一難、次の爆破予告「米花駅の木の下にある」に現場に急ぐ。おばさんがキャリーバッグを拾ってタクシーに乗る。これをスケボで追うコナン。スケホの力が弱り自転車を借りて追いつき、キャリーバッグを取り出し爆破させたが、怪我」をして入院するはめに。大方のコナンの才能・装備の性能を見せてくれました!
 
なぜ工藤新一宛てに爆破予告がくるのか。コナンは見舞いに訪れた日暮警部に聞くと、この地域の事件では、かって工藤新一(コナン)が見事な推理で解決した西多摩市長が絡む事件(西多摩事件)があるという。そして、「少年探偵団から、ラジコン模型飛行機を貰ったとき変な臭いがした」と聞いたという。
 
そこへ、犯人からの連絡が入り、変声機を使って小五郎を演じつつ正体を隠して犯人に接触。コナンが持つ隠しマイクの披露でした。
 
4つの爆弾を東都鉄道環状線沿いの配置し、車速60キロ以下で20秒以上走ると爆発する」との挑戦状。全車両に70kmで走る指令が出され、この電車に乗っていた少年探偵団が「爆弾が仕掛けられた」と車内を捜索しだす。
 
コナンが、博士が漏らした「ソーラーがエネルギー源のスケボの力が落ちている」にヒントを得て、一気に列車爆破予告事件が解決する。
 
しかし盗まれた爆薬量はこんなものでないと、これまでに爆破された施設を検討すると、森谷帝二の設計した建設物に集中していることに気付く。ここから事件の謎解きが始まります。
 
森谷が30歳以前に作られた施設が爆破されていること、そして西多摩市の開発計画を森谷が請け合ったが、西多摩事件で市長が職を追われ計画が中止になったこと。よく伏線が生きています!()
 
ところがひとつだけまだ明かされてない建物がるという。これが蘭ちゃんと映画を観ることになっていた劇場のある米花シティービル。
コナンは蘭ちゃんを救うために、森谷から爆発装置の設計図を奪いビルに駆けつる。ビルの一部が崩壊し蘭ちゃんとは壁越でしか話せない。コナンは壁越しに蘭ちゃんに指示して爆破装置のタイマーの切断に挑む。
最後に残された赤と青の配線コード。どちらを切るか?コナンは「蘭ちゃんとは赤い運命の糸」と賭け、“青、切断!”と指示して目をつぶる。その結果は・・・
 
唸りますね、この結末! 沢山の作品がありますので、楽しみたいと思います。
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