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「アクアマン」(2018)

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“アクアマン”としての「初の単独主演作」となるアクション・アドベンチャー。あまりこの種の作品を観ないのですが、「初の単独主演作」とニコール・キッドマン見たさに駆けつけました。( ^)o(^ )
とても面白かった。作品の世界感から、今後ブラックパンサーのような大きな作品に育つと感じます。
 
海底帝国アトランティスの女王と灯台守の血を引く主人公アクアマンが、地上征服を目論むアトランティスの異父弟オーム王の野望を阻止すべく、海中を舞台に壮絶な戦いを挑み、その行方を描くというもの。
 
監督は「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン
 
ストーリーはシンプルで消えたアトランテイス大陸の伝説をなぞるような国の建国歴史があり、現在は7つの王国に分裂してその統率権が争われている。さらに、海底国家と地球の紛争原因が地球の海洋汚染という、これら現実味を帯びた世界感が面白い。
ブラックパンサーやスターウオーズなどが思い浮かびますが、実は良く似てる()、王国は「砂海王国」「魚人王国」「甲殻王国」などと、地形と人種が海底という特性を生かした、びっくりするものになっています。( ^)o(^ )
 
主人公アーサー/アクアマン(ジェイソン・モモア)は、アトランティスの王女メラ(アンバー・ハード)の要請で海底国に赴き、弟・オーム王(パトリック・ウィルソン)と王権を争う。
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敗れて、真に王になるために必要とされる初代王の遺品を捜す「トゥームレイダー」ばりの謎解きと探検、そこで遭遇する追跡劇。そして大団円としての海底大戦争、王座の奪還です。
 
とてもテンポよく進み、バトル・アクション、家族愛、さらに笑いがあり、人生のヒントとなる名セリフがあったりで、本当に楽しく観れます!!
 
ロシア潜水艦襲撃で、アクアマンに敗れた海賊の親分の子デイビット(ヤーヤ・アブドウル=マテイーン二世)は、特殊スーツを着けブラックマンタとなり、親の仇とアクアマンにつきまとい、物語を面白くしています。
イタリア・シチリア島でのアクアマン&メラとブラックマンタの闘い(追跡劇)は、トム・クルーズの「フォールアウト」を遙かに凌ぐ面白さです!
 
この作品の目玉は、これまでにない海底でのバトル、アクションです。その壮大さと美しさ、多彩な格闘技の面白さを堪能できます。
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魔力のある槍による格闘技、超未来兵器によるバトル、サメや巨大なタツノオトシゴ等海のモンスターたちとの戦など、よくぞ考えたといわんばかりの闘いが繰り広げられます。( ^)o(^ )
 
後半、アクアマン&メラが、シチリア島を脱出して母アトランナ(ニコール・キッドマン)が処刑されたというトレンチ(海溝王国)を目指し、途中で半漁人トレンチ軍団(横暴なサメ?軍団)に追跡されるシーンには“ぞっと”させられ、ラストの海底大戦争で怪物カラゼンに跨って戦うアクワマンが恰好いい!
 
主人公のアクワマンのキャラクター。超能力を持つが大きな身体に似合わないヒョウキンでユーモアの持ち主、いたるところで笑わせてくれます。見るとおりのワイルドイケメンのジェイソン・モモアが魅力的です。
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その能力は、海洋生物と意思疎通でき、時速150Kmで泳げる。深海の高圧に耐えられ、その皮膚で小銃弾を跳ね返す、三叉槍による格闘技にすばらしい能力を持つ。その暴れっぷりをとくとご覧あれです!
 
そして、ともに行動し戦うメラ。荒々しい格闘能力を持つ行動力のある美しい女性ですが、とても愛情深い。これをアンバー・ハードが瑞々しく演じてくれます。
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ニコールが“このようなアクション作品に出演することに大注目していました。
冒頭でアトランテイスの女王として登場し美しい姿を見せてくれ、ラストで再登場しこの国の行く末を息子に託すという、愛情深い母親をしっかり演じてくれ大満足でした。( ^)o(^ )
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エンデイングで、次作を示唆する映像があります。まだ、「アクアマン」主演作品としては出来上がったばかりの物語。次作を楽しみにしたいと思います。
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