映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

NHKBSプレミアム

「ヒトラー 最期の12日間」(2004)この狂気に我々は関係ないのか?

終戦記念日に観ようと取り貯めていたもの。NHKBSで放送されたものです。 1945年4月のベルリン市街戦を背景に、ドイツ第三帝国総統アドルフ・ヒトラーの総統地下壕における最期の日々を描くというもの。狂気のヒトラーを核に周囲の国防軍軍人や親衛(SS)隊員…

「カサブランカ」(1942)花の名ではない!1942年に製作・公開されたことに意義がある!

名画としてよく紹介される作品、まだ観ていなかった! 1942年に製作開始し、同年11月には公開されたという作品。「親ドイツのヴィシー政権下のフランス領モロッコのカサブランカを舞台に、かつて深く愛し合った末に別れた男女の思いがけない再会とその愛の行…

「我等の生涯の最良の年」(1946)勝者の帰還兵にも大きな戦争の傷が残っていた!

第2次世界大戦後のアメリカを舞台に、同じ故郷へ戻ってきた3人の帰還兵が様々な社会問題に直面しながらも再生していく姿を描いたヒューマンドラマ(モノクロ作品)。1947年・第19回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞(フレデリック・マーチ)、助演…

「フォレスト・ガンプ 一期一会」(1994)

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのロバート・ゼメキス監督と「グリーン・マイル」「プライベート・ライアン」などで知られるオスカー俳優トム・ハンクスが贈る、米アカデミー賞で作品賞含む6部門を受賞した、今なお色褪せない映画史に残る傑作。…

「遊星からの物体X」(1982)奇怪な物体が人間擬態(X)となり襲いかかる恐怖、本当に怖いのは!

宇宙生物を題材にしたSFスリラーの金字塔ともいえる作品。まだ見ていなかった!というわけで「エイリアン」(1979)とともに鑑賞しての感想です。 原作:ジョン・W・キャンベルの短編SF小説「影が行く」。本作は1951年に次ぐ2度目の映画化とのこと。 監督:…

「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」(2017)運転手の目線で追う「光州事件とは何か」

大変評判の良い作品。NHKBSプレミアムで観賞しました。 1980年5月に韓国で起きた“光州事件”を背景に、厳しい取材規制の中で現地入りしたドイツ人記者と、彼を乗せることになった平凡なタクシー運転手の知られざる“真実”の物語。 評判どおりの作品でした…

「仔鹿物語」(1946)野生動物にどう向かい合うべきか!

フロリダ北部の森林地帯で暮らす一家を主人公に、自然の猛威、隣家との確執を交えながら、ひとり息子の少年と子鹿の触れ合いを描く成長譚、テクニカラー色彩映画作品です。 原作はピューリッツァ賞を受けたマージョリー・キーナン・ローリングスの自動文学小…

「殺人狂時代」(1947)この時代に12人の女性を殺した殺人者の方便は?

「モダン・タイムス」(1936)「チャップリンの独裁者(1940)に次ぐチャップリン作です。NHKBSプレミアムのチャップリン特集で観賞しました。 金の為に殺人を続ける男アンリ・ヴェルドゥ(チャールズ・チャプリン)が、真相が発覚し死刑台に送られるまでの…

「モダン・タイムス」(1936)進取の気性に富む勤労者を讃える物語です«(笑)

チャールズ・チャップリン作のなかでも1、2を争うといわれる作品。NHKBSプレミアムで観賞しました。 1930年代、大恐慌時代の労務者の悲哀を描いた作品。バブルで過剰生産に駆り出されたチャーリーという“ちばけた”男が生産工程の自動化という単純作業で精神…

「哀愁」(1940)一日も早く平和が訪れますようにと、“哀愁”だけの映画ではない!

恋愛映画の名作中の名作、NHKBSプレミアムで初観賞しました。公開が1940年で、物語は1939年9月から始まるという物語。それが戦時下の悲哀だという、驚きました。よくこんな映画が作れたなと!日本なら戦時意識の高揚ということで発禁でしょう。(笑) 木下恵介…

「ライフ・イズ・ビューティフル」(1997)このタイトルにこの落ち。イタリア人にしてやられた!

とても評判のいい作品、NHKプレミアムで一連の反ナチ作品として紹介されたひとつ。ユダヤ人迫害(ホロコースト)の悲劇を如何に伝承するか?こういうやり方があったかと楽しみました。 あらすじ: イタリアノ田舎から親父を頼りに上京中に偶然出会った娘…

「海街diary」(2015)平凡なことの積み上げで家族の絆は作られている!

是枝作品「空気人形」(2009)を観て、次にこの作品を選んでみました。空気人形でのテーマ“人と人の繋がり”がよく描かれた作品でした! 亡くなった父が駆け落ちした女性に産ませた娘・“すず”を引き取った幸田家の3姉妹が、一緒に暮らして本当の意味での姉妹…

「バード」(1988)パーカーは麻薬と酒にやられているが、記憶に残る殉教者、死んだら伝説になる!

クリント・イーストウッドが監督し“バード”の愛称を持つ革新的ジャズミュージシャン、チャーリー・パーカーの生涯を描いた伝記ドラマ。アカデミー賞の音響賞を受賞しています。ジャズはよく分かりませんが、夫婦の物語として鑑賞しました。 麻薬と酒漬けで侵…

「空気人形」(2009)人形ベ・ドゥナを観る作品!彼女は愛されたか!

是枝裕和監督がポン・ジュノ監督作で知られるソン・ガンホとペ・ドゥナを使って「ブロッカー」という仮題の韓国映画を手がけることが伝えられています。どのような作品になるのかと期待が膨らみます。そこで是枝監督がすでに撮ったことのあるペ・ドゥナ主演…

「許されざる者」 (1992) クリント・イーストウッドの監督としての気概を知る作品でした!

コロナ禍の今、劇場観賞もままならず、NHKBSプレミアムで撮り貯めていた作品を引っ張りだして楽しんでいます。 本作は第65回アカデミー賞で9部門にノミネートされ、4部門(作品賞・監督賞・助演男優賞・編集賞)の受賞作品。クリント・イーストウッド…

「羊たちの沈黙」(1991)“恐怖のトラウマ”からの脱却!

ホラーミステリーの金字塔と言われる作品、NHKプレミアムで観賞。第64回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞、脚色賞受賞作。 女性を殺害しその皮を剥ぐという猟奇事件が続発。捜査に行きづまったFBIは、元精神科医の殺人鬼ハンニバ…

「ザ・シークレット・サービス」(1993)ケネディ暗殺事件をモチーフに、ただの犯人追跡のエーゼント物語ではない!

米大統領選が目前に迫っています。大統領を身を投げ出して守る護衛官の話ということで、NHKBSプレミアムで観賞。 第66回アカデミー賞(1994)で助演男優賞、編集賞、脚本賞にノミネートされた作品。物語は抜群に面白いです! ケネディ大統領付き護衛官…

「オペラ座の怪人」(2004)“忍ぶ恋”という結末に泣いた!

全世界で大ヒットのミュージカル「オペラ座の怪人」の映画化。ミュージカルは苦手で観ませんが、大ヒットということで、NHKBSプレミアムで観賞。 音楽が素晴らしく、ミュージカル部分が普通の会話のように耳に入って来て、映画だからこそ描けるスケール…

「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(2012)サッチャーが最期に夫と交した言葉は?  

爽やかな論理で論破し、男性以上に実行力のある女性イメージ。映画「21世紀の資本」(2019)では激しくこき下ろされる人。一体ご主人とはどんな関係だったのだろうかとNHKBSプレミアムで観賞。本作でマーガレット・サッチャーを演じたメリル・ストリー…

「スパイ・ゲーム」(2001)男の友情物語として最上の作品だ!

タイトルが「007」を彷彿させ、ダサイ。が、ブラッド・ピットとロバート・レッドフォードの初共演だという。NHKSBプレミアムで観ました。 中国での非合法工作に失敗し、拘束されてしまった愛弟子ビショップ(ブラッド・ピット)を救出するために、引退間際 …

「ファイヤーフォックス」(1982)ロシア語で考えてろ!

音速の6倍で飛行し、レーダーに影すら残さないソ連戦闘機ミグ31(NATOコード:ファイヤーフォックス)を盗み出すベトナム戦で活躍したアメリカ空軍パイロット、この軍人をクリント・イーストウッドが演じるという。まさか!とNHKBSプレミアムで観ました。(笑…

「ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場」(1986)

イーストウッドにこんな作品があるのかとNHKBSプレミアムで観ました。 ベトナム戦で破れた米軍が再建を賭けていた時代の物語。米海軍のCM映画のようです!時のレーガン大統領に依頼されて作ったかのような作品に見えますが(笑)、決してそうではない、“我が道…

映画「時をかける少女」(1983)現実と幻想の世界を行き来しながら、揺れる和子の恋心!

今年4月10日、大林宣彦監督は亡くなられましたが、多くの人が思い浮かべるのが「尾道三部作」だといいます。そのひとつ、本作をNHKBSプレミアムで録画して観賞しました。 一度目は現在とタイムスリップの区別がよく掴めず(笑)、二回目で、時空を旅しながらの…

「パーフェクト ワールド」(1993)プロファイリング主体捜査に物申す?? 

クリント・イーストウッド作品ということで、NHKプレミアムで観賞。完璧な楽園“パーフェクトワールド”を目指して逃走する孤独な脱獄犯と人質となった少年の心の交流、脱獄犯を追う警察署長の苦悩を描いた犯罪ドラマ。 ところが、前年に「許されざる者」でア…

映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(2012)

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開を控え、この国民的ヱヴァンゲリヲン祭りに参加しようと、歳も顧みず(笑)、「破」に続いて、NHKBSプレミアムで観賞です。 スタッフ、キャストは言わずもがなですが、総監督:庵野秀明さん。監督:摩砂雪・鶴巻和哉…

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(2009)

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開を控え、この国民的ヱヴァンゲリヲン祭りに参加しようと、歳も顧みず(笑)、「序」に続いて、NHKBSプレミアムで観賞です。 スタッフ、キャストは言わずもがなですが、総監督:庵野秀明さん。監督:摩砂雪・鶴巻和哉…

「ヱヴァンゲリオン新劇場版:序」(2007)

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開を控え、これまでの作品「序」「破」「Q」の3編がネット配信されるなど大いに盛り上がっています。この国民的ビッグコンテンツという作品を未だ観ておらず、歳も顧みず(笑)、NHKBSプレミアム(5月)での観賞です。…

「愛と青春の旅だち」(1982)An Officer and a Gentleman

青春映画の金字塔ともいうべき作品。久しぶりにNHKBSプレミアムで観賞。原題がAn Officer and a Gentlemanであったことに驚いています。(笑) 原題のほうがよく内容が伝わるように感じました。主題歌を聞くと邦題も捨て難い! いわくつきの孤独な青年が一発奮…

「人生の特等席」(2012)“Trouble with the Curve”このカーブの意味が絶妙!

イーストウッド、82歳での主演作品。今では90歳で撮っているから驚きはないですが、当時は一度引退してからの復帰ということで大変な話題になったようです。「人生の特等席」というタイトルは、作品内容を表現してないが、「イーストウッドにはこの席が一番…

アニメ「君の膵臓をたべたい」 (2018) 人と関わることで生かされる!

“難病もの“と思ってスルーしていたところ、NHK Eテレで地上波初放送されるという。観てみると、とても大きなテーマ”生きるとはどういうことか“を問う作品で、「観てよかった!」と思える作品でした。 原作は住野よるさんの同名小説。監督:牛嶋新一郎さん。…