映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「愛にイナズマ」(2023)映画の面白さは予測不能で、愛とイナズマのような情熱だ!

「月」に続く本年2作目の石井裕也監督作品。実はこの作品が「月」より先に作られていたとのこと。「月」と真逆のポプでハッピーな作品ということで観てまいりました。 監督・脚本:石井裕也、オリジナル作品。撮影:鍋島淳裕、編集:早野亮、音楽:渡邊崇、…

「ザ・クリエイター 創造者」(2023)人類はAIと共存できるかを問う!

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズが監督・脚本を手がけた近未来SFアクション。ということで観ることにしました。 原案:ギャレス・エドワーズ。脚本、撮影:「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」でタッグを組…

「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(2023 )白人という自尊心・差別の罪、3度目があってはならない!

監督、キャストで観ることに決めていました。特にレオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロ対決を楽しみ。 IMAXで鑑賞。 原作:ジャーナリストのデビッド・グランがアメリカ先住民連続殺人事件について描いたベストセラーノンフィクション「花殺し月…

「ターミナル」(2004)67番ゲートで生活する男!スピルバーグにこんな笑える作品があるとは!

WOWOWのスピルバーグ特集で放送されたものの1本。名作「プライベートライアン」(1998)と「インディジョーンズ」(2008)の間で作られたもの。 空港内に長期間にわたって足止めされてしまった男と、そこで働く人々の交流を描いたヒューマンドラマだという。…

「警官の血」(2022)警察組織の闇を暴く!みごとなエンタメ作品だ!

佐々木譲さんの同名警察小説を韓国でリメイク、警察組織の闇を描いたクライムサスペンス。韓国のクライムサスペンスに期待して観ることにしました。原作は未読です。 物語は、 高い検挙率を誇る広域捜査隊の敏腕刑事パク・ガンユンが、警官殺害事件の黒幕と…

「月」(2023)映像で見せられる狂気に耐えられなかった!なぜこうなった?

相模原障害者施設殺傷事件(2016)をモチーフにした作品。この事件はまだまだ生々しく記憶に残っている。何が描かれたかと出かけました。 原作:芥川賞作家の辺見庸さんの同名小説、未読です。 監督・脚本:「舟を編む」の石井裕也、撮影:鎌苅洋一、編集:…

「アンダーカレント」(2023)人生を楽にしてくれる!人は人に頼り迷惑を掛けて生きるんだ!

監督とキャストで観ることにしました! “アンダーカレント“とは底流、下層流。ここでは「心の奥底に流れる心象」。 原作:フランスを中心に海外でも人気を誇る豊田徹也さんの長編コミック「アンダーカレント」、未読です。 監督:「愛がなんだ」の今泉力哉、…

「福田村事件」(2023)リアルな状況不明下の群集心理。今だ未解決な差別!

数々の社会派ドキュメンタリー作品を手がけてきた森達也さんの初ドラマ劇映画作品。関東大震災直後の混乱の中で実際に起こった虐殺事件・福田村事件。 「福田事件」というのは聞いたことがないと、やっと当地での公開となりさっそくシネマクレールに出かけま…

「母性」(2022)“母性”とは一体何なのか!

原作はベストセラー作家・湊かなえさんの同名小説。未読です。戸田恵梨香さんと永野芽郁さんが母娘役を演じるミステリードラマ。監督が廣木隆一さんということで、少し心配もありましたが(笑)、WOWOWで鑑賞。 監督:廣木隆一、脚本:堀泉杏、撮影:鍋島淳裕…

「ハント」(2023)祖国を愛するが故の二人の情報部次長の壮絶な対決!

Netflixの大人気ドラマ「イカゲーム」で主人公を演じたイ・ジョンジェが脚本を手がけて自らメガホンを取った監督デビュー作。といってもNetflixを観ていないし、監督がどんな人か分からないが、1980年代の韓国となると全斗煥大統領の時代、これは面白そうだ…

「BAD LANDS バッド・ランズ」暴力に屈しない、圧巻の安藤サクラ!

尾道での「百円の恋」舞台挨拶で写真に写り込んでもらって以来の安藤サクラさんフアン。(笑)原田眞人監督との初タッグ作品ということで劇場に駆けつけました。(笑) 原作:直木賞作家・黒川博行の小説「勁草」(2015)、未読です。最近のオレオレ詐欺事件はこ…