映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2021-01-01から1年間の記事一覧

「キングスマン ファースト・エージェント」(2021)歴史的人物の虚構を楽しみ、アクションに笑う!

今年最後に観る作品ということで、派手に笑って終わりたいと、この作品を選定しました。「キングスマン」シリーズは第1作しか見ていません。 本作はこの第1作の「前日譚」。世界最強のスパイ組織「キングスマン」はどのような経緯で生まれたかという話。シリ…

「劇場版 呪術廻戦 0」(2021)子供用の漫画ではない!生きるを描く、「鬼滅」を超えているかも!

イブに選んだのがこの作品。みんなで盛り上がりたいと!当たりでした。ほぼ満席!しかし女性が多い!なんでなんでしょうか? 原作もTVアニメも全く知らずの鑑賞です。 この作品には、今の若い人が求めるすべてが入っているような作品だと思いました。話が飛…

「偶然と想像」(2021)偶然には果てしない想像が存在する小宇宙だ!

濱口竜介監督作「ドライブ・マイ・カー」(2021)が第79回ゴールデングローブ賞非英語映画賞にノミネートされ、アメリカでも批評家から絶賛の声が相次ぎ、次は「アカデミー賞」と期待される中で、「偶然と想像」公開となると、これは見逃せません!というわけ…

「マトリックス レザレクションズ」(2021)

1999年に公開され、革新的な映像技術とストーリーで社会現象を巻き起こしたSFアクションの金字塔「マトリックス」。その後2003年に公開された続編「マトリックス リローデッド」「マトリックス レボリューションズ」で3部作完結となった同シリーズ。完結され…

「空に住む」(2020)空っぽを埋めて、そらに住む話!

「EUREKA ユリイカ」の青山真治監督、7年ぶりに長編作品。見落としていて、WOWOW初公開で鑑賞しました。 作品は、 作詞家・小竹正人の同名小説と、原作とともに誕生した「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の楽曲「空に住む Living in your sky」の…

日曜劇場「日本沈没-希望のひと―最終回」

最終回「最後の一人まで諦めない」 TBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」最終回、2時間3分スペシャルでの放送で完結、視聴率:最終回は16・6%。とても好評で最終回を終えました!沢山の感想が寄せられており、今更という感じですが、9回観続けた者としての…

「砕け散るところを見せてあげる」(2021)これみて、あなたもヒーローになれる!

男子高校生がいじめに遭った下級生の女子生徒を助けたことをきっかけに、女子生徒を守ろうとするボーイミツガールズ物語?突き抜けたタイトル、観てみようとWOWOWで鑑賞しました。 原作:竹宮ゆゆこさんの同名小説、 監督・脚本・編集:SABU、撮影:江崎朋生…

「ラストナイト・イン・ソーホー」(2021)甘い夢には毒もあるということ、夢みるもいいが、自分を見つけることが大切よ!

甘い 「ベイビードライバー」(17)のエドガー・ライト監督が描く、ロンドンのソーホー地区を舞台に、60年代と現代、2つの時代が交差するタイムリープ・サイコ・ホラー作品。ということで公開初日初回に駆けつけました。これまた客がいない!驚きました! 監…

「ドント・ウォーリー」(2018)善行を行い、宇宙に戻る人生!

事故で四肢麻痺になった漫画家のジョン・キャラハンの半生。ジョンをホアキン・フェニックスで描くという。WOWOWシネマで鑑賞しました。 まずは観ての結論、人生に“為になる”作品でした。 監督・脚本:ガス・バン・サント、撮影:クリストファー・ブロベルト…

日曜劇場「日本沈没-希望のひと―第8回」

第8回「閉ざされた世界への扉」 あらすじ: アメリカの会見を受けて、中国は日本政府との移民交渉を完全に遮断。そして、世界各国も中国の動きに同調し、もはや世界との移民交渉の窓口は閉じられた。 また、日本沈没という情報が全世界に知れ渡り、日本国内…

「パーフェクト・ケア」(2020)ロザムンド・パイクなしではこの作品は語れない!彼女の最高傑作!

! この作品、「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイクが主演していること、そして予告編での雄叫びシーンに魅せられ、観ることにしました。第78回ゴールデングローブ賞で主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞したクライムサスペンスコメディです…

「くれなずめ」(2021)意味が分からなかったが、とんでもない !優れものだった!

早くもWOWOWに登場。売れなかった作品なんでしょうか!(笑)とんでもない !優れものです! 監督が「アズミ・ハルコは行方不明」の松居大悟さん。ということで観ることにしました。 脚本:松居大悟、撮影:高木風太、編集:瀧田隆一、音楽:森優太、主題歌:…

日曜劇場「日本沈没-希望のひと―第7回」

第7回「それでもあきらめない人達がいる」 あらすじ: 日本沈没の機密情報を漏洩した疑いで、田所博士(香川照之)が東京地検特捜部に連行された。国家機密とされていた日本沈没も里城副総理(石橋蓮司)主導のもと、なかったことにされようとしていた。 追…

「ディア・エヴァン・ハンセン」(2021)

トニー賞で6部門を受賞し、グラミー賞、エミー賞にも輝いたブロードウェイミュージカルの映画化作品。監督は「ワンダー 君は太陽」のスティーブン・チョボウスキー、ミュージカル楽曲は「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」「アラジン」など大ヒ…

「聖地X」(2021)

「AI崩壊」の入江悠監督が、岡田将生さんと川口春奈さんの共演で描くホラー映画。さらに「想像絶する悪夢がはじまる」というキャッチコピーに誘われて、怖いもの知らずで、観ようと決めました。・・ 原作:劇作家・演出家の前川知大さんが主宰する「劇団イキ…

日曜劇場「日本沈没-希望のひと―第6回」

第6回「日本を襲う残酷な事実」 あらすじ(ねたばれあり要注意): 日本未来推進会議に天海(小栗旬)が戻って来た。首都東京の復興に向けて、取り組む決意を誓いあった。 国民も日常を取り戻しつつあり、政府でも、復興に向けた議論が進められていた。その…

「土竜の唄 FINAL」(2021)モグラの正義と仲間の友情を核にしっかり締めた最終作!笑った!笑った!

宮藤官九郎さんの脚本で三池崇史さんが撮る、生田斗真さん主演作品。アクション・コメディ「土竜の唄」シリーズの第3弾にして完結編(5年ぶり)ということで公開朝一番の上映に駆けつけました。なんと大きな劇場がガラ空!何で!何で!とこれに驚き、びっく…

「恋する寄生虫」(2021)あなたの身体にも虫がいます!きっと恋のチャンスが訪れます!

潔癖症に苦しむ孤独な青年と視線恐怖症の不登校女子高生のはかない恋愛を林遣都さんと小松菜奈さんで描くという。おふたりがスクリー登場以来見続けているので、いかなる作品でも観る。(笑)ということで今回も駆けつけました。 原作:三秋縋さんの同名小説を…

日曜劇場「日本沈没-希望のひと―第5回」

第5回「希望は絶対に消させない」 あらすじ: 恐れていた関東沈没は突然始まった。首都圏を中心に深刻な打撃を受けた。 沿岸部にいた天海(小栗旬)と椎名(杏)も関東沈没に巻き込まれて、その被害を受け、避難所に避難していた。 田所博士が早々と「海底プ…

「カオス・ウォーキング」(2021)まさか?やられた!という作品でした。

「スパイダーマン」シリーズで一躍有名になったトム・ホランドと、「スター・ウォーズ」シリーズでチャンスをつかんだデイジー・リドリーの共演で、宇宙もののSF作品ということで、ふたりの演技を観ようと飛びつきました。(笑) まさか?やられた!という作品…

「KCIA 南山の部長たち」(2019)キム部長の決起に至る心情以上に「軍事政権による政治腐敗と民主主義」を問うた作品!

1979年朴正煕大統領が中央情報部部長金載圭に暗殺された実話を基に映画化した実録サスペンス。 事件があったということぐらいで、その詳細をほとんど知らない。とても評判のよい作品ということで、WOWOWシネマで鑑賞しました。 結論を先に述べますと、“すば…

日曜劇場「日本沈没-希望のひと―第4回」

第4回「逆襲と別れ」 新聞に「半年以内に関東圏沈没」の記事が出た。そこに17日総理会見の記述があった。里城副総理(石橋蓮司)は東山総理(仲村トオル)に「総理に担ぎあげてやったのに」と不満を露わにした。 里城副総理や長沼官房長官(杉本哲太)がネタ…

「エターナルズ」(2021)現代の創世記、多様なヒーローの出現に、人類の何かを知る!

「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を舞台に、これまで人知れず人類を守ってきたエターナルズが姿を現し、未曽有の危機に立ち向かうという作品。 アベンジャーズの主要ヒーローが居なくなったその後、いかなるヒーローが出てくるのか、さらに如何なる…

「劇場版 きのう何食べた?」(2021)相手を日々思うことで深化する愛、西島・内野さん夫婦の魅力を堪能!

よしながふみさんの発行部数840万部という人気漫画。2019年4月、西島秀俊さんと内野聖陽さん主演で連続TV化されて大変な話題となった作品。おふたりがゲイを演じるという、いかなる作品なのか公開初日駆けつけました。レディース・デイということもありま…

「由宇子の天秤」(2020)

「火口のふたり」の瀧内公美さんの演技が大変話題になっている作品。3年前に起きた女子高生いじめ事件を追うドキュメンタリーディレクラーを通して、情報化社会の抱える問題や矛盾を真正面からあぶり出していくドラマ。 「火口のふたり」の舞台挨拶で言葉を…

「ビューティフル・ボーイ」(2018)ティモシー・シャラメの進化を確認!

「DUNE/デューン 砂の惑星」を観て、ティモシー・シャラメの進化を確かめようとWOWOWで鑑賞しました。 原作:Netflix「13の理由」の脚本家として活躍する父親:デヴィッド・シェフが書いた「Beautiful Boy」と、息子:ニック・シェフが書いた回顧録「Tweak」…

「燃ゆる女の肖像」(2019)

18世紀フランスを舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘と彼女の肖像を描く女性画家の鮮烈な恋を描き、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞を受賞したラブストーリー。 とても評判のいい作品。監督の経歴を調べていて興味を持ち、WOWOWシ…

日曜劇場「日本沈没-希望のひと―第3回」

第3回「守るべきは経済か?人命か?」 あらすじ: 「関東沈没が1年以内に始まる、確率は50%」という田所博士(香川照之)の分析報告を総理官邸で聞いた天海(小栗旬)は、避難対策の緊急性を強く訴えた。しかし、里城副総理(石橋蓮司)は田所を詐欺学者と…

「燃えよ剣」(2020)

武士の理想を胸に、最期まで時代の流れに抵抗し続けた新選組副長・土方歳三の戦に明け暮れた壮絶な人生を圧倒的なスケールで描き出すという。 司馬遼太郎の名作歴史小説を「関ヶ原」の原田眞人監督&岡田准一主演コンビで映画化したスペクタクル歴史ドラマ。…

「最後の決闘裁判」(2021)男性に!是非観て欲しい!

強姦事件を巡り、中世フランスで実際に行われた決闘裁判を巨匠リドリー・スコット監督が映画化した歴史ミステリー。 原作:エリック・ジェイガー、訳本があるようですが未読。監督:「ブレードランナー」(82)「オデッセイ」(15)のリドリー・スコット。マ…