WOWOWシネマ(2021)
「EUREKA ユリイカ」の青山真治監督、7年ぶりに長編作品。見落としていて、WOWOW初公開で鑑賞しました。 作品は、 作詞家・小竹正人の同名小説と、原作とともに誕生した「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の楽曲「空に住む Living in your sky」の…
男子高校生がいじめに遭った下級生の女子生徒を助けたことをきっかけに、女子生徒を守ろうとするボーイミツガールズ物語?突き抜けたタイトル、観てみようとWOWOWで鑑賞しました。 原作:竹宮ゆゆこさんの同名小説、 監督・脚本・編集:SABU、撮影:江崎朋生…
事故で四肢麻痺になった漫画家のジョン・キャラハンの半生。ジョンをホアキン・フェニックスで描くという。WOWOWシネマで鑑賞しました。 まずは観ての結論、人生に“為になる”作品でした。 監督・脚本:ガス・バン・サント、撮影:クリストファー・ブロベルト…
早くもWOWOWに登場。売れなかった作品なんでしょうか!(笑)とんでもない !優れものです! 監督が「アズミ・ハルコは行方不明」の松居大悟さん。ということで観ることにしました。 脚本:松居大悟、撮影:高木風太、編集:瀧田隆一、音楽:森優太、主題歌:…
1979年朴正煕大統領が中央情報部部長金載圭に暗殺された実話を基に映画化した実録サスペンス。 事件があったということぐらいで、その詳細をほとんど知らない。とても評判のよい作品ということで、WOWOWシネマで鑑賞しました。 結論を先に述べますと、“すば…
「DUNE/デューン 砂の惑星」を観て、ティモシー・シャラメの進化を確かめようとWOWOWで鑑賞しました。 原作:Netflix「13の理由」の脚本家として活躍する父親:デヴィッド・シェフが書いた「Beautiful Boy」と、息子:ニック・シェフが書いた回顧録「Tweak」…
18世紀フランスを舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘と彼女の肖像を描く女性画家の鮮烈な恋を描き、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞を受賞したラブストーリー。 とても評判のいい作品。監督の経歴を調べていて興味を持ち、WOWOWシ…
作品タイトルがピンとこないと放置しておいた作品。WOWOWで鑑賞しました。今年3月の公開作品ですので、TV放送では早い公開になりましたね! 出版業界を舞台に、廃刊の危機に立たされた雑誌編集長が、裏切りや陰謀が渦巻く中、起死回生のために大胆な奇策に打…
大ヒットした韓国のゾンビホラー「新感染ファイナル・エクスプレス」(2017)の前日譚となるアニメです。 ソウル駅で始まった感染パニックを、ある女性の決死のサバイバルを軸に描くというもの。 ポスターで分かるように絵としての魅力はないかもしれない。…
1819年にこんな凄惨な事件が英国であったということを知りませんでした。イギリスの名匠マイク・リー監督作品ということで、WOWOWで鑑賞しました。 日本では1819年に阿部正弘(江戸幕府老中首座)、安藤信正(江戸幕府老中)、1823年に勝海舟が誕生、こんな…
1990年代の韓国を舞台に、思春期の少女の揺れ動く思いや家族との関わりを繊細に描いた人間ドラマ。とても評判のよい作品。WOWOWシネマ初放送で鑑賞しました。 監督・脚本は本作が初長編となるキム・ボラ。監督自身の少女時代の体験をもとにした作品とのこと…
世界最大の英語辞典「オックスフォード英語辞典」誕生に隠された真実の物語をメル・ギブソンとショーン・ペンの初共演で描くというもの。WOWOWプレミアム初放送で鑑賞しました。 原作はサイモン・ウィンチェスターによるノンフィクション「博士と狂人 世界最…
昨年、草なぎ剛さんがトランスジェンダーを演じてとても話題になった作品。見落としていて、WOWOWシネマ初放送で鑑賞。 第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を、最優秀主演男優賞、新人俳優賞受賞作です。 原作:内田英治さん、未読です。監督・脚本:内田…
とても評判のよい韓国映画。WOWOWで鑑賞しました。原作は日本でも話題を集めたチョ・ナムジュの同名ベストセラー小説。男性優位社会のなかでの女性の生き方・生きづらさが描かれ読者の心を捉えました。未読です!映画化にあたってかなり脚色されているようで…
クリストファー・ノーラン監督作を観ようと「メメント」「プレステージ」に次いでこの作品を選び、WOWOWで鑑賞しました。監督らしい夢というマジックで度肝を抜かれるストーリーでした。(笑) 人が眠っている間にその潜在意識に侵入して他人のアィデアを盗みだ…
WOWOWの“W座からの招待状”作品。このタイトルでまさか招待状になる作品か?と観ましたが、大変な作品でした。(笑) 「百円の恋」(’14)の脚本家・足立紳さんが、自身の夫婦生活を綴った同名小説を自ら映画化した作品。原作未読! 売れない脚本家・豪太は、…
クリストファー・ノーラン監督の比較的初期の作品。WOWOWで観賞しました。 マジックは3つのパートから成り立っています。1番目は「確認(プレッジ)」、タネも仕掛けもないとことを観客に確認させる。2番目は「展開(ターン)」、確認したものを消す。3番目…
ゴッホの絵画「ひまわり」が物語の鍵を握る作品ということで観ることにしました。コナン・シリーズの劇場版19作品目となります。 ゴッホの7枚の向日葵のなかで焼失したと言われていた2枚目の向日葵がニューヨークのオークションに出品され、鈴木財閥が落札。…
「ムーンライト」(2016年)、「ミッドサマー」(2019)らでお馴染みのA24作品。ということでWOWOWで観賞しました。 監督・脚本は「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などに出演のジョナ・ヒル。 撮影:クリストファー・ブロベルト、編集:ニック・ヒュー…
図書館が避難所?と聞いて、WOWOWで観賞しました。 凍死者が出るほどの大寒波が訪れた米オハイオ州シンシナティ。政府が用意した緊急シェルターが満員になり、行き場を失ってしまった約70人のホームレスたちは、救いを求めて図書館に大挙して押し寄せる。し…
東西ベルリンの壁が取り払われる10年前に、手作り熱気球で西ドイツへの亡命を目指した家族がいたという実話。厳しい監視国家でよくもこんなことができたなと興味を持ち、WOWOWシネで観ました。 監督:ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ監督、脚本:キット・ホプ…
「それでも夜は明ける」のルピタ・ニョンゴ主演作ということで、WOWOWで観ることにしました。実はジョーダン・ピール監督の話題作で、こんなことも知らずに手を出して、かなりの難解さに面食らいました。(笑) ルピタ・ニョンゴに目を付けたというのは、…
クリストファー・ノーラン監督の2作目、とても難解だと評判の作品です。観たいと思っていたところにWOWOWシネマで「TENETテネット」放送記念として放送され、録画して観ることができました。 評判とおりで1回目はよく分かりませんでしたが、ラスト10分で物語…
フランスの伝説的文豪ロマン・ギャリーの自伝小説「夜明けの約束」の映画化。WOWOWシネマ初公開で観ました。小説は未読です。 ロマン・ギャリーの経歴はウィキペディアによると、 1914年、リトアニアで誕生。ユダヤ系ロシア移民で、ポーランドで幼少期…
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ 一期一会」のロバート・ゼメキス監督作ということでWOWOWシネマ初公開で観ました。 “タイトル“を辞書で調べても答えがない。(笑)映画を観る以外にないという絶妙なタイトルの作品です。(笑) ジ…
神父による児童への性的虐待という衝撃的な事件(「プレナ神父事件」)を描いた作品。第69回ベルリン国際映画祭で“銀熊賞”(審査員グランプリ)を獲得した作品。WOWOWシネマで観賞しました。 聖職者による性的虐待を描いたものに、アカデニー賞作品賞・脚本…
「名探偵コナン 緋色の弾丸」(2021)を観て、赤井一家に興味を持ち、「コナン特集」をやっているWOWOWで観賞しました。「名探偵コナン」劇場版シリーズ第20作という節目の作品です。 名探偵コナンvsFBIvs公安という前代未聞のバトルロワイヤルミステリ…
オーストラリア・メルボルンカップで女性として初めて優勝したミシェル・ペインの努力と挫折の半生を事実に基づいて描いた物語。ヒューマンドラマとして家族愛を描いた作品としても十分に楽しめます。 メルボルンカップは競馬界の“聖杯”で世界中から注目を浴…
「名探偵コナン 緋色の弾丸」(2021)を観て、赤井一家に興味を持ち、「コナン特集」をやっているWOWOWで観賞しました。「名探偵コナン」連載20周年記念作品として劇場版シリーズ第18作、第38回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作品です。…
久しぶりに本作、アカデミー賞受賞式に合わせて放映されたWOWOWシネマで、観賞しました。ベトナム戦争で心身に深い傷を負った男たちの苦悩と友情、そして戦争の狂気を描き、第51回アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞など5部門を制した戦争ドラマです…