映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2017-01-01から1年間の記事一覧

「オリエント急行殺人事件」(2017)

2017年最後の作品として本作(字幕版)を選びました。オリエント急行の旅に参加し、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のレイ役テイジー・リドリーに会おうと鑑賞です。 原作はアガサ・クリスティーの超有名ミステリー、でも読んでいない。(笑) ケネス・…

「勝手にふるえてろ」 (2017)

松岡茉優さんの初主演作品、これがうれしくて期待していました。松岡作品との出会いは、NHKドラマ「銀ニ貫」(2014)。公開日午後一番での鑑賞、座席はほぼ満席。高年齢の方も多く、銀二貫で松岡さんを知った方達かなと。(#^.^#) 彼女の喜怒哀楽の感情が…

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(2017)

SW祭りに参加せねばと出かけました。大変な盛り上がりでした。年末はやはりこの作品ですね! 本作は「スター・ウォーズ」サーガの新3部作第1章「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に継ぐ第2章(第3章で完結)。ついにフォースを覚醒させ、伝説のジェ…

最終回「石を継ぐ者」

直虎の棺が、黄金に色づく棚田を進んでいくところで、竜宮小僧として唯々人のために尽くしひたすら戦のない世を夢み耐えた姿が思い出され、涙が止まらなかった。 不受理な争いのなかで、何事もなしえず、直親・政次そして虎松の身代わりとなった幼な子を失っ…

「DESTINY 鎌倉ものがたり」(2017)

黄泉の世界を見てみたいというのがこの作品を選んだ理由です。巨大湯治場のようで暖かくて心鎮まるところ。黄泉の国に行けない人、帰れる人などお伽話が面白い。(#^.^#) 夫婦の暖かい成長物語、CG・VFXで描かれる奇想天外な転生輪廻の世界感に、驚き、…

「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(2017)

岡山先行上映。これが鑑賞理由です。(#^.^#) YouTube動画をきっかけに話題となり、「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」のタイトルで書籍化もされた実話の映画化。監督は「64 ロクヨン」の瀬々敬久さん、脚本は「いま、会いにゆきます」「セカ猫」の岡田…

第49回「本能寺が変」

“わけのわからん”コミック版本能寺の変でした。直虎が龍雲丸や与太夫に会いに堺に出かける口実のような物語、やはり「本能寺が変」でした。(笑) 家康は、光秀の信長暗殺に協力するため上京したが、光秀に中国出陣の命が下り暗殺の実行性が危惧される。しかし…

「鋼の錬金術師」(2017)

原作は、全世界シリーズ累計発行部数7000万部超の荒川弘さんの大ヒット・コミックス作。TVアニメ、劇場アニメとして公開されている作品。読みもせず、観てもいないが、ヤフーレビューの低評価も気にせず、「これほどの超人気作品の実写版を見逃してはなら…

第48回「信長、浜松来たいってよ」

信長が、浜松で受けた家康の気配り饗応に、家康・重臣たち一同を京に招いて返礼するという。この返礼に応じるべきかどうかという徳川家の大騒動。 直虎が「光秀と氏真の策に乗り、新しい世を作るために、信長を討て」と家康に勧める歴史的説得。この物語では…

宮崎あおいさん誕生日

あおいちゃん!! 32回目のバースデーおめでとうございます。 年初「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」の公開のみが計画されている状況でとても心配でしたが、ドラマ「眩(くらら)~北斎の娘~」が加わり、さらに「Japan Now 銀幕のミューズたち」沢山の新作…

「火花」(2017)

原作はお笑い芸人又吉直樹さんによる芥川賞受賞の大ベストセラー作。菅田将暉さんと桐谷健太さん主演で、監督は芸人でもある板尾創路さん。お笑い芸人の視点から「どう描かれるか」と期待していました。 お笑いの世界に生きる若者たちが、夢と現実のはざまで…

第47回「決戦は高天神」

高天神の戦。徳川軍は、とぐろを巻く蛇のようにじわじわと兵糧攻めで締め上げ勝利。この戦に六左衛門と直之が駆り出され、ふたりの活躍によって、万千代は大きな手柄を掴み“一万石の加増“となりました。 この結果、 信長の横暴とこれによる徳川の悲劇を見た…

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」(2016)

本作で主要役クワガタ(声優)を演じるピエール瀧さんが舞台挨拶で空席があることに「ここまで熱量をかけて作ったものをスルーしていいのかなっていう感じ。見てもらいたい、というより見る義務があると思いますよ」とは話したというニュース。これが、本作…

「泥棒役者」(2017)

あさイチ特選エンタメに西田征史監督自ら出演し、ゲストの萩本欽ちゃんの前で本作の笑いのポイントなど説明。欽ちゃん、「面白そうだね!観ないとわからない」との所見。それではこちらもと、鑑賞することにしました。 監督はNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃ…

第46「悪女について」

信長の横暴に徳川家のため己の死を掛けて家康と信康を救おうとした瀬名、出せる限りの知恵でふたりを救おうとした家康。救えなかった結末に、結果を知っていても、涙が止まりませんでした。 美しい菜々緒さん。家康の膝枕になり、母との約束を果たそうと懸命…

「ゴッホ最後の手紙」(2017)

キャチコピー「世界初、全編が動く油絵で構成される体感型アートサスペンス」、しかもゴッホの死の真相を明かす物語だという。これはもう観ないわけにはいかない。(#^.^#) 原題「Loving Vincent」、監督ドロタ・コビエラ、すばらしい作品でした! 冒頭、「こ…

第45回「魔王のいけにえ」

史実として有名な信康自刃事件が語られました。賢い信康がなぜ自刃に追い込まれたか。すべてが「信長のいけにえ」という説。信康の家臣近藤武助の家康暗殺未遂から始まって、長丸の誕生、信康の側室選び、徳姫の訴えと忠次への問責、於大の助言などうまく絡…

「マイテイ・ソー バトルロイヤル」(2017)

ケイト・ブランシェット、浅野忠信さんが出演ということで観ることに! 実写映画3作目というシリーズ作品。始めての鑑賞、全く予備知識なし。当初はびっくり、何にもわからない。 いきなりの火炎のなかで、宙吊りになり、「なぜソーが檻の中に」「わざと捕ま…

「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」(2017)

宮崎あおいさんが、「バースデーカード」以来1年ぶりの出演ということで楽しみにしていました。原作では、出演シーンが少ないと思っていたところ、役にふくらみを持たせ出番が増えていて、彼女らしい感情のこもった演技をみることができ大満足でした。 原作…

第44回「井伊谷のばら」

万千代は前髪のまま、田中城をめぐる戦に参加。家康の暗殺を防ぎ一万石の知行を与えられるという大手柄を上げた。これを機に元服したいと考えるが、これに伴う家督継続について直虎と万千代が言い争うことになる。このような状況のなかで、優椿尼がなくなり…

「ブレードランナー 2049」(2017)

1982年公開のSF「ブレードランナー」(リドリー・スコット監督)から、35年の時を経て生み出された本作。前作スコット監督が製作総指揮を務め、「メッセージ」「ボーダーライン」のドゥニ・ビルヌーブ監督が新たにメガホンをとっています。「生命」「愛」な…

「彼女がその名を知らない鳥たち」(2017)

ヒロインが、最近変わった役の多い蒼井優さん。夫の稼ぎに依存して自堕落な生活を続ける妻十和子を熱演。もっぱらの評判が佐和子の夫・陣治役阿部サダオさんの不潔で無作法、下品な演技。(笑)キャッチコピーは「共感度ゼロの最低な男と女が辿り着く“究極の愛…

第43回「恩賞の彼方に」

長篠戦の恩賞の彼方に、大量に木材を差し出した井伊谷の洪水危機。恩賞問題でゆれる岡崎と浜松の溝。このなかで生かされる万千代の運命が描かれました。(#^.^#) 万千代が色小姓になるのではと、とても心配していましたが、“常の小姓”として仕えることになり…

「あゝ、荒野 後編」(2017)

後編はボクシングが主体、ラストの新次・バリカン戦に泣かされます。5ウンド、新次の放つ24発目のパンチがバリカンに入って、やっとふたりが何故打ち合っているかに気付き、セコンドの馬場・片目(堀口)が、そして宮本が、京子が、芳子が、スタンドの皆が…

第42回「長篠に立てる柵」

信長が大量の鉄砲運用で勝ちを収めた史上名高い長篠の戦。戦闘シーン、わずかでしたが、沢山の馬と鉄砲、馬防柵を構築して戦の特色をしっかり捉えわかりやすく、映画「関ケ原」以上のできでした。(#^.^#) この戦での家康の将としての器がいい。増援を要請し…

「エル ELLE」(2016)

本作、監督は「氷の微笑」のポール・ヴャーホーヴェン、ヒロインは「ピアニスト」「愛、アムール」のイザベル・ユベール。第89回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた注目の作品です。 原題「Elle」は フランス語で「彼女」を意味します。コピーは「…

第41回「この玄関の片隅で」

長篠の戦。無防備な鉄砲隊を柵で守り武田の騎馬隊を迎え撃った信長の鉄砲戦術。 馬防柵3000本の中の500本が井伊谷で六左衛門が伐採し、直虎らで製材されたものであったとは驚きです! 六左衛門は、直接戦闘には参加しないが、木材を伐採したことで戦闘を支え…

「エルネスト」(2017)

キューバ革命の歴史的英雄チェ・ゲバラの“意思”を継いだ男。ボリビア軍事政権との戦いにあたり、ゲバラから彼のファーストネーム“エルネスト”を授けられ、共に行動したボリビア日系二世フレデイ前村ウルタードがいたということを全く知らなかった。いかなる…

「あゝ、荒野 前編」(2017)

菅田将暉さんが「あさイチ プレミアムトーク」に出演中、この作品は僕の「共喰い」「そこのみにて光輝く」に次ぐ菅田三部作と言われていると紹介したのが観るきっかけ。感想は、あっという間に2時間37分が過ぎてしまうという面白さ、そして菅田さんの野獣の…

第40回「天正の草履番」

虎松の人生の大きな分岐に決着をつけた回、すばらしい言葉に感動しました!これで主役交代ですね。菅田さんの勢いのある演技に圧倒されています。映画「あゝ、荒野」にはまだほど遠い、楽しみにしています。 虎松が「井伊万千代」として徳川に仕えることに、…