映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「いつかの君にもわかること」二度泣けます!まずジョンとマイケル親子に、そして自分の親に感謝で!

2020年度製作作品。「おみおくりの作法」(2013)のウベルト・パゾリーニ監督が脚本を手がけ、余命わずかなシングルファザーが息子の新しい家族探しに奔走する姿を描いたヒューマンドラマ。監督がウベルト・パゾリーニということで観ました。 父と息子の情愛が…

ブラック・フォン」(2022)「電鈴!」「誰だ?」と怖いが、「生きてるの?」と大混乱、原作者がスティーブン・キングの息子さんと知って・・!(笑)

「タイトル」で怖い話だと思って、観ることにしました。原作者が「IT イット」の原作者スティーブン・キングの息子さん(ジョー・ヒル)とは知らずにみて、このことを知り、なるほどという作品でした。 (笑) 監督:「ドクター・ストレンジ」のスコット・デリ…

「逆転のトライアングル」(2022)ブラックユーモアで批判した金本位のヒエラルギー、強烈すぎて笑えない(笑)!

「ザ・スクエア 思いやりの聖域」のリューベン・オストルンド監督作ということで観ることにしました。この作品は美術館のキュレイターがスクエアのオブジェを展示して「平等」を市民に説くという話でしたが、全く平等を実践行動で示せないこの男に平等など説…

「俺たちに明日はない」(1967)タイトルがすばらしい、虚無感で銀行強盗。その時代を活写し、時代を先取りした作品だった!

大恐慌時代のアメリカに実在した強盗カップル、ボニーとクライドの破滅的な青春を描き、アメリカン・ニューシネマの原点となった傑作犯罪映画。 “アメリカン・ニューシネマ”といわれても何のことだか分からず、恥ずかしながら、NHKBSで鑑賞しました。 「エブ…

「耳をすませば」(2022)雫と聖司の10年後。挫折しかけてもふたりだから追い続けられる夢!

スタジオジブリの人気アミメ作品にあやかった作品と、後で観ると決めた作品。WOWOWに初登場で観ることにしました。 監督:平川雄一朗、原作:柊あおい、脚本:平川雄一朗、撮影:中山光一、編集:山口牧子、音楽:高見優、主題歌:杏。 出演者;清野菜名、松…

「Winny」(2023)緻密な裁判劇!未来を切り開く者のために、司法システムの欠陥を暴く!

ファイル共有ソフト「Winny」の開発者が著作権法違反ほう助の罪に問われた裁判で無罪を勝ち取った物語。この事件のことを、恥すかしながら、知らないので、後々のためにと観ることにしました。 監督:松本優作、原案:渡辺淳基、脚本:松本優作 岸建太朗、撮…

「アメリカン・ビューティー」(1999)とんでもない家族崩壊物語。が、書き手の心が“すこんと”心に入って来る凄い作品だ。

現代アメリカの理想的家族の崩壊劇を通して、現代アメリカ社会の抱える闇をコミカルに描き出すというもの。 本作は第72回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞を獲得した作品です。 監督:サム・メンデス、脚本:アラン・ポール、撮影…

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(2022)奇抜さに面食らったが、今の世界に一番大切な結末だと納得!

第95回アカデミー賞に作品、監督、脚本、主演女優ほか10部門11ノミネートされた作品とのこと。さらにA24作品で製作にルッソ兄弟が関わっているということで、観ることにしました。劇場には結構入っていましたから、みなさん興味があったんだと思います。さて…

「フェイブルマンズ」(2022)母の言葉「すべての出来事には意味がある」を胸に、映画界に入ったスピルバーグ監督の青春物語!

巨匠スティーブン・スピルバーグが、映画監督になるという夢をかなえた自身の原体験を映画にした自伝的作品。今、なぜ、何を伝えたかったのかと、初日公開日初回で観ました。大きな劇場が準備されていましたが、がら空き!でした。(笑) 本作は、第95回アカデ…

「リコリス・ピザ」15歳の男の子が25歳の女性をひと目で好きになった、その先は絶対見たい!

2021年製作作品。リコリス・ピザとは何か。1970年代のアメリカ、サンフェルナンド・バレーを舞台に15歳の男の子が25歳の女性をひと目で好きになって、その先は・・という話。 男の子なら絶対に観たくなると新海監督の「言の葉の庭」(2013)を思い出し、その…