映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

「キャラクター」(2021)漫画家の描くキャラクターで殺人を続けるサイコパスが漫画家を追い詰め、その行きつく先は!

永井聡監督作で予告編の映像がとてもきれいだったこと、そして菅田将暉さん主演ということで観ることにしました。 画力があるが真っ正直で人の良さが災いしてか、リアリティなカルト漫画が描けない若きカルト漫画家。ある深夜、師匠に頼まれ住宅街を描いてい…

「グレース・オブ・ゴッド告発の時」(2019)戦うことで強くなり“生きる希望”を見出し 宗教と対峙していく!

神父による児童への性的虐待という衝撃的な事件(「プレナ神父事件」)を描いた作品。第69回ベルリン国際映画祭で“銀熊賞”(審査員グランプリ)を獲得した作品。WOWOWシネマで観賞しました。 聖職者による性的虐待を描いたものに、アカデニー賞作品賞・脚本…

「るろうに剣心 最終章The Beginning」(2021)剣心と巴、愛と平和への願いを込めて、剣心の頬に刻んだ傷の物語

最終章は“The Final”と“The Beginning”の2編からなり、すでに“The Final”は鑑賞済み。“The Final”は亡き妻・巴の弟縁の剣心に対する仇討ち劇で、剣劇をエモーショナルなものにするためには仇討ちの動機がしっかり語られなければならない。が、この部分の大部…

「明日の食卓 」(2021)親子が目をそらさずに向かい合えるには?

監督が瀬々敬久さんに出演者が10年ぶりの映画主演になるという菅野美穂さん、さらに高畑充希さん、尾野真千子さん出演ということで観ることにしました。 原作は椰月美智子さんの同名ベストセラー。監督:瀬々敬久、脚本:小川智子、撮影:花村也寸志、編集:…

「名探偵コナン 純黒の悪夢」(2016)黒組織女性工作員の“脳の謎”を解き、公安警察とFBIに協力して、自らの運命を賭けて黒組織と対立!

「名探偵コナン 緋色の弾丸」(2021)を観て、赤井一家に興味を持ち、「コナン特集」をやっているWOWOWで観賞しました。「名探偵コナン」劇場版シリーズ第20作という節目の作品です。 名探偵コナンvsFBIvs公安という前代未聞のバトルロワイヤルミステリ…

「HOKUSAI」(2021)「時代のせいにするな、己の“好き”を貫け!」

「HOKUSAI」というタイトルで観ることにしました。 青年期に版元蔦屋重三郎に出会ってから晩年小布施(長野県)で「男波・女波」を描き上げるまでの、代表的な絵をモチーフに、北斎の絵師としての生き様を描いたものです。 製作・脚本:河原れんさん、“お江”…

「ライド・ライク・ア・ガール」(2019)美人騎手のド根性ものがたり!

オーストラリア・メルボルンカップで女性として初めて優勝したミシェル・ペインの努力と挫折の半生を事実に基づいて描いた物語。ヒューマンドラマとして家族愛を描いた作品としても十分に楽しめます。 メルボルンカップは競馬界の“聖杯”で世界中から注目を浴…

「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」(2021)

今の自分に必要な作品とタイトル名で作品を選びました。 結婚50年を迎える夫妻。定年退職した夫が家にずっといることで、妻は夫の在宅のストレス症に陥る。相手への気遣いがまったくなくなり、夫は健康麻雀、妻は健康コーラスに通って趣味仲間にお互いの愚痴…

「名探偵コナン 異次元の狙撃手」(2014)名スナイパー赤井の初登場、セリフは任務を終えての「了解!」のみ!こいつは何者だ!

「名探偵コナン 緋色の弾丸」(2021)を観て、赤井一家に興味を持ち、「コナン特集」をやっているWOWOWで観賞しました。「名探偵コナン」連載20周年記念作品として劇場版シリーズ第18作、第38回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作品です。…

「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」(2017)運転手の目線で追う「光州事件とは何か」

大変評判の良い作品。NHKBSプレミアムで観賞しました。 1980年5月に韓国で起きた“光州事件”を背景に、厳しい取材規制の中で現地入りしたドイツ人記者と、彼を乗せることになった平凡なタクシー運転手の知られざる“真実”の物語。 評判どおりの作品でした…

「ファーザー」!(2020)認知症で記憶力が低下する不安と恐怖を体感できる!

本年のアカデミー賞で6部門にノミネートされ主演男優賞、脚色賞を獲得した作品。コロナ禍の真っただ中で公開されました。 認知症が進行していく父親と、その介護で疲弊していく娘の姿を認知症の側の視点から描き、観る者に記憶力の低下によって直面する父親…

「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」(2001)高層ビルをめぐる連続殺人事件、さらなる爆破事件にコナンが挑む。

「名探偵コナン 緋色の弾丸」(2021)を観たあとで、本作を「金ロー」で観賞しました。シリーズ第5作でとても人気のある作品だとのこと。第1作からシリーズを手掛けているこだま健嗣監督と脚本古内一成さんのタッグ作品。 謎解きというか、べらぼうに張られ…

「街の上で」(公開2021)平凡な日常のなかで大切なものは?

今泉力哉監督の「愛がなんだ」「アウネクライネナハトムジーク」に次ぐ作品(製作年次)。コロナ禍の中での公開。監督がツイッターで「絶対にネタばれしないで!」「見てください!どうか!」と叫び続けている作品!やっと当地で公開となりました。全くネタ…

「サンドラの小さな家」(2020)とてもいい音楽とテンポで、スカットしたラストシーンに“マンマ・ミーヤ”!

アイルランド・ダブリンを舞台に、住居を失った若い母親と子どもたちが、周囲の人々と助け合いながら自分たちの手で小さな家を建てる姿を描いたヒューマンドラマ。「家を持つには苦労したな!」という軽い気持ちで観ることにしました。(笑) ところがある出来…

「Mank マンク」(2020)

名作「市民ケーン」の影の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツの伝記を描いたNetflixオリジナル映画作品。第93回アカデミー賞で10部門にノミネートされ撮影、美術の2部門受賞というこの機会に、当地では一日一回の上映、やっと観ることができると駆けつけまし…

「ディア・ハンター」(1978)

久しぶりに本作、アカデミー賞受賞式に合わせて放映されたWOWOWシネマで、観賞しました。ベトナム戦争で心身に深い傷を負った男たちの苦悩と友情、そして戦争の狂気を描き、第51回アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞など5部門を制した戦争ドラマです…

「デッド・ドント・ダイ」(2019)

ゾンビ映画は苦手ですが、ゾンビコメディだということで安心してWOWOW初放映で観ることにしました。前知識ないで観ましたので怖かった!この作品、「怖くないと言ったら作った意味がない」ですよね。(笑) ゾンビが襲うほどに“人間の業が怖い”という作品でし…

「るろうに剣心 最終章 The Final」(2020)

これまでの“るろ剣”過去3作を観ていて、7年ぶりの本作を楽しみにしておりました。コラナ禍の中での公開でしたが早速観て参りました。 最終章は“The Final”と“The Beginning”の2編からなり、物語の完結はこの“The Final”、ラストでなじみのキャラクターが集合…

「悪の偶像」(2019)バックグラウンドの国内事情に、粘っこい韓国ドラマのエネルギーを見た!

WOWOWの韓国サスペンス特集「真相への執念」4本の内の1本。轢逃げ事故を起こした息子を庇う議員とその事故で息子を亡くした父親の葛藤を綴るサスペンス作品。轢逃事故はよくある事故。これなら韓国社会の実情が分かりやすいだろうとこの作品を選びました。 …

「名探偵コナン 緋色の弾丸」(2021)時速1,000kmの“真空超電導リニア”を狙撃するという“時代への挑戦”

コナンアニメ祭り、劇場版第24作です。オリンピックに因んだ作品、就中時速1000kmで走る真空超電磁リニアのアクションを見てやろうと参加。ストーリーもアクションも、何よりもコナンとこれを取り巻くキャラクターたちが元気で活躍する様は楽しかったです…

「仔鹿物語」(1946)野生動物にどう向かい合うべきか!

フロリダ北部の森林地帯で暮らす一家を主人公に、自然の猛威、隣家との確執を交えながら、ひとり息子の少年と子鹿の触れ合いを描く成長譚、テクニカラー色彩映画作品です。 原作はピューリッツァ賞を受けたマージョリー・キーナン・ローリングスの自動文学小…

「ハルカの陶」(2019)備前焼の温かさを知るものがたり!

岡山県備前市で陶芸に情熱を燃やす人々を描いた人間ドラマ。故郷が舞台の作品ということで、WOWOW放送で観賞しました。備前焼は日本六古窯のひとつと言われますが、岡山にいながらほとんど知識がない状態でした。(*ノωノ) 備前焼とは、 釉薬を一切使わず「酸化…

「BLUE/ブルー」(2020)試合に負けても、やり続ければ人生の負けではない!

吉田恵輔監督作品は人生の応援歌だと思っていますので、楽しみにしておりました。 人一倍ボクシングに情熱を注ぎながらもなかなか報われない、というか一度も勝ったことのない男のボクシング人生を描くというもの。 まさに監督にうってつけの作品だと思いま…

「ミスティック・リバー」(2003)登場人物全員の運命の行く末に泣いた!

クリント・イーストウッド監督作品ということで、WOWOWで初観賞です。原作は全米でベストセラーとなったデニス・ルヘインの同名のミステリー小説、未読です。タイトルはマサチューセッツ州を流れる実在の川だそうで。 第76回アカデミー賞で作品賞を始めとし…

「ホムンクルス」(2021)俺は何を見ているんだ・・と脳に刺激を受けました!

原作は山本英夫さんの同名カルト漫画。山本さんを全く存じあげない。監督が「呪怨」シリーズの清水崇さん。これまた存じあげない。主演が綾野剛さんで共演に成田凌、内野聖陽、岸井ゆきのさんという布陣。もうキャストで観ることにしました。結果は「自分の…

「国家が破産する日」(2018)

1997年に韓国で起こった通貨危機(IMF経済危機)の裏側を描いた社会派ドラマ。韓国では性懲りもなく今日また経済危機が騒がれており、これを戒めるため「国民よ賢くなれ!」と訴えた作品です。WOWOW初放送で観ました。 韓国銀行の通貨対策チーム長が打ち出す…

「殺人狂時代」(1947)この時代に12人の女性を殺した殺人者の方便は?

「モダン・タイムス」(1936)「チャップリンの独裁者(1940)に次ぐチャップリン作です。NHKBSプレミアムのチャップリン特集で観賞しました。 金の為に殺人を続ける男アンリ・ヴェルドゥ(チャールズ・チャプリン)が、真相が発覚し死刑台に送られるまでの…

「ノマドランド」(2020)あなたの人生の見方が変わるかも!

ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞、トロント国際映画祭で観客賞を受賞し、今年のアカデミー賞の最有力候補といわれる本作、観て参りました。 ネバダ州の企業城下町で暮らす60代の女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)は、リーマンショックによる企業倒…

「悪人伝」(2019)はみ出し刑事とヤクザ親分が組んで、連続殺人犯を追う異色の捕り物帖。

韓国映画の勢いのある映像を観たいと、WOWOW初公開で観ました。 はみ出し刑事とヤクザ親分が組んで、連続殺人犯を追う異色の捕り物帖。これ、実話に基づく物語とのこと。 刑事とヤクザが組んでサイコパスを追うという発想の面白さ、スピード感のある展開、“…

「ミナリ」(2020)世代を継いでアメリカに逞しく根を張って行く韓国家族の物語!

アカデミー賞有力候補作品ということで観て参りました。 農業で一山あてたいという父親に連れられ、アメリカアーカンソーの高地に移住した韓国人家族が大自然の中で困難に立ち向かい生き抜く姿を描いた物語。 ミナリとは韓国語で香味野菜のセリ(芹)のこと…