映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

劇場鑑賞映画(2016)

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016)

「ソラニン」から三木孝治監督作品を見続けています。今回は福士蒼汰さん、小松菜奈さんでファンタジックなラブストーリーを撮ったという、どのような作品を見せていただけるかと楽しみにしていました。原作は七月隆文さんの同名ベストセラー小説ですが未読…

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 (2016)

この作品については、観る理由は評判のよさでした。そのとおりで、楽しめるすばらしい作品です。EP3と4は覗く程度でSWの世界観や登場人物、兵器をよく知りませんでしたがこの作品を契機にSW全編をしっかり観てみようと思います。 「スター・ウォーズ…

「奇蹟がくれた数式」(2015)

こちらでは先週から公開されています。「数式」ということばに魅かれて観ることに。 アインシュタインと並ぶ天才と称されるインド人のラマヌジャン(1887 – 1920)と、彼を見出したイギリスの学者G・H・ハーディ(1877 –1947)の二人が起こした奇蹟と友情…

「海賊と呼ばれた男」(2016)

本作は2013年度本屋大賞第1位を獲得した百田尚樹の同名ベストセラー小説の映画化。出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにしたといわれる物語、昭和20年代にアメリカの大手石油会社の支配を突っぱねイランから自前の船で原油を買い付けた人がいたことに感動し…

「アズミ・ハルコは行方不明」(2016)

なんとも奇妙な題名、これに蒼井優さん、高畑充希さん出演、原作は読まず、何が起こったのかと観てきました。 本作は、とある地方都市に突如、街中に拡散される女の顔のグラフィテイ・アート。無差別で男たちをボコる女子高校集団。OL安曇春子(28)の失踪を…

「ベストセラー」(2015)

<編集者パーキンズに捧ぐ> 原題「GENIUS」と出演者で観ることに。(#^.^#) 天才小説家と名編集者の葛藤の物語、名優コリン・ファース、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマンの競演です。 物語は1920~1930代ニューヨーク、スクリブナーズ社の伝説的な名編…

「この世界の片隅で」(2016)

「今年一番の作品!」とまで絶賛される作品、観て参りました。評判どおりの作品だと思います。一度だけでは味わいきれない味のある作品で、そのうち又劇場に。(#^.^#) 本作は戦時中の広島県呉市に18歳で嫁いだ女性が戦禍の激しくなる中で懸命に生きる姿を描…

「聖の青春」(2016)

羽生名人を追い詰めた棋士として話題になった村山聖9段の伝記物語、将棋のことをあまり知らないのですが、体重を20kg増やしての役作りをした松山ケンイチさんの「一生に一本の作品」というお芝居に期待して観てまいりました。 村山九段は天才棋士と言われな…

「オーバー・フェンス」(2016)

山下敦弘監督作品、オダギリジョーさん、蒼井優さん出演ということで楽しみにしていましたが当地ではやっと公開され、後続の「ぼくのおじさん」を先に観てしまうという、ずいぶんと遅れてしまいました。 本作は函館を舞台にした「海炭市叙景」「そこのみにて…

「ぼくのおじさん」(2016)

「ぼくのおじさん」(2016) 山下敦弘監督作品、松田龍平、寺島しのぶ、クドカンさん出演ということで期待していました。 「ぼくの家に居候してる“だめだめ”おじさんが、お見合いで知り合った美女を追っかけてハワイにむかいそこでどうなったかという話」で…

「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016)

「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016) 好評価作品ということで、わたしどもの地域では正月明けの公開、遠出して観て参りました。噂どおりすばらしい作品で、今年のトップクラスの作品だと思っています。 突然の余命宣告を受けた母親が、強い意志と愛情で、2か…

「種をまく旅人~夢のつぎ木~」(2016)

「種をまく旅人~夢のつぎ木~」(2016) 私のふるさとの物語、宮崎あおいさん主演作「ツレがうつになりまして」(11)の佐々部潔監督作品であり、岡山県先行上映で観て参りました。 本作は、日本の地方で第一次産業に携わる人々の暮らしをその土地の風土と…

「何者」(2016)

「何者」(2016) 二階堂ふみさんが出演、ことし5本目の作品。原作が朝井リョウさんの直木賞受賞作品。朝井さん作品では「霧島、部活やめるってよ」を観ています。青春の痛みがよく描かれ、あの時代の痛みを思い出し楽しめる作品でした。監督は演劇界の若き…

「永い言い訳」(2016)

西川美和さんが直木賞候補作にもなった自著を自ら脚色、監督した作品であり、本木弘さんが7年ぶりの主演参加ということで、原作を読むことなく観てまいりました。期待どおりの、これまでの監督作品とは違った、観たあとでじわりじわりとよさが伝わってくると…

「淵に立つ」(2016)

深田晃司監督がメガホンをとり、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞した、今年度期待の作品です。こちらでの公開初日3回目の鑑賞でしたが、客の入りは極端に悪く、驚きました。 本作、平穏な日常だった中年夫婦と幼い娘の3人家族が、…

「SCOOP!」(2016)

二階堂ふみさんにとっての今年4本目の作品、大根監督に、福山さん、吉田洋さん、滝藤さん、そしてリリーさんの出演ですから、この作品に外れはないと観てきました。 面白かった、でも最後にはちょっぴり寂しい、中年おっさんの悲哀の人生のようにも思え、糸…

「ハドソン川の奇跡」(2016)

「ハドソン川の奇跡」(2016) クリント・イーストウッド監督にトム・ハンクスということで観にいきました。 2009年、エアバスA320旅客機がニューヨークのハドソン川に不時着水し、155人の乗客全員が無事生還した航空機事故、よく助かったなと驚いた記憶があ…

「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 」(2015)

「ローマの休日」の脚本家の実話ということで、予告編も観ることなく、鑑賞しましたがとても面白かったです。「ローマの休日」の原題名は当初「女王と無骨者」であったとか?(笑) “嫌われた”というのは、1940年代、トランボは売れっ子の脚本家でしたがかって…

「四月は君の嘘」(2016)

「四月は君の嘘」(2016) 本作、宮崎あおいさん主演映画「ただ、君を愛してる」(2006)の新城毅彦監督の10年後の作品。 母の死をきっかけにピアノが弾けなくなってしまった天才ピアニスト・有馬公生(山崎賢人さん)が、個性的なバイオリニストの宮園かを…

「君の名は。」(2016)

昔のドラマ「君の名は」のリメイクかと思っていて(笑)、観るのが遅くなりました。本作、東京に住む男子高校生と飛騨地方の田舎町に住む女子高生が、時を超えて入れ替わって出会い、彗星の落下災害に遭遇し被害軽減に奔走するなかでお互いの名を忘れ、何度か…

「蜜のあわれ」(2016)

二階堂ふみさん主演作品、彼女にとっては異色の作品だけに楽しみにしておりましたが、今になってやっと観ることができました。 小さな劇場ですがほぼ満席。作家の室生犀星が晩年に発表した同名小説の映画化。作者自身を想起させる老作家(大杉漣さん)と少女…

「後妻業の女」(2016)

予告編での大竹しのぶさんと小野真千子さんの殴り合いシーンが凄すぎて、これは観なければと。 資産を持つ高齢の独身男性の後妻に収まり、多額の金品を貢がせる「後妻業」を生業とする女の物語。 物語は金欲と色欲に絡む人間喜劇、はじめから終わりまで大笑…

「ジャングルブック」(2016)

劇場での予告編で美しい映像を観て、全編を見ることに。ジャングルでオオカミに育てられた男の子の、成長とともにジャングルでは危険視され、人間社会に戻ろうと旅するなかで出会う沢山の動物や危険の中で成長していく物語。 この子を除いて動物も風景もすべ…

「偽りのチャンピオン」(2015)

「偽りのチャンピオン」(2015) 本作、ツール・ド・フランスで前人未到の7連覇を達成したランス・アームストロングの栄光と虚偽に満ちた人生、ドーピングの疑惑が暴かれ英雄から一転してペテン師になるさま、ドーピングにはしる動機、実態が生々しく描かれ…

「シン・ゴジラ」(2016)

「シン・ゴジラ」(2016) 話題の作品ということで観てきました。怪獣映画は初めてですが、この作品は怪獣「ゴジラ」の映画ではなく災害に立ち向かう「日本国」の映画、政治ドラマでした。突然「ゴジラ」が現れこれに挑む日本が描かれ、全編「東日本大震災」…

「帰ってきたヒトラー」(2015)

タイトルから面白そうな映画だなということで観ることになりましたが、これからの世界、とんでもないことが起きるかもしれないなと恐ろしくなります。(笑) 田舎の劇場が満杯という凄い人気のある作品であることにも驚きです。 本作、1945年に自殺したはずの…

「或る終焉」(2016)

第68回カンヌ国際映画祭で脚本賞受賞作品。終末期の患者をケアする看護師の葛藤を描いたヒューマンドラマ。 物語は、セリフを極力抑え余計な映像をそぎ落し最後まで何が起こるか予想がつかない展開と多くを観る者の判断に任されるという独特な手法で、家族も…

「団地」(2016)

「団地」(2016) 坂本順治監督、岸辺一徳、石橋蓮司、大楠道代さんの名前に藤山直美さんの名前を見て、「大鹿村騒動記」を思い出し、団地に越して来た夫婦にまつわる噂が引き起こす大騒動、大阪の人情物語ということで観ることにしましたが、予告編とは違っ…

「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」(2016)

本作、宮藤官九郎さんのオリジナル作品。「真夜中の弥次さん喜多さん(魂の宿)」、「少年メリケンサック」に何となく似たところもありそうで見ることに。 物語は輪廻転生、六道輪廻など仏教の教えにそって地獄に落ちた17歳の少年が必死に現世に戻ろうと努…

「二重生活」(2016)

「二重生活」(2016) 本作に出演の門脇麦さんの演技について「A-Studio」(20160624)で鶴瓶師匠(MC)がすばらしいと褒めているのを耳にして、これはと観てきました。鶴瓶師匠は「このすばらしい演技が出来るのは、日常がいかに安定しているかということ…