映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「アムステルダム」(2022)抜群のテーマ性を持つ作品、笑いが少ないのは時代のせい!

デビッド・O・ラッセル監督作。「アメリカン・ハッスル」(2013)のコピーは「アカデミー賞確実!」だった。しかし10賞にノミネイトされながら0賞だった。今回も「アカデミー賞確実!」と予告で流れています。どうアカデミー賞に挑むのかと観ることにしまし…

「アメリカン・ハッスル」(2013)スリングな騙しに、ユーモア一たっぷり、スタイリッシュで予測不能なクライム物語!

デビッド・O・ラッセル監督の「アムステルダム」を観る前にこの作品をと、WOWOWで観ました。 監督:デビッド・O・ラッセル、脚本:エリック・ウォーレン・シンガー デビッド・O・ラッセル、撮影:リヌス・サンドグレン、編集:ジェイ・キャシディ クリスピン…

「線は、僕を描く」(2022)空っぽの俺、水墨画に魅せられ、これで生きていく!

水墨画に魅せられた霜介が湖山の弟子となりタイトル「線は、僕を描く」を描き上げるでの青春成長物語 監督が「ちはやふる」の小泉徳宏さん。清原果那さん出演作ということで観ることにしました。 原作:砥上裕將さんの2020年「本屋大賞」第3位受賞同名小説、…

「ゴヤの名画と優しい泥棒」(2020)TV受信料拒否にこの手があったかと大笑い!

ゴヤの名画「ウエリントン侯爵」を盗んだ泥棒(実話)ということで、WOWOWで観ました。 監督:名作「ノッティングヒルの恋人」(1999)のロジャー・ミッシェル(2021年9月死亡65歳)、脚本:リチャード・ビーン クライブ・コールマン、撮影:マイク・エ…

「スペンサー ダイアナの決意」(2021)ダイアナのスペンサーに戻る決心に至る心情変化をミステリアスに描き、その結末にカタリシス!

エリザベス女王が死去され、チャールズ皇太子が新国王の座についたばかり。新国王の即位に伴いチャールズ新国王とカミラ妃について、さらに今後の王室について多くの記事を目にしますが、いずれにもダイアナ元皇太子妃が関わる記事も多い。 にも関わらず何故…

「仁義なき戦い 広島死闘篇」(1973)ぶっ飛んだ熱量で描く恋と暴力のやくざドラマ!

1973年1月東映により同タイトルで映画化されて大ヒット作となり、94年にかけて全5作のシリーズ作品の第2作目です。一作も見ていないので今回が初見となります。 観る理由は、原作が飯干晃一さんだからです。飯干さんは今話題の統一教会から娘さんを取り戻し…

「バッドガイズ」(2022)人を見てくれで判断するな!悪人でも大儀を忘れるな! 友は5人が最高だ!

「ボス・ベイビーファミリー・ミッション」」「SING/シング:ネクストステージ」を超える全米2週連続No1の大ヒット作、「アニメ史上最強の怪盗ドリームチーム、参上!!」だということで、気楽に観てやろうと参戦です。(笑) 連休最後の日でしたが、劇場はゆ…

「愛する人に伝える言葉」(2021)セラピーの仕方で、「死とは生きること」に変わる!

フランスの名優カトリーヌ・ドヌーブと「ピアニスト」のブノワ・マジメルが共演し、ガンで余命宣告を受けた男とその母が穏やかに死と対峙していく姿を描いたヒューマンドラマ。監督は太陽のめざめ」のエマニュエル・ベルコ。ということで観ることにしました…

「アメリカン・ユートピア」(2020)“繋がろう” その先に“自由なアメリカ“がある!!

「ブラック・クランズマン」のスパイク・リー監督が撮ったデビッド・バーンのライブショー「アメリカン・ユートピア」。 スパイク・リー監督がトランプ大統領治世下にこのタイトルで撮るとどうなるか?デビッド・バーンと言われても理解できない音楽音痴の私…

「ほんとうのピノッキオ」(2019)美しい寓話ではない!ほんとうだと信じられる作品でした!

本作、有名な児童文学「ピノッキオの冒険」を美しくも残酷に映画化した“ダークファンタジー”作品だという。 私は正本「ピノッキオ」を読んだことがない。なんか子供臭くって!(笑)タイトルに“ほんとうの”という枕言葉が付いているのが気になります! ピノッ…

「マイ・ブロークン・マリコ」(2022)マリコは私の中で生きている。一緒なら辛い人生も生きられる。

親友が亡くなったことを知った主人公が、その魂を救うためにと遺骨を抱いて旅に出る物語。 このぶっ飛んだ物語!「ふがいない僕は空を見た」のタナダユキ監督作ということで観ることにしました。 原作:平庫ワカさんのコミック。2021年の文化庁主“催メディア…