映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

劇場鑑賞映画(2024)

「異人たち」(2923)ゲイの孤独と愛、華族の絆を描く! 沢山泣いて、生きる力を貰った!

LiLiCoさんが“王様のブランチ”で涙しながら「見て欲しい!」と訴えた作品。これで観ることにしました。(笑) 日本を代表する名脚本家・山田太一の長編小説「異人たちとの夏」を、「荒野にて」「さざなみ」のアンドリュー・ヘイ監督が映画化。1988年に大林監督…

謎解きながらの函館名所めぐり。アクション、恋も満載!おじんにはちと辛いスピード展開だった!(笑)

「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」(2024) この時期にこの作品。コナンの主題曲と自己紹介で季節を感じる!毎年楽しみにしています。今年はことの他内容が十分で何を書いてよいか分からない!(笑) 劇場版シリーズ27作目です。 土方歳三…

「オッペンハイマー」(2023)核のパンドラの箱を開けた男の栄光と没落!理論先行、結果後回しの罪!

クリストファー・ノーラン監督作品で、原発の父と言われるオッペンハイマーを題材に描いた歴史映画。最も関心を持つ被爆国日本での公開が危ぶまれるというので心配していた作品。公開初日に駆けつけての鑑賞でした。 物語の背景となる政治状況や米ソ核競争を…

「デューン 砂の惑星 PART2」(2024)ストーリー、映像の美しさ迫力がグレードアップ、次作を期待!

期待していた作品、1週間遅れで観ました。この間にたくさんのレポートが出ており、感想も今さら感がありますが、自分のメモということで書いてみました。本作は第94回アカデミー賞で6部門に輝いたSFアドベンチャー大作「DUNE デューン砂の惑星」の続編です。…

「52ヘルツのクジラたち」(2024)家族という呪いから解かれた命、聞こえない弱者の声を捜して生きる!

タイトルがいい!これで観ることにしました。 多用な家庭環境、ヤングケアラー、児童虐待、トランスジェンダーと苦を抱える人たちの物語。ラストで涙に溢れた。何もしてあげられないが、泣けたことが少しはみなさんに近づけたかなと思わせてくれる作品だった…

「コヴェナント 約束の救出」(2024)友を見捨てないとガイ・リッチーが描くアフガン戦場描写の見事さ!

「スナッチ」「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督が、アフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリーに着想を得て撮りあげた社会派ドラマ。 2021年8月21日、アメリカ軍がアフガニスタンから撤退することに伴い自衛隊機…

「ボーはおそれている」(2023)これ、アリ・アスター作品、大笑い。こんなやついる一杯!親の責任だ!

2023年度製作作品。「ミッドサマー」「ヘレディタリー 継承」の鬼才アリ・アスター監督と「ジョーカー」「ナポレオン」の名優ホアキン・フェニックスがタッグを組み、怪死した母のもとへ帰省しようとした男が奇想天外な旅に巻き込まれていく姿を描いたコメデ…

「夜明けのすべて」(2024)出会ってよかった!人は助け、助けられ、夜は明ける!

監督が「ケイコ目を澄ませて」(2022)の三宅唱さん。タイトルの“すべて”とは何か。これで観ることにしました。 主人公はPMS(月経前症候群)を抱える女性とパニック障害に苦しむ青年が出会い、生きる道を見出す物語。前作の障害者ボクサーの生き様を上回る…

「哀れなるものたち」(2024)エマ・ストーンが演じるフェミニズム、自分の体だ!人に任せるな!

「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再タッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化作品。グレイは「フランケンシュタイン」の作家メアリー・シェリーをモチーフに書いたという。…

「コンクリート・ユートピア」圧倒的は演技力で、痛みを共有できないならユートピアはないと訴える

2023年度韓国製作作品。年明けの劇場鑑賞作品の第1作目として選んだのがこの作品。大災害により荒廃した韓国・ソウルを舞台に、崩落を免れたマンションに集まった生存者たちの争いを描いたパニックスリラー作品。 第96回アカデミー賞国際長編映画韓国代表作…