映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「きみの瞳が問いかけている」(2020)

不慮の事故で視力を失ったヒロインと、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた青年の切ない恋の行方を描くというもの。 監督は三木孝浩さん。前作の「思い、思われ、ふり、ふられ」は変化球でしたので、今作は“ど”ストレートの“純愛もの”と期待してお…

「朝が来る」(2020)きっと君を探しだす、必ず君にたどり着く!

“特別養子縁組”という制度で繋がった育ての夫婦と産みの母親が織りなす葛藤の行方をミステリー風に描いた物語。監督は「あん」「光」の河瀬直美さん。この映画を観ようと決めたのは産みの母親役を演じる蒔田彩珠ちゃんを観るため!こんなすごい女優さんにな…

「グラン・ブルー」(1988完全版)なぜ深海に潜る!そこにグラン・ブルーがあるから!

「グレート・ブルー」を劇場で観ていない人間に“LE GRAND BLUE”を語って欲しくはない、と<allcinema>にありますが、まさに映画館でみるべき映画だと思います。WOWOW特集:「ミニシアターに愛をこめて」で観賞。 フリーダイビングの世界記録に挑む2人の</allcinema>…

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 (2020)「何のために生きている!」「喧嘩するときは自分より強いやつと戦え!」

一見さんの感想。心地よい、剣を愛し家族を想う熱血の物語に涙しました! 映像が美しく迫力がありました! TVアニメで描かれた“竈門炭治郎 立志編”に続く物語としての位置づけ。 家族5人を、自分が不在間に無残に殺された主人公・竈門炭治郎が仲間たちと、鬼…

「スパイの妻」(2020)「正義より幸せでありたい!」

第77回ヴェネチア国際映画祭(2020)で銀獅子賞(監督賞)を受賞した作品。楽しみにしていました。 1940年代を舞台に、偶然にも国家機密を知ってしまった夫婦が、それぞれに信念と愛を貫き、戦争という大きな時代のうねりに立ち向かっていく中で辿る過酷な運…

「トゥルー・クライム」(1999)死刑廃止の是非を問う作品?

クリント・イーストウッド監督・主演作ということで、WOWOWで観賞。 主人公の記者が自らの正義を貫き真犯人を暴くと言う、監督らしい作品でしたが、ちょっと情けないキャラクターが気になる作品でした。「人である前に、男でありたい」というキャッチコ…

「星の子」(2020)真実を見る目

原作は芥川賞作家・今村夏子さんの同名ベストセラー、未読です。監督は「まほろ駅前狂騒曲」「日日是好日」の大森立嗣さん。主演に芦田愛菜ちゃん。「愛菜ちゃんがいよいよ大森監督とタッグで芥川賞作家作品に出演か!」ということで楽しみにしていました。…

アニメ「鬼滅の刃 兄妹の絆」炭治郎と妹禰󠄀豆子の絆の強さ、キャラクターを押さえましょう

いよいよ劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」が10月16日に公開されます。これを記念してアニメ「鬼滅の刃」の第1話~第5話で構成された先行上映版「兄妹の絆」がTV上映されました。ここでは主人公・竈門炭治郎が鬼を退治する剣士“鬼殺隊”に入隊するまでの様が描…

「望み」(2020)日々の互いの想いを大切にすることがいかに尊いか!

原作は雫井脩介さんの同名ベストセラー小説、未読です。監督が「人魚の眠る家」の堤幸彦さん。出演者に清原果耶ちゃんの顔がある。深く人間心理を問い詰める作品だろうと挑戦してみました。 とても洒落た邸宅に住む1級建築士の夫と小説の校正に勤しむ妻、高…

「評決のとき」(1996)目と頭でなく、ハートで陪審員の心を掴め!

裁判を目前に控えていまして、裁判劇を観たいと思っているところに、WOWOWでの放送。 原作はジョン・グリシャムの処女作。彼の新米弁護士時代の体験に基づく作品。 新米弁護士が、街を荒らす無法者の白人ふたりが黒人少女を強姦。これに復讐した黒人の…

「浅田家!」(2019)パンフレットでより深く味わえる作品です!

「湯を沸かすほどの熱い愛」「長いお別れ」の中野量太監督作ということで期待していました。家族の絆の物語、しっかり描かれていて、監督らしい作品でした。 小さいころから写真好きで、家族の応援のなかで撮ったユニークな家族写真で世に知られ、東北大地震…

「ザ・シークレット・サービス」(1993)ケネディ暗殺事件をモチーフに、ただの犯人追跡のエーゼント物語ではない!

米大統領選が目前に迫っています。大統領を身を投げ出して守る護衛官の話ということで、NHKBSプレミアムで観賞。 第66回アカデミー賞(1994)で助演男優賞、編集賞、脚本賞にノミネートされた作品。物語は抜群に面白いです! ケネディ大統領付き護衛官…