映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2018-01-01から1年間の記事一覧

「私は、マリア・カラス」(2017) MARIA BY CALLAS

「私の人生は歌のなかに綴られている」という言葉を残して亡くなった彼女の人生。 世紀の歌姫マリア・カラスの実像に迫るドキュメンタリー。オペラの知識もなく、彼女の人生に興味をもち観ることにしました。 監督は、これが長編デビューとなるトム・ヴォル…

「希望のかなた」(2017)

世界を変えることは出来ないが、人々の心は変えられる WOWOW「世界の秀作特集」で視聴。監督は「ル・アーヴルの靴みがき」のアキ・カウリスマキ。2017年・第67回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞作です。 生き別れた妹を捜すシリア人青年がレスト…

「アリー/ スター誕生」(2018)

ただのスター誕生物語ではなかったです! ブラッドリー・クーパーが、クリント・イーストウッドから企画を引き継ぎ監督デビュー、自ら主演し製作と脚本も手がけ、レディー・ガガの映画初主演作です。これだけで観る理由は十分でした。(^)o(^ ) 何度も映画化…

「ホーム・アローン」(1991)サンタさん、家族を返してください。

クリスマスにかかわる人気作品。クリスマス休暇、慌て者の家族たちに置き去りにされた8歳の少年ケビンが、2人組の強盗から家を守るためにアイディアを駆使して戦うというとてもシンプルなストーリー。監督は「ハリー・ポッターシリーズ」のクリス・コロンバ…

「恋のしずく」(2018)

大杉連さんの遺作、川栄李奈ちゃんの初主演作として日本三大酒処の一つ東広島市・西条を舞台にした物語。特に西条の町には思い出があり、観ることにしました。鑑賞後、監督のスピーチがありました。 題名がエロっぽい。(笑) 監督曰く、「この道がエロスに繋…

最終回「敬天愛人」

いつものOPがなく、いきなり晩年の菊次郎(西田敏行)が「西郷先生はどんな思いで亡くなったのですか?」という質問に、「ず~と考えていました。新しい時代が大きなうねりが押し寄せてきたとき、どうしてもその波に乗り切れない人がいるものです。父隆盛は…

「来る」(2018)

中島哲也監督作品に、 岡田准一・黒木華・小松菜奈・ 松たか子・妻夫木聡・ 柴田理恵・青木崇高さんらの豪華出演、これは観ないわけにはいきません。(^)o(^ ) 原作は「第22回日本ホラー大賞」(2015)で大賞に輝いた澤村伊智さんの小説「ぼぎわんが、来る」…

「斬、」(2018)

「野火」(2015)の塚本晋也監督作品に池松壮亮さん、蒼井優さんが出演、かつ、時代劇だという。どんな池松さん、蒼井さんが観れるかと駆けつけました。 テーマをチャンバラで見せるという野心作、これに応えるおふたりの演技がすばらしかったです。 このほ…

第46回「西南戦争」

明治10年2月17日。隆盛は士族の窮状を政府に訴えるため一路東京に向かった。 隆盛が兵を率いて立ち上がったことは政府に伝えられた。岩倉(鶴瓶)はおろおろするだけ。木戸(玉山鉄二)が「周りが暴発しただけ、確かめろ!」と大久保(瑛太)に意見。従道(…

「くるみ割り人形と秘密の王国」(2018)

原題は「The Nutcracker and the Four Realms」 チャイコフスキーのバレエで有名な「くるみ割り人形」を、ディズニーが実写映画化。ストーリーを全く知らないので、この機会にと出かけました。なんとクリスマスに観る作品なんですね!!(笑) とても美しい絵…

第45回「西郷立つ」

明治8(1875)年。隆盛(鈴木亮平)は荒れる士族のために私学校をつくって1年がたった。鹿児島はもちろん、九州各地から門をたたく者たちはあとを絶たず、生徒の数は2000人を超え、さらに増え続けていた。 戊辰戦争で敗れた旧庄内藩から伴兼之(金井浩人)と…

宮﨑あおいさん、 バースデーおめでとうございます。

あおいちゃん!! 33回目のバースデーおめでとうございます。 今年は長男の誕生という大仕事をなさいました。母子ともどもお元気に過ごされていること、お喜び申し上げます。 誕生メッセージのように、愛情一杯に育てておられるのが目に見えるようです! 長男…

「チャーチル ノルマンディーの決断」(2018)

原題は「CHURCHILL」 作品紹介(映画.COM)に「チャーチルはノルマンデイー作戦に反対していた」とあり、頑固者のチャーチルが「どう受け入れたのか」と興味を持ち観ることにしました。 本作は「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った…

「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」(2018)

この作品を選んだ理由は監督が山下敦弘さんで、山田孝之・佐藤健・荒川良々さんが出演しているということ。「きっと、話はわからんぞ!」と臨みました。(笑) 原作はコミック「ハード・コア平成地獄ブラザーズ」作・狩撫麻礼 / 画・いましろたかし)。未読で…

第44回「士族たちの動乱」

明治6年11月。鹿児島に戻った隆盛(鈴木亮平)は、畑仕事をしたり、愛犬をつれて狩りに行ったりと、静かに毎日を過ごしていた。ときには一心不乱に漢詩をしたためる。それを見た糸(黒木華)は、漢字は読めないが、心が軽くなったように感じられるという。 …

「人魚の眠る家」(2018)

原作は東野圭吾さんの現在累計100万部を超える同名ベストセラー小説。監督は「SPEC」シリーズの堤幸彦さん。NHK•Eテレで「SWITCHインタビュー 達人達」(20181020)に出演され、特に力を入れた作品と紹介されました。これは観なければと楽しみにしており…

第43回「さらば、東京」

明治6年10月14日。帰国した岩倉(鶴瓶)を交えた最初の閣議が開かれ、隆盛(鈴木亮平)が「朝鮮に派遣されることになった」と発言すると大久保(瑛太)が「断固承服しかねる。西郷参議!」と反対を唱える。 実は大久保は先の宴席で岩倉に「西郷に勝ちたい。…

「ボヘミアン・ラプソディ」(2018)

本作、イギリスの伝説的ロックバンド「クイーン」のボーカルを務め、45歳という若さで亡くなったフレディ・マーキュリーの半生を描くというもの ラスト21分の伝説のライブ「LIVE AID」に、彼の全人生が見て取れ、エイズで亡くなった彼の生涯一瞬にかけた歓喜…

第42回「両雄激突」

菊次郎(城桧吏)はアメリカ留学を決め、父とともに東京に出て、ともに留学する琴(桜庭ななみ)の長男・市来宗介(前川優希)とともに英語を学んでいた。 菊次郎と宗介がアメリカに発つ日が来た、出発前に、隆盛(鈴木亮平)は息子の髪を整えながら、「アメ…

「スマホを落としただけなのに」(2018)

タイトルを見て、いまだスマホに疎いので、この恐ろしさを知ろうと本作を選びました。 原作は志駕晃さんのデビュー同名小説で、SNSミステリーという新しいジャンル作品とのこと。未読です。 監督は「リング」「クロユリ団地」の中田秀夫監督です。これはしっ…

第41回「新しき国へ」

“ドンドン“と花火の音、廃藩置県に「どんどん上げろ!わしの腹が晴れるまでじゃ。ここに居る。まだまだおいは終わらんぞ!」と抵抗する久光(青木崇高)が打ち上げる花火でした。 「本当の明治維新派は廃藩置県であった」と後世にいわれるほどの大変革がなさ…

第50最終回「一本の道」

明治元(1868)年の暮れ、天璋院(宮﨑あおい)は住居を赤坂の紀州屋敷に移し、徳川宗家を継いだ亀之助(小林海人)は、名を家達と改め駿府で過ごしていました。 訪ねてきた勝(北大路欣也)から「家臣たちは田畑を開き、商売を始めるなど懸命に新しい暮らし…

「きみの鳥はうたえる」(2018)

原作は佐藤泰志さんの同名小説。芥川賞の候補となった作品、未読です 監督は三宅唱さん。初めての監督作品になります。主演は柄本佑さん、共演に石橋静河さんと染谷将太です。 佐藤さんの映画化作品には惹かれますが、なんといっても若い3人の演技に注目、特…

第40回「波乱の新政府」

明治2年、菊次郎(城絵史)は奄美大島から鹿児島の西郷家に引き取られ、世の中は大きく動こうとしていました。そのうねりに、父西郷隆盛(鈴木亮平)も身を投じようとしていました。 そんななか、岩倉具視(鶴瓶)と大久保利通(瑛太)が「久光(青木崇高)…

宮崎あおいさん、「東京ドラマアウォード」授賞式に出席

20181025 宮崎あおいさん、「東京ドラマアウォード」授賞式に出席 NHK「眩(くらら)~北斎の娘~」、単発ドラマ部門でグランプリ受賞 この作品のため、いやお栄さんのために出席しましたね! この根性じゃ、なにかやってくれますね。楽しみです。 しっか…

「止められるか、俺たちを」(2018)

1969~71年、若松孝二のもとで助監督を務めた21歳の女性吉積めぐみを通して見た、若松プロの青春グラフィテイー。 白石和彌監督、役井浦新さん、毎熊克哉さんによる舞台挨拶付きで鑑賞しました。恩師を描くことの葛藤、当時の新宿を再現することの難しさ、そ…

「億男」(2018)

原作は人気プロデューサー川村元気さんの同名小説で「本屋大賞2015」にノミネートされた同名作品。 宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男を主人公に、人間にとってお金とは何か、幸せとは何かを描くマネー・エンタテインメント作品です。 監督は「るろうに…

第39回「父、西郷隆盛」

京都市役所の玄関ホールには、「新しい市長はどんな人」「西南戦争で脚をなくしたらしい」「犬連れてくるでえ」など噂しながら大勢の職員が新しい市長の到着を待っていました。そこに髭を蓄えた西郷新市長(西田敏行)が到着です。 前市長の内貴仁三郎(磯田…

「パーフェクトワールド 君といる奇跡」(2018)

事故で車イス生活を送る青年。初恋の相手である彼と運命的に再会したヒロインが、様々な試練を乗り越え愛を育んでいく物語。 本作、杉咲花さんの初主演作、かつ本格的ラブストーリーでの出演です。「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016)の熱演が忘れられず、車…

「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(2018)

タイトルがパンク、なんとなく「少年メリケンサック」(2009)に似てるし、と観ることにしました。 冒頭の阿部サダオさん、ラストの吉岡里帆さんのロックライブシーンがとてもよくて満足でした。おふたりがこのように歌が上手いとはびっくり。 シラルクアン…