映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「さかなのこ」(2022)“魚が好き”で人気者になったさかなクン、 “のん”の一挙一動がこれ以上のメッセージだった。

「横道世之介」(2012)でタッグを組んだ沖田修一監督と脚本家の前田司郎さん。これに「あまちゃん」の“のん”さん主演作品。見逃して悔しい作品!やっとWOWOW初放送で観ることができました。 原作:さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な…

「The Witch 魔女 増殖」(2022)世界感の謎の面白さ!超能力アクションは今一つだった!

韓国映画、「哀しみが少女を完全体へと変貌させる予測不能のストーリー展開、衝撃のバトル・アクション!」というコピーを見て、観ることにしました!(笑) 人体実験で殺人兵器と化した少女の戦いを描き話題を呼んだ韓国映画「The Witch 魔女」のシリーズ第2…

「戦争と女の顔」(2019)戦争を全く語らない戦争映画だからこそ伝わる、戦争の悲惨さ!

原案がノーベル文学賞作家のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチが独ソ戦に参戦した女性たちに話を聞いてまとめた証言集「戦争は女の顔をしていない」。未読です。 ロシア作品には興味がある!さらにノーベル賞受賞作ということで、WOWOWで鑑賞しました。ロ…

「最後まで行く」(2023)お笑い一杯の日本ノワール作品だった!

ひとつの事故を発端に追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンス。2014年の同名韓国映画のリメイク。中国やフランスなど各国でもリメイクされた作品とのこと。監督が藤井道人、岡田准一、綾野剛出演ということで、リメイクでも観ると初日初回に…

「戦場のピアニスト」(2002)原題:The Pianist

2002年度製作作品。名作中の名作。ナチスドイツ侵攻下のポーランドで生きた実在のユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの自伝の映画化、監督はポランスキーで彼もまたポーランド人の両親のもとに生まれ、収容所で母親を亡くし、各地を放浪して…

「TAR ター」(2022)権力亡者が墜ちる生き様!ケイト・ブランシェットの快演でその悍ましさを見た!

ケイト・ブランシェット主演作、予告編の指揮者姿が恰好よかったので、何の前情報なしで鑑賞。 (笑)音楽無知にオーケストラの専門的な用語など知らず、難解でした。(笑) 第79回ベネチア国際映画祭、第80回ゴールデングローブ賞での主演女優賞作品。 監督・脚…

「オフィサー・アンド・スパイ」(2019)圧倒的な映像力で魅せる冤罪事件、そこに見え隠れする国家の闇!

19世紀フランスで実際に起きた冤罪事件“ドレフュス事件”を「戦場のピアニスト」(2002)のロマン・ポランスキー監督が映画化した歴史サスペンス。第76回ベネチア国際映画祭(2019)で銀獅子賞作品。WOWOWで鑑賞しました。 原作:作家ロバート・ハリスの…

「銀河鉄道の父」(2023)生き狂った賢治の生き様、これに関わる家族の愛!

早逝した息子宮澤賢治の作品を世に送り出した父政次郎の息子への愛を描いた作品。 誰でも知っている宮澤賢治と言われますが、名前は知っていますが、その作品を深く読んだことも、ましてその生き様など知らない。 監督が成島出さんで、描かれる骨太の親父像…

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」ユーモアというより感動 、泣ける結末だった!

ジェームズ・ガン監督による「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズは、この「VOLUME 3」が完結編!現行キャストでの最後の作品であり、ジェームズ・ガン監督のMCU最後の作品。これを見ないわけにはいかないと駆けつけました。公開初日、満席でした…

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015)マッドなデス・ロードで世紀末を語る!

原爆で荒廃した世紀末、バイオレンスなカーアクションで描いたジョージ・ミラー監督の代表作。恥ずかしながら、まだ観ていなかった。(笑) 第88回アカデミー賞(2016)で作品賞、監督賞ほか10部門でノミネートされ、編集、美術、衣装デザイン、音響編集、録音…