「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」公開記念として、金曜ロードショーで放送されました。「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」と2020公開の「ゴジラ対キングコング」を観るために必要な情報を得ることができます。
第二次世界大戦の末期、髑髏島で日本兵と斬り合ったひとりの兵士が行方不明に。それから30年後、この島の地殻異常を探知した特務研究機関モナークが調査に入り、巨大類人猿キングコングの生態を確認し、島に棲む怪獣たちの攻撃から逃れ帰還するまでの話。
映像がとてもきれい。ジュラシック・パークっぽい。戦闘シーンは迫力があり、登場する怪物もいろいろでおもしろいですが、やや迫力に欠ける。「ゴジラ」と比較するとおとなしいという感じ。
あらすじ（ねたばれ）：
モナークの団長・ランダは、政府の許可を得て、ベトナムから帰還予定のパッカード大佐を警部隊長とし、元イギリス特殊空挺部隊隊員コンラッドを案内人に、女性カメラマンのウィーバーを帯同して、髑髏島への地質調査を行う。
荒れる天候をついて、ヘリにより島に着陸。さっそくサイズミック爆弾を使用して地質の調査。「地下は空洞」とブルックス。これに刺激されたか、キングコングが現れる。H-U1Bヘリとキングコングの闘いがリアルでいいですね！
ヘリは全滅。団長ランダは、「これ以上は危険、騎兵師団に任せる」として撤退を決意。
コンラッドたちがヘリポートに移動中で、島民のイーウィス族と遭遇し太平洋戦争以来島に取り残されていたマーロウと出会った。30年経ってこの軍服はないね(笑)。 マーロウから「コングが島の守護神で、住民を地下に棲む大トカゲから守っている」などの情報を得て、彼が脱出用に作成したP-38とゼロ戦のエンジン搭載小型船でヘリポートに向かう。ウィーバーがヘリの下敷きになっているバッファローを助けようとするとキングコングが現れ救いだす。ウイーバーにはなんの危害も加えなかった。
パッカードらはヘリポート目指して出発。途中でコンラッドらと合流、隊員のチャップマンが怪鳥にさらわれ連れ去られた。コンラッドは方針を変更して、チャップマン救出のため西部の山に向かい、凶悪な鳥に襲われた。
その夜、コンラッドとウィーバーはキングコングと出会い、ウィーバーと触れたキングコングが立ち去ろうとするとき、パッカードがサイズミック爆弾を爆発させたため、キングゴングがパッカードを追う。爆薬を仕掛けるパッカードを宥めるコンラッド。そこに大型のスカル・クローラー（大トカゲ）が出現。キングコングはパッカードを葬り、スカル・クローラーに立ち向かう。
夜が明け、小型船に急ぐコンラッドたちをスカル・クローラ追ってきたが、キングコングが現れ、再び2体は戦いを開始。コングは スカル・クローラーを倒し、戦いの衝撃で川に投げ出されたウィーバーを助けて姿を消す。コンラッドたちは無事にヘリポートに到着し、救助隊のヘリに救出され、髑髏島から脱出した。
感想：
モナーク調査団、神話の中だけの存在とされてきた巨大生物の痕跡を髑髏島のあちこちに見つけ、実際にキングコングやスカル・クローラーに遭遇したことでその戦闘能力や人間との親和性が明らかになり、また、神話が信じるに足るという確証を得た。
この調査結果から、モナークの有用性が認められ、現在では世界に数10カ所に前進基地があり、怪獣を監視し、所属の武装部隊“Gチーム”を保有するに至っている。しかし、ロサンゼルスの惨事から巨大生物を抹殺せよとの声が上がり、組織解体の危機に直面している。「ゴジラキング・オブ・モンスターズ」では、環境テロ傭兵部隊により再び怪獣が蘇り、モナークがどう対応するかが描かれています。
サンは「王はキングコングだけではない」と語り、モナークが集めた古代生物が描かれた壁画の資料を見せる。そこには巨大な恐竜、翼竜、蛾、三つ首の竜の姿、そして恐竜が三つ首の竜と戦っている姿が描かれていた。これが「ゴジラキング・オブ・モンスターズ」の物語でした。
次作は、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のラストに出てくる、髑髏島のキングコングの動きと、エンドクレジットでアラン大佐が密売人からキングギドラの首を買うシーンから、「ゴジラ対キングコング」がどう描かれるか、楽しみです。
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監督：ジョーダン・ボート＝ロバーツ
キャスト：
サミュエル・L・ジャクソン：プレストン・パッカード
ジョン・グッドマン：ビル・ランダ
ジン・ティエン：サン
ジョン・C・ライリー：ハンク・マーロウ
トビー・ケベル：ジャック・チャップマン
ジョン・オーティス：ビクター・ニーブス
コーリー・ホーキンス：ヒューストン・ブルックス
ジェイソン・ミッチェル：ミルズ
シェー・ウィガム：コール
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