映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

日曜劇場「日本沈没-希望のひと―第5回」

f:id:matusima745:20211117202952p:plain

第5回「希望は絶対に消させない」

あらすじ:

恐れていた関東沈没は突然始まった。首都圏を中心に深刻な打撃を受けた。

沿岸部にいた天海(小栗旬)と椎名(杏)も関東沈没に巻き込まれて、その被害を受け、避難所に避難していた。

田所博士が早々と「海底プレートがちぎれてプレートの動きが安定している」とこの地震終結を断言したことで、大惨事ではあったが「第2波は来ない」と安堵感が流れた。

東山総理(仲村トオル)は総理官邸の災害対策本部から、速やかに「全力で対応する」と国民に向けた力強いメッセージを発し、国民を勇気づけていた。

常盤(松山ケンイチ)ら日本未来推進会議のメンバーは、家族の安否を感じながらも東山総理指示の下、被害状況の把握や被災者の救助などの対応にあたっていた。

里城副総理は「復興だ!世界一の東京復興を目指せ!」をぶち上げ、存在感を示していた。

天海の妻・香織(比嘉愛未)と娘の茜(宝辺花帆美)、椎名の母・和子(宮崎美子)らが乗った避難バスが、大木松葉トンネル崩落事故に巻き込まれたという情報に接し、天海と椎名は車、船を乗り継いで香織たちは避難している松葉町避難所を目指していた。

f:id:matusima745:20211117203021p:plain

天海と椎名は香織。茜そして和子と再会でき安堵した。天海は不足物資で混乱いている現場を見て日本未来推進会議の石塚に実情を連絡した。その後、混乱する避難所活動を見て、何をも成し得ない自分に悶々としていた。

総理一向の松葉町避難所の現場視察がなされた。総理から「間違っていたのは私だ。感謝しかない、力を貸して欲しい!」と労われ、また同行した常盤から日本未来推進会議への復帰を促され、復帰することに決めた。椎名も社から記者復帰が許された。

今や政府も国民も注目しているのは第二波がくるのかどうか。

昼夜を徹してデータの検証作業を行っていた田所博士(香川照之)が観測データーの中で、名古屋付近のスロープスリップが観測されこれに連動する形で関東沖で地殻変動が再び起きていると、大規模地震の可能性に辿りついた。

次回から第2章「日本沈没篇」突入です。

感想:

田代博士の「関東沈没は当面収まった」という予測にほっとして、被害対策に全力を挙げるなかでの、政府、官僚、天海のこれまでの活動に対する反省がテーマでした。

常盤は株価の数値しか考えていなかったことを恥、天海を支えてやれなかったことを悔やみ、日本未来推進怪異への復帰を勧めました。

東総理は天海に感謝し、「ガラス張りで被害者第一の活動に徹する」と決意を述べています。ガラス張りという言葉、これをどう具体化されるかが見どころです。

天海は地震に遭遇し、直ちに香織・茜の安否を心配し、椎名とともに松葉街避難所におもむき安否を確認。避難所お混乱を日本未来研究会・に伝え、“自分は何をしたらいいのか”というジレンマに陥り、「自分の力は微弱、組織の中でしか力は発揮できない」と常盤らの誘いで復帰することになりました。

当初の香織らの家族の安否確認と行動した判断は誤まりですね!ここでは政府と現地のコーディネーターに当たるボランテイアをやる!彼にしかできない役割。椎名も天海と同じ、報道がもっとも求められる状況で、何をするかでした。

f:id:matusima745:20211117203200p:plain

天海と椎名の松葉毎町への“道行き”、時間を使っての描写でしたが、あまりにも杜撰でした。こんな装備・服装で絶対にやってはいけない行動でした。(笑)

日本沈没地震の予知、

関東の地震が名古屋周辺のプレートスリップを誘発して地震、これが再び関東地震下を誘発し、1年以内に大地震が生起するという。これは東海地震東南海地震の発生を連想させるもので、この地震に対する注意喚起をしてくれたと思います。

今回はしっかりロケをして、リアルな避難所活動が映像化されていました。が、やはり沢山の現実映像に接していますので、・・労を多とします!(笑)

いよいよ1年後に日本沈没が?という衝撃的田所予知が出てきました。これまでの国内視点での対策では対応できない。“日本人とは何者か”が問われると楽しみにしいます。

                            ***