映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

「Japan Now 銀幕のミューズたち」

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30東京国際映画祭、特別企画
Japan Now 銀幕のミューズたち」
あおいちゃん、日本映画界をけん引する同世代の女優陣として、安藤サクラ蒼井優満島ひかりさんとともに「Japan Now 銀幕のミューズたち」として世界に発信されることはうれしいです。

開催日時:1025日~113日)
イベント:
最新作やターニングポイントとなった作品を上映。
本人とインスパイアを受けた監督・クリエイターが登壇するトークイベント。

同部門プログラミングアドバイザーの映画監督・安藤紘平さんコメント:
「なんと言っても、あのキラキラした笑顔です。無垢で愛らしい笑顔から内に秘めた悲しみをこれほど表現できるのは彼女しかいないでしょう。『怒り』でも、彼女の笑顔が魅力的なほど、愛情と疑念の中で葛藤する姿が胸に突き刺さります」

「圧倒的な個性と演技力でその地位を確固たるものとしています。『0.5ミリ』の変化に富んだ演技、『百円の恋』の体当たり演技。身近に見えて、しかし、実際には手の届かないところにいる本物の“女優”です」

蒼井優さん:
「周りにいそうな親近感と、高嶺の花のようなストイックさの両極を備えたギャップが魅力の女優です。内面の優しさと強い意思から、近年、山田洋次監督が作品で“今に必要な優しさと希望”を彼女に託しているのもうなずけます

「ほんの少しの仕草、微妙な表情の変化でセリフより多くの感情や心境を一瞬で伝える演技力があり、彼女のすごさです。思っていることとちぐはぐな行動をとってしまう人間という生き物の内面を鮮やかに表現します。

Japan Now 銀幕のミューズたち」上映作品決定(20170926
女優の安藤サクラ:「0.5ミリ」「かぞくのくに」
蒼井優:「家族はつらいよ2」「花とアリス
満島ひかり:「海辺の生と死」「愚行録」
宮崎あおい:「EUREKA ユリイカ」「怒り」
EUREKAユリイカ」、監督をして「俳優の中でも何年に一人の天才と言わしめた作品。あおいちゃんの存在感がすごい。
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東京国際映画祭安藤サクラ蒼井優満島ひかり宮崎あおいがレッドカーペットに。 特集した「Japan Now 銀幕のミューズたち」と題した特集、華やかになりそうです。 レッドカーペットにも4人そろう予定。上映時にはトークがあります。
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30東京国際映画祭。それぞれの個性が光る装いでJapan Nowアミューズの皆さんが登場。
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30東京国際映画祭1025日、東京・六本木ヒルズで開幕。出演作品がJapan Now部門で特集される安藤サクラさん、蒼井優さん、満島ひかりさん、宮崎あおいさんをはじめ、日本映画界、世界各国から訪れたゲストがレッドカーペットを歩き、会場を彩りました。

安藤サクラさんは黒サテン地のボウタイブラウスにパンツをあわせたシックなスタイル、蒼井優さんは品格を感じさせる白い着物、満島ひかりさんはスパンコールがゴージャスな赤いロングドレス、宮崎あおいさんはシフォン地にエスニック風プリントのドレスで登場。現代日本映画界のミューズ4人の姿に、沿道に詰め掛けた観客たちから大きな歓声が上がっていました。
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蒼井優さんが「(1985年組、こうして4人そろうことができてうれしいです。みんな楽しみましょう」と語れば、安藤サクラさんも「このメンバーでここに立てて、とっても楽しいです。みんな厄年なのですが、お祭り騒ぎでわいわいと楽しんで、厄をふっ飛ばしてやろうと思っています」と続け、会場の笑いを誘っていました。
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特集上映では過去作も上映されることから、司会者にあらためて自分の成長を感じるかと尋ねられた宮崎おいさんは、「成長したと感じたことはないのですが、できることが増えたぶん、できないことも同じぐらい増えている気がするので、これからもこつこつと好きなことに触れていきたいです」とコメント。また蒼井優さんは、今後の抱負として「変な役が続いているので、静かな、しゃべらないような役もやりたいですね」と茶目っ気たっぷりに語っていました。
今年のレッドカーペットセレモニー、4人の登場は圧巻でした。これからの日本映画界の10年、間違いなくこの4人が引っ張っていくでしょう。
ポージング
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東京国際映画祭宮崎あおいの作品を改めて解説。
宮崎あおい愛くるしい顔立ちの奥に感じる芯の強さ。”
madame FIGARO.jp
19851130日、東京都生まれ。カンヌ映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞を受賞した『EUREKAユリイカ』(2000年)で、実の兄・将とともに、バスハイジャック事件の生き残りの兄妹を鮮烈に演じた宮崎あおい。「大津波がくる。いつかきっと……。みんないなくなる」と呟いた、強い光を放つ瞳がこの青山真治監督作を忘れられないものにした。
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 愛くるしい顔立ちと、透明感のある演技で絶大なる人気を博し、『NANA』(05年)や『ソラニン』(10年)など、ヒットメーカーとして活躍。一方で、06年のNHK連続テレビ小説純情きらり」のヒロイン、22歳という若さで08年のNHK大河ドラマ篤姫」の主演を務めるなど、若手女優の実力派として全国津々浦々の支持を獲得。
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 李相日監督の『怒り』(16年)では、渡辺謙松山ケンイチらを相手に、体重を増やして、自分を愛せない娘が人を信じることの難しさを演じきり、新境地を開いた。最近では葛飾北斎の娘「お栄」を演じたNHKドラマ「眩(くらら)~北斎の娘~」で化粧っ気のない“お栄”の静かに燃える画業へ思いと江戸の粋を演じて円熟を見せつけたばかり。一転、西島秀俊と夫婦役を演じる『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』(17113日公開)では、控えめながら芯の強い戦中の日本女性を凛とした存在感で演じている。
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 EUREKA ユリイカ
11/01(水)14:50
 登壇ゲスト(予定)/Q&A青山真治(監督)、宮崎あおい(女優)
 九州で起きたバスジャック事件に逢い、生き残った運転手(役所広司)、兄(宮崎将)と妹(宮崎おあい)。ある日、運転手は兄妹を訪ね、共同生活を始める。雄大な九州の風景を背に、心に傷を負った者たちの旅を通して再生を描く感動作。

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「怒り」での苦悩明かす「何でやろうと思ったんだろう」イメージ 14
30東京国際映画祭の「Japan Now 銀幕のミューズたち」部門で111日、宮崎あおいが出演作「怒り」(2016)の上映後に、李相日監督とティーチインに臨んだ。
 同作は昨年の同部門でも上映されたが、李監督は「去年は森山未來と一緒だったのでどこか殺伐としていたけれど、今年は華があっていい」と話すと会場は爆笑。宮崎は、「皆さんといろいろなお話ができればと思います」と観客に呼びかけた。
殺人犯の可能性がある3人の男に関わった人々の葛藤を描くミステリーで、興収161000万円のヒット。宮崎は渡辺謙の娘で、精神的に不安定な愛子という役どころで、「今思うのは、監督との出会いやお父ちゃん(渡辺)との出会いが大きかった。謙さんの存在感を現場で感じ、監督ともいろんな話をした記憶が大きな財産になっていると思います」と満足げに振り返った。
だが、「全く自分とは違う人間で自分の中にいる気がしなかったので、撮影に入る前はすごく悩みました。どうしよう、現場に入るのが怖い。何でやろうと思ったのかも分からなくなって、リハーサルでもつかめる実感がなかった」と苦悩を告白。衣装合わせで出できた小道具の花の髪飾りがきっかけになったそうで、「こういう子なのかなという部分があって、自分でこうしようというより周りがつくってくれた環境に身を置くことで、一緒につくっていった感じです。こうやろうと思ったことは、監督から全部ダメ出しされるので」と冗談交じりに明かした。
対する李監督は、「生き方や考え方は違うが、一番つながっていてほしいところはつながっていると思ったのであまり心配はしていなかった」と信頼していた様子。その上で、「本人が逃げないことが大事だった。(ロケ地)千葉から出られないように、ホテルで現場の往復だけにしようと皆で考えた」と、こちらもジョークで切り返した。
最も演じるのが難しいシーンを明かした。観客からの質問を受け付けるQ&Aで宮崎は、劇中で号泣するシーンについて「たくさん泣くのは難しいのか」と質問された。恋人を殺人犯かもしれないと疑ってしまったために、感情が大きく揺れるシーン。台本には「慟哭」と書いてあり、さらに李相日監督から「もっと(泣け)」と厳しく演出された場面だった。
「泣き叫んで忘れられないシーン」だったが、演じる上ではもっと難しいシーンがあるという。「泣くのも大変なんですが、人を笑わせるっていうのが1番難しいと思っています」と告白した。30代に突入し、演技に磨きがかかってきた宮崎にとっても、やはり笑いはハードルが高いようだ。以前、漫才師の役を演じた際に「本当に“何て難しいんだ”って思いました」と苦労したことを振り返った。
宮崎は撮影当時30歳で、30代の抱負を聞かれると「特に年齢は意識していなくて、先のこともそんなに考えないし過去も振り返らないタイプ。今できることをコツコツやっていけば、いい30代になるのかな。仕事でもほかのことでも、やったことのない新しいことにどんどんチャレンジしていきたいですね」と意欲。李監督も、「宮崎あおいの口から、チャレンジという言葉が出るのがすごい。僕も作り手として、自分にのしかかってくるものが強くなる年代だった。やったことのないものって何だろうと思うが、楽しみです」と期待を寄せていた。

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宮崎あおい16年前の出演映画見返し「初めて涙」イメージ 16
女優の宮崎あおいさんが1日、第30東京国際映画祭の特別企画「Japan Now 銀幕のミューズ」として上映された映画「EUREKAユリイカ)」(2001年公開、青山真治監督)の上映後の舞台あいさつに登場した。「EUREKA」は宮崎さんが初めて主要キャストに抜てきされた映画で、宮崎さんは「約10年ぶりに作品を見返しましたが、この作品を見て初めて涙が止まらなかったんです」と語った。
宮崎さんは「久しぶりに映画を見ても、自分を見ているという感覚はなく、一人の少女を見ている感じ。大丈夫かな、これからやっていけるかなと」という思いだったと明かし、「私は年を取っていくけれど、撮影当時14歳だった私は映画の中で永遠に生きていく。すごい経験ですよね」と感慨深げな様子だった。
14歳当時は「自分が役者をやっていくなんて考えてもいなかった」という宮崎。「『EUREKA(ユリイカ)』に参加できて、キラキラした大人たちに囲まれていたという経験が今の自分を作っている。“好きなことに夢中になっている大人の人ってステキだな”と思うので、自分もそうなりたい」と本作での経験が自らの中に生き続けているといい、「年齢がいくつになってもできる職業。必要としてもらえるなら、ずっと続けていけたらいいな」と“女優”としての未来を語っていた。イメージ 15
この日は青山監督と、共演した斉藤陽一郎さんも登壇。監督は現在の宮崎を見て「(当時と)何も変わってない!グレート」と大絶賛。監督は当時の宮崎さんについて、「オーディションでは役者の目の透明感だけを見ていたけれど、あおいが断トツで透明だった」と回顧。撮影当時の宮崎は14歳「(撮影時は)映画に出演できて『すげーラッキーな夏休み』みたいな感じだったよね」と話すと、宮崎さんは「その通りです(笑い)。そこから職業になっていくとは思っていなかったですよね」と語っていた。