宮﨑あおいさん、活動開始ですね! 美しいです。
ぼちぼちでいいです。顔を見せてほしいですね!
大林さんと役所さん、あおいさんの女優活動では欠かせない人たち。パリで一緒に日本文化・映画を紹介するということは、女優名利に着きますね!
世界に発信できる作品を持っていることが何よりもうれしいです。
2/16(土) 8:57配信
【パリ=三井美奈】日仏の映画界の交流を深める目的で「日仏映画協力協定」が締結され、15日パリで開かれた式典には、日本映画界を代表して大林宣彦監督、俳優の役所広司さん、宮崎あおいさん、常盤貴子さんが駆けつけた。
協定は、日本映画の海外普及を進める公益財団法人「ユニジャパン」、フランス国立映画センターの間で結ばれた。(1)古い映画のデジタル化や保存修復(2)人材の育成(3)海賊版対策のための情報交換-の協力に加え、日仏共同の映画製作に向けたプロデューサー間の交流などを定めた。
大林監督は「フランス人は暮らしを楽しむ達人。それが映画にも描かれている」と発言。フランス映画について、役所さんは「大人っぽい人生を感じさせる」、宮崎さんは「古い建物が残るパリの雰囲気は、物作りにも生きている」、常盤さんは「20歳まで『眠いばかり』と思っていたが、30~40代で面白さが分かってきた」とそれぞれの思いを語った。
パリでは日仏友好160年を記念し、昨年来、「日本映画の100年」と題して約100作品を順次放映するイベントを実施中。大林監督や俳優陣は、上映会のゲストとして参加することになっている。
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日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018 : 響きあう魂」
海峡のお向かいさん提供、ありがとうございました。
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日仏友好160年を記念したイベント「ジャポニスム2018:響きあう魂」イベントの一環として、「日本映画の100年」という1920年代から2018年までの日本映画の100年を、119本の映画で巡るという企画が行われています。このため、特に2月は日本の映画関係者の来仏が相次いでいます。
『EUREKA』は、福岡県で起きたバスジャック事件で生き残ったバス運転手・沢井(役所広司さん)と、その時に乗り合わせた兄妹である直樹(宮﨑将さん)と梢(宮﨑あおいさん)の物語。運良く事件から生き残ったにも関わらず、事件によりそれぞれはトラウマを負います。その心の傷から上手くいかなくなった人生を何とかやり直そうと、バスで旅に出るストーリーです。
同作は2000年に開かれた第53回カンヌ国際映画祭では国際批評家連盟賞とエキュメニック賞を受賞。約3時間半という映画としては長尺の作品です。
上映が終わり青山監督が舞台へ上がると「長かったでしょ。僕は、今日は(作品を)見ていないので、そんなにお尻は痛くないですけれど」と客席を温めてから質疑応答へ。
アシスタントプロデューサーの佐藤さんによれば、『EUREKA』は元々5時間半の作品だったそうです。そこから各方面の関係者と相談した結果、現在の長さに落ち着いたとのこと。
作品の長さに関しての観客から質問が出ると、青山監督は「最初は3時間の映画を作ろうと思い2本立てで考えていたが、プロデューサーが休憩を入れないという暴挙に出たんです。僕自身はみなさんのお尻の心配をしていたのですが、プロデューサーはそうじゃなかった」と冗談を交えつつ、制作秘話を披露しました。
撮影時のことについて触れた質問では、当時14歳だった宮﨑あおいさんが「兄妹(直樹役の宮﨑将さんは現実でも宮﨑あおいさんの兄)で親元を離れて自由に過ごせるというは本当に楽しかった」「14歳の時にこのような作品に出会ったということは、私の人生で大きな意味を持っている。こんなにものづくりをしていることを楽しんでいる大人の人たちに出会えたことが、映画を大好きになるきっかけになっていると思います」と当時を振り返りました。
アフタートークの最初は遠慮していた観客も、一人が質問すると次々に手を挙げ、すぐに全体の持ち時間がいっぱいに。宮﨑さんは「こうしてみなさんとお話をさせていただけたことがとてもすごく楽しかったです」と話し、青山監督は「また会えるといいな。J'adore Paris !(パリ大好きです!)」とお別れのご挨拶。名残惜しくも笑顔で会場を後にしました。
2月末で「ジャポニスム2018」の期間は終わりますが、今回のように日本の映画人とパリの観客が近くで交流できる機会が、引き続き多くあるといいですね。
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