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「名探偵コナン ゼロの執行人」(2018)

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劇場第三作「世紀末の魔術師」を観てフアンになり、今回の「金曜ロードショー」“ゼロの執行人”の観賞です。
本作は青山剛昌原さんの人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版22作目。サミット会場を狙った大規模爆破事件を発端に次々と発生する同種事件に、謎の男・安室透とコナンが立ち向かい、この難解な事件を解決して国家を救うという痛快な探偵物語です。監督は立川護さん。
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安室は、毛利小五郎の弟子で探偵事務所の1階にある喫茶店ポアロに勤めながらコナンの追う黒の組織の一員であるバーボンとしての顔を持つ。その本性は警察庁警備局公安部ゼロに所属する警察官でありながら、3つの顔を持つというこの男のミステリアス性が物語を面白くしています。結末が二転三転するという複雑さ・・。()
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冒頭、子供たちがドローンの操縦に興味を持つシーンから始める。このシーンが、ラストで国家を救うことになるという子供にとっては痛快な探偵ごっこ物語になっています。また、事件の背景には警察庁・警視庁・検察庁などの各部署の力関係や人事、さらにAI社会、宇宙事業をも取り上げ、現実社会の問題との関連性が強く打ち出されていて大人にとっても楽しめる作品になっています。
 
サミット会場の爆破犯行は、爆発破片を回収して繋ぎ合わせ、武器によるものではなくIoTの圧力ポットと推定し、その後の連続火災の発生からネットによるIoTテロ事件であると推定しその動機を探る。
 
犯人として逮捕されたのが毛利小五郎で、彼はもちろん犯行を否定。なぜ彼が強引に逮捕されたのか。ここからは、捜査の裏で戦われる公安と警察の戦い、公安活動の闇に迫るという社会派ドラマになる。
浮かび上がってきたのが、特権で強引な捜査を行う公安への反発。弁護士になれなかった男とこの男を愛する女の姿、公安に協力する男の忠誠心が明かされ、泣かされます。( ^)o(^ ) 立派な大人の物語となっていて楽しめます。
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突然の大停電で、弁護士になれなかった男の命日が今日であることから、安室とコナンは姿の見えない真犯人の目標は宇宙探索を終えて帰還する無人探索機白鳥の軌道を変えて警視庁を攻撃してくることに気付く。
国家の危機管理室とコナンたち、さらに子供たちが連携し、ドローンで衛星を空中爆破するという展開は、子供たちが喜ぶでしょう。すばらしいアイデアでした。( ^)o(^ )
 
冒頭でのサミット会議場、爆破シーン、カーチェイスなどとても楽しめる映像でした。そして男を愛した女(橘境子弁護士)が「あんた(公安)の協力者になったのも私の判断。あんたを裏切ったのも私の判断。彼を愛したのも私の判断。私の人生全てあんたたちが操っていたなんて思わないで!」と泣き、「最後まで彼女を守れ」と担当刑事(日下部検事)に指示する安室のセリフの恰好よさ。子供たちと安室・コナンが無人探索機“白鳥”を爆破し落下するカプセルを追跡するシークエンスはよくできた映像でした。デイズニーをはるかに超えている作品だと思いました。( ^)o(^ )
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