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第37回「武田が来たりて火を放つ」

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今回はお笑いバージョンでした。1位は家康の「脱糞」2位方久のプロポーズ。(笑)
井伊谷近藤の治世のもと、直虎は還俗し一農婦として龍雲丸とともに新しい生活を送っていました。ことのほか柴咲さんが美しく見え、とても充実した結婚生活を送ったと推察します。
龍雲丸が新たな商売を始めた中村屋の誘いで堺に行くことにし直虎も、裕椿尼の孫が欲しいという説得に応じ、同行を決まましたが、武田の侵攻で中止となりました。

徳川が武田に敗れるという井伊の民にとって最悪の状況を、「逃散」という策で乗り切りました。堀川城での苦難を舐めただけに老獪な策でした。しかし、近藤がよくこれを受け入れました。直虎への信頼でしょうか。「帰順はしない、死んでも城は渡さぬ。火を放て!」は男の意地、よかったですね.
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方久があやめの“刺繍の腕にほれこみ”、結婚の申し込みをするという、驚きでした。しかし、将来の井伊のことを考えると方久は離せません。これは良縁です。(笑)
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われはもう井伊を継ぐつもりはないと直虎は井伊の復興を諦め、井伊の人々はそれぞれの道を歩みはじめました。一方徳川は今川と勝手に和睦をしたため武田の怒り買うことになりました。
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元亀3年秋、井伊谷は近藤の治世のもと穏やかな日々が続いていました。直之、高瀬は近藤に仕え、裕椿尼は龍胆寺に身を寄せ、方久は薬の行商を始めていました、が、あかねの刺繍を見て「カーン」と唸り・・。イメージ 1
直虎は還俗し村で百姓として働き、村人にはおとわ様と呼ばれ近藤に収める綿のことで相談に乗るなど親しく交わっています。
南渓がやってきて面白い話があると話して帰りました。方久が真顔であやめに迫り「あやめ殿、それがしを婿に」と懇願し、手をとって一生手離さないと言ったそうです。

○龍雲丸に、中村屋から堺行の誘い
龍雲丸は毎日炭焼き、亡くなった仲間の供養で過ごしているが覇気がない。直虎とは仲良く暮らしているようです。
イメージ 7こんなある日、若い女が文を届けにやってきて、直虎には若い女が気になるようでしたが。(笑)文は中村屋からのもので、堺で一緒に商売をやらないかという龍雲丸への誘いだった。直虎は「かってお宝を探しているというていたから、よいのでは」と勧めると、龍雲丸が「ともに行かないか」と誘います。直虎は「われが井伊を出ていくことはできない」と断りますが、龍雲丸の「あんたがここで百姓をやっても但馬様は生き返らぬ」に直虎は「ようわかっている」と、もうすこし考えることにします。
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○高瀬、近藤刺殺の指示を受ける
穏やかな日々を送っている高瀬のもとに、行商姿の男がやって来て、「近く武田が攻めてくる。いまの城主を殺して欲しい。しくじったら命があると思うな!」と指示をします。
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直虎は堺行に躊躇していることを知った裕椿尼が訪ねてきて「龍雲丸と共に行って欲しい。母には野望があるのです。孫を抱きたいのです。頭を離してはもう抱くことはできない。ここは母のために行って欲しい」と説得します。これを直虎は「この年で子宝に恵まれるか」と不安を示すも受け入れます。
直虎と龍雲丸が、龍潭寺の裕椿尼を訪ね、年明けに行くことになることを伝えます。ここで、直虎は高瀬に会い「辛いことでもあるのか?」と声を掛けますが、「手を合わせに来ただけです」という。高瀬のキャラの描き方がよくわからない。
そこに、直之がやってきて「武田が遠江に攻め入る」と伝えます。

○武田に対する、徳川の戦いイメージ 3
10月3日、武田は駿河信濃の2方面より徳川の遠江に攻め入り、さらに織田領内にも攻め入り、織田の援軍は来ない、家杉も動けない、まる裸だという忠次、数馬らの意見を聞きながら、家康はひとり碁盤を見つめて策を練っている。

一方、龍潭寺では直之の「近藤には城を固めるよう報せが来た」を聞き、南渓・直虎らが集まり、どう対処すべきかと策を練っている。
南渓が「おとわ、頭、すぐ発て。母の願いを叶えろ!」と言うと、龍雲丸が「行かない。ここが戦場なら今度こそ皆を無事に逃がしてやりたい」と言い出す。南渓は「ことの次第では近藤に刃向かうことになる」という。直之が「近藤に仕えているのは井伊のためだ」と言うと、南渓は「武田と徳川の戦いの雲行きを見る。徳川が有利なら近藤に任せる。難しいのは逆になった場合に、近藤が武田に帰順を申し出ることだ」と策を述べる。

武田は鬼人のような強さで遠江の城を次々と攻め落とし井伊谷に近づいている。イメージ 6
家康が家臣の意見を聞いている。「敵兵は2万、我が方の2倍、諦めたほうがよい。殿、このようなときに」と忠次の忠告に「和睦を結ぶ」と言い出す。「織田を潰す。織田を切り捨て武田につくがよい」と。これに「そんなことをしては織田に叱られる」と忠次が反対する。そこに佐久間信盛が到着。織田の支援を受けることで、家康は出陣することになる。随分消極的な参加な参加で、これでは成功しない!
家康は破れ、「みそくそ」と揶揄されるほどの大敗北。(笑)

○逃散で、井伊の民を救う
直之が「武田は三方原で勝利しおそろしいほどに強い。しかし、近藤は徳川の一員として戦うと言うている」と伝えます。直之が「やりますか、殿」と同意を取り、龍雲丸と百姓が一緒に村を逃げ始める。
近藤が村にやってくると誰もいない。「なんじゃこれは!」と「井伊の尼はいるか」と龍潭寺にやってくる。昊天が「百姓は戦をしない」と答え、南渓が「近藤殿、ここは武田と組んではどうか?武田はすぐそこまで来ている。百姓を連れ戻す余裕なない」と勧める。
近藤は「弓の空撃ちは怪我をするぞ」と傑山に言って帰っていく。近藤の戦う者としてのプロ根性がいいです。
「逃散することで戦を放棄させたが、井伊はしっかりしている」と龍雲丸が言えば、直虎は「頼りない主であったから」と応じる。ここで直虎、高瀬がいないことに気付く。「城に残った、娘が」?

○近藤の戦い
武田の軍勢が井伊谷の目前まで来ている。城内に荷車が運び込まれ、なんとこれに鎧姿の直虎が乗っている。直之に「高瀬は!」と聞くと屋敷にいないという。直虎は城に高瀬を探しに入る。
高瀬は近藤に食事(毒入り?)を差し出すと「気持ちがうれしい。ここを去れ。まことにようやってくれた」と礼を言われる。近藤が手をつけようとすると、武田がこちらに来ているという報告が入り近藤は食事に手をつけず立ってしまう。
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直虎はやってきて近藤に「敵2万人、それでも戦いますか」と言う。直之は近藤の首に短刀をつけ「話を聞いて欲しい」と促します。直虎は近藤の兵の槍で囲まれる。直虎が「勝ち目がない。井伊500に相手が5000、井伊だけに奇蹟が起きるとは考えられない。武田に帰順して欲しい。民を大事にして欲しい」と訴える。寺への恩を口にしたのは不満。
近藤は「三十六計、逃げるにしかず。よかろう」とこれを受け入れる。そして「そなたのように皆と共に逃げる。しかし、帰順はしない。死んでも城は渡さぬ。火を放て!」と怒鳴る。
龍雲丸が火のなかに高瀬を見つけ、連れ出してくる。直虎らも一斉に城から退避する。井伊城は焼けた。しかし、井伊で死んだものは誰もいなかった。

記事 20170919
おんな城主 直虎>第37回「武田が来たりて火を放つ」視聴率13.3% “農婦”になった直虎は…

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170919-00000005-mantan-ent

                                  ***つづく***