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「マイテイ・ソー バトルロイヤル」(2017)

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原題は「THOR: RAGNAROK」(世界の終わり)。ひさしぶりのWOWOWによる観賞です。ソー・シリーズ3作目という作品。公開時ケイト・ブランシェット目当てで観て物語の面白さに嵌りましたが、「エンドゲーム」を観た今では、ヴァルキリーとソーの関係に目が行きます。
相変わらずのソーとロキのかけ引き、競技場でのソーとハルクの格闘、ラストでのソーとヘラ、ハルクのド派手な戦闘も見どころです。次の「インフィニテイ・ウオー」に続く作品としても見逃せません。
 
あらすじと感想
いきなりの火炎のなかで、宙吊りになり(笑)、「なぜソーが檻の中に?」「わざと捕まった。地球はいいぞ」と炎の神との言い争い。「貴様生きていたか」とバトルになりハンマー(ムジョルニア)で王冠を奪うというスタート。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で、ソーはアベンジャーズを離れ、全てを破壊する比類なきエネルギーを持つ6つの結晶石インフィニティ・ストーンを探して宇宙を旅していた。その旅の途中で、炎の悪魔の国・ムスペルヘイムで「アスガルドを滅ぼす」という“ラグナロク”の預言者・炎の巨人スルトに出会い、わざと囚われてこれを辛くも撃退しアスガルドへと帰還したというもの。
 
ソーが帰還してみると様子がおかしい。ビフレストの番人はスカージに変わり、ロキの像が立てられ、ラグナロクが始まろうとしているのにのんきにオーディンは芝居見物をしている。オーデインはロキだった。マレキスとの闘いの後、ソーはオーデインが勧める王位を断ったが、実は死んだと思っていたロキがオーディンに化けていたとは。()
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オーディンが不在なことを問い詰めると、地球の老人ホームにいることがわかり()、ソーはロキを連れてニューヨークにオーディンを捜しに行くがなんと老人ホームは取り壊されていた。突然ロキが足元にできた謎のワームホールで姿を消してしまう。(笑)ソーはロキが落した名刺からスティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジの住む館サンクトラムを訪ねて、父オーディンの居場所を確かめ、異次元から戻ってきたロキと共にノルウェーに向かった。
 
ここで、父・オーディンは「世界の終わり(ラグナロク)が迫っている。相手は姉のヘラ。アスガルドから力を得て、アスガルドにいるほどに力を増す強いぞ。自分が死ねば彼女が解き放たれてしまう」と告げ、「兄弟ふたりで戦え」と言葉を残し、光となって消滅してしまった。オーデインがロキを許したことにびっくり。
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そこにヘラがやってきて、バトルになり、ソーはハンマーを壊され、キックされて天に放り出され(笑)、サカール星のゴミの中に落ちる。() 悪魔のヘラ役でケイト・ブランシェットが登場、とても美しい。身体がしっかり動いてバトルが様になっていている。()
 
オンボロ宇宙船で駆けつけたゴミ海賊? (笑)被り物とコスチュームがおかしい。そして投投網で捕らえられるソー、これが強い“雷神”?と大爆笑
 
ゴミのなかから   ヴァルキリーにより救出される。魔法のボタン(服従デイスク)を着けられて自由に操られ、ランドマスター競技場に連れて来られた。ヴァルキリーは対戦者をスカウトする女であった。この役を演じるテッサ・トンプソンが魅力的です。続編があってもいいですね!
 
ソーは連れてこられた競技場の独房でコーグと一緒になる。こいつの筋肉?がすごい。大爆笑。見ているだけで楽しい。弟ロキもここにいて、マスターにうまく取り入っている。
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勝てば解放されると、試合に挑む。相手は知り合いのハルク。試合中にふたりが交わす会話がめちゃくちゃ。() ソーの勝ちと思われたが、マスターによって服従デイスクを操作されて、ソーの負けとなった。()
 
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一方、アスダルドではヘラが完全支配のために、ホーガン(浅野忠信)率いる軍隊をヘラひとりで討ち破る、浅野さんはケイト・ブランシェットの一発で退場。()
そしてヘラは闇に葬られていた亡霊たちを生き返させる。門番スカージに処刑役を命じて人民狩りを始める。しかし、 ヘイムダルによってビフレストの鍵となる剣が持ち出されていた。
ヘラの支配を嫌がる民は、ヘイムダルに率いられ、別の衛星に逃げようと虹の橋に押しかける。虹の橋に集まる民、まるでヘイムダルがモーゼに見えた。() 
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さて、ヘイムダルからアスガルドの危機を知らされたソーはハルク、ヴァルキリーを説きアスガル奪還のためのリベンジャーを組む。三人はグランドマスターの船を盗み、アスガルドに帰還。ソーはヘラと対峙し激しく戦うことに。一方、ハルクはヘイムダルに引率され虹の橋にたどりついた民の前に現れた巨大なオオカミ獣と戦う。ヴァルキリーは伝説のアスガルド女兵士に戻り、白馬に跨り戦う。
そこにロキがサカールの囚人たちを引き連れグランドマスターの大型宇宙船「ステイツマン」で現れ、逃げ惑う民をステイツマンへと誘導する。闘いの映像を観ているだけで楽しい、面白い。ストーリーなんぞどうでもいい感じ。()
 
ヘラに目をくりぬかれたソーが()、幻影で父に会い「ハンマーがないと戦えない」と訴えると「ハンマーはお前の真の力を犠牲にする。アスガルドとは場所ではなく民である。皆が待っている、勇気をもって戦え!」と励まされ、ムジョルニアなしでも自在に雷神の力を操れるようになり、大音響のなかで、大暴れ。ロキに指示し、スルトを復活させてラグナロクを引き起こさせ、炎のなかにヘラは消えた。
 
宇宙船ステイツマンで地球への脱出に成功。船内でソーは皆に押されて王座に就く。
エンドクレジット後に次作の予告、彼らの前に巨大な宇宙船サノスが立ちはだかる!
とても笑え、ど派手な戦闘ありで嵌ったら観ずにはおれない作品でしょう。しかし、初めて観る人にはわけわからない。( ^)o(^ )
キャステイング:
ヴァルキリー:テッサ・トンプソン
ホーガン:浅野忠信
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