世界的な映画祭に参加、まずは参加することに意義ありです!それだけに世界に発信するテーマを期待しておりました。
今作は3部作の終わりではなく、スカイウオーカー家の物語の完結編という位置付けの作品。しっかり見届けねばと参加しました!
SWについての素人観賞記です。
全作を総括したような美しい映像と音楽に圧倒されました。そして“ワンチーム”で活躍するスカイウオーカーチームの団結力と“ジェダイ”( Jedi Knight)とは何ぞやというテーマにしっかり答えを出してくれました。
とにかく、チームの中核レイ、ポー、フィンの成長、若々しさ、美しさに、友情にこれなら銀河系を引っ張ってゆけると確信しました。なかでもレイを演じるテイシー・リドリーの成長ぶりは圧巻。すばらしい女優さんに成長しましたね!
世界平和へのメッセージになればと願っています!
監督は新3部作の1作目「フォースの覚醒」を手がけたJ・J・エイブラムス。名声高い作品の総まとめには苦労もあったでしょう。よくまとめてくれました。拍手を送りたいです。
キャストはデイジー・リドリー、アダム・ドライヴァー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザックらレギュラー組の続投のほか、ルーク役のマーク・ハミルも再登場、さらにビリー・ディー・ウィリアムズ、イアン・マクダーミドが久々のシリーズ復帰。実はヨーダとオビワンが出演なしで、これが物語の深みに影響しましたね。
特筆すべきはレイア姫のキャリー・フィッシャーの出演。闊達な美しい在りし日の姿を見ることができうれしかったです。クレジットTOPも当然。
あらすじ:
祖父ダース・ベーダーの遺志を継ぎ、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レン。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、フォースの力を覚醒させたレイ。そして、R2-D2、C-3PO、BB-8ら忠実なドロイドと共に銀河の自由を求めて闘い続ける、英雄レイア将軍、天才パイロットのポー、元ストームトルーパーのフィンらレジスタンスの同志たち・・・。
はるか彼方の銀河系で繰り広げられる、スカイウォーカー一家を中心とした壮大な“サーガ“の結の末は。”光と闇“のフォースをめぐる最終決戦に託された・・
(チラシより)
****(ねたばれ)
大音響での闇の帝王パルパティーンの叫び、最終回を暗示してくれます。まずはEP7~8のレンとレイの戦いに決着をつけて、パルパティーの銀河系制覇を追及するファースト・オーダーとレジスタンスの対決が勇気、友情、涙ありで壮大に描かれます。
レイらレジスタンスのメンバーが、パルパティーンの所在情報を求めていくつかの惑星を訪ねる旅、そこでの謎解き。いろいろな民族に風習に、また懐かしい人に巡り会う旅が面白い。
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ここで特筆すべきはEP8では見ることのできなかったレイ、ポー、フィンの力強さ、友情、物語の展開テンポのよさです。
楽しそうなお祭り、見たことのない怪物、不穏な賭博場などなど。そこで出会うなつかしい人々。今回はハン・ソロにゆかりのあるランド・カルリシアン将軍(ビリー・ディー・ウィリアムズ)、ポーの女友達で闇の運送屋ゾーリ・プリス(ケリー・ラッセル)、そしてフィンと同様ファースト・オーダーを脱走したジャナ(ナオミ・アッキー)などいわく付きの面々が大活躍でした。新ドロイドとして一輪車ドロイドD-O、役はなんだったんでしょうか。(笑)
そして移動手段。惑星パサーナで逃げるレジンスタンス・メンバーのスキマーとこれを追うトルーパーのスピーダーによるカーアクションに興奮!
謎解きでは、高性能ゴンピューターのC-3POがピンチに。ここで見せたC-3POの決意に泣かされ、記憶を無くしたC-3POに寄り添うR2-D2の友情にも涙。でも少しヤスッポい涙でした!
レイとレンの決闘。ライトセーバーの取り扱いはこれまでに比べて相当な進歩が認められ、よく感情が入った演技になっていました。特にレン役のアダム・ドライヴァーが見事に復活していました。
デストロイヤー内や海と廃船デス・スターを背景にした決闘シーンは特異なカメラアングルで迫力のある映像になっていた。どちらが勝利するなど初めから決まっていますが、この決闘にハン・ソロとレイアが絡み泣ける決闘シーンになっています。監督はかなりの人情家?(笑)
そしてパルパティーンとの決闘、ファーストオーダーとの対決。これも勝敗は初めから決まっている。(笑)
パルパティーンに勝つために何が必要か?人間は弱いもの、お前の胸のなかに誰が生きているか?感動的なシーンになっていました。
血統!そんなものでは勝てない、高い志。同じ志の者の集まりこそが力であることを説いてくます。まるでイチロウさんでした!
ラストシーン、レイがEP4に出てくる惑星タトゥイーンの地平線に沈む2つの太陽を見るシーンは泣けます。家族ってなんだ!! すべてがこのシーンに詰まった作品でした。
とりあえず感動を伝えるようにまとめてみました。これから、沢山の思い出シーンを吟味してみたいと思っています。
年末に楽しい作品に出会えてよかったです!皆さん、楽しいクリスマスをお迎えください。
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