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「ジョン・ウィック コンセクエンス」(2023)キアヌ・リーブスのアクション物語ってこんなに面白いの!

 

ジョン・ウィック」シリーズのキアヌ・リーブスのアクションを見たいと公開初日劇場に駆けつけました

シリーズを一度も観ていない!このアクション映画を観ていないのは恥だ!と、iMAXで見ることにしました。アクションも凄いが、なんといってもロケ地がすばらしい。大坂をどう描いてくれるか、これも関心事だった!ストーリーは味方か敵が分からないミステリアスな展開、これも面白い!単純と言うことなかれ!(笑)

監督:シリーズを通してのチャド・スタエルスキ脚本:シェイ・ハッテン マイケル・フィンチ、撮影:ダン・ローストセ、ン、編集:ネイサン・オーロフ、音楽:タイラー・ベイツ音楽監修:ジェン・マローン、エンディング曲:リナ・サワヤマ

出演者:主演にキアヌ・リーブス、共演にイアン・マクシェーン、ランス・レデック(故人)、ローレンス・フィッシュバーンらおなじみのキャストに加え、「IT/イット」シリーズのペニーワイズ役ビル・スカルスガルド香港映画界からドニー・イェン真田広之、イギリスのアクションスター・スコット・アドキンス、イギリスで活躍中の歌手のリナ・サワヤマ、他。アクションなら“持って来い”のキャストたちです。

物語は、

裏社会の掟を破り粛清の包囲網を逃れたジョン・ウィックキアヌ・リーブスは、裏社会の頂点に立つ組織・主席連合から自由になるべく立ちあがる。主席連合の若き高官グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)は、これまで聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破し、ジョンの旧友でもある盲目の暗殺者ケイン(ドニー・イェンをジョンのもとへ差し向ける。そんな中、ジョンが日本の友人シマヅ(真田広之に協力を求めるため、大阪のコンチネンタルホテルに現れる。(映画COM)

狡猾なグラモン侯爵、犬を相棒にジョンを追う賞金稼ぎのトラッカー(シャミア・アンダーソン)、否応なく闘いに身を投じたケインらが、ニューヨーク、ヨルダン、大坂、ベルリン、そしてパリへとジョンを追い世界を舞台に激しいバトルを繰り広げる。果たしてジョンは、この戦いに勝って自由を手に得ることができるか?


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あらすじ&感想

ニューヨークの地下組織キング(ローレンス・フィッシュバーン)のところに身を隠していたジョン。報いの時がきたとダンテの神曲“地獄編”の1節を唱え、ヨルダンの砂漠を馬で疾走して、主席連合への忠誠の証として左指を切り落とし指輪を預けた首長に会った。ジョンが「指輪を返せ!自由になる」と申し出たが、首長の「無くした、自由にはなれん!」の答えで、首長を射殺した。

これにより主席連合は告知人(クランシー・ブラウン)を遣わしニューヨーク・コンチネンタル・ホテルの支配人ウインストンを解任した。主席連合よりジョンの処遇について全権を与えられたグラモン侯爵は、ウインストンとコンシェルジュシャロン(ンス・レデック)を呼び出して、ウインストンには「何をなすべきかを考えろ!」と生かし、シャロンを殺害し、ホテルを爆破した。そして引退しているが、ジョンの旧友で盲目の殺し屋のケインを呼び出し、娘を担保に取りジョンの殺害を命じた。

ジョンは直ちに最も信頼している大坂コンチネンタルホテルのシマズに協力を求めにやってきた。

シマズはお茶を立てジョンをもてなし、「生きては帰れない」と説いたが、ジョンの決心は変わらなかった。シマズは「困ったときの友人!」と、娘のアキラ(リナ・サワヤマ)は「ホテルを潰すことになる」と反対したが、協力を受け入れた。最初にホテルを訪れたのはトラッカー、次いでケインだった。侯爵の右腕チディ(マルコ・サロール)が刺殺者軍団を連れてやってきた。

戦闘はチディとその刺殺者軍団対シマズの若衆の闘いで開始これにジョンとアキラが参戦。ケインは厨房でウドンを喰っていた。(笑)トラッカーはジョンへの賭金が低すぎると傍観。それでも犬が軍団兵士にかぶりつく。(笑)ケインはうどんを喰って部屋のいたるところに探知機を張り巡らせ、杖と拳銃、途中からホテルの展示用刀を使って戦う。ジョンは拳銃に刀さらにヌンチャクを使って、それぞれが敵を求めて、ホテルのロビー、厨房、庭園で派手な撃ち合い・格闘を繰り広げる。ケインは進化した座頭市だった(笑)ケインとジョンの闘い。初っ端から主役同志の闘いだ。この戦闘にツシマが介入しジョンを梅田駅に脱出させた。ツシマは刀でケインと斬り合い、腹を刺されて絶命した。真田さんとドニー・イェンの闘、こういう共演があるのがいい、迫力がありました!

アキラは柔軟な身体を生かしレスリングのように低い姿勢で挑み、見事な戦いぶりだった。

アキラは梅田駅に駆けつけ、ジョンに父を殺した犯人名を聞くと「友人だ!」と言われ、「あなたが父を殺した!」と別れた。

大坂の戦闘はホテル内の戦闘。ホテルに日本の武士道というイメージを出すよう工夫されていた。ロビーに兜や侍の絵、桜、立派な松の盆栽などを配置。監督、キアヌ・リーブスの心使いのようですが、武士道とはこの逆だろう!松の盆栽だけでよかった。(笑)

大坂の熾烈な闘いを聞き、キングとウインストンは「次々とコンチネンタルホテルが潰される」と危惧を持った。ウインストンは侯爵がパリに移動する機会に、ジョンに1対1の決闘で決着することを説いた。このためには、シジョンはルシカ・ロマの家族に戻り、ルシカ・ロマ家からグラモン侯爵に決闘を申し入れなければならない。

ジョンはベルリンのルスカ・ロマ家を尋ねると、ロープで縛られ絞首台に吊るし上げられ(笑)、従妹で首長のカティア(ナタリア・テナ)から「貴方の仕出かしたことで亡くなった父の仇・キーラ(スコット・アドキンス)の首を獲って来い」と言われる。

ジョンは巨大なナイトクラブ「天国と地獄」にキーラを尋ね、カティアからの手紙を渡す。

するとキーラがジョンに襲いかかるが、そこにケインが現れ「あんたのも罪がある」と止めた。さらにトラッカーが現れた。キーラは「それぞれ殺したいたいやつがいるからカードで決めよう」とカードを配った。しかし、勝負の途中で自分が不利とみたジョンがキーラに飛び掛かり大混乱に。

ナイトクラブでは大勢の男女がダンスに興じていた。そこにキーラが逃げ込みシジョンが追う。滝水が落ちてくる回廊に逃げるキール。この戦いに気付いてパニックを起こし走りだすのダンスに興じていた一団。この大混乱の中でジョンとキーラの格闘。巨漢のスコット・アドキンスの回し蹴りが効く。(笑)そこにケインとトラッカーが絡む。キーラは地上階に落下、これをジョンがナイフで刺した。大群衆と滝水をバックにした格闘には驚かされた!

ジョンがルスカ・ロマの家族に加えられ、家紋が腕に焼き入れられた。

ルーブル美術館でウインストンが侯爵にルスカ・ロマ名義で決闘の申し入れ、決闘の細部協定はエッフェル塔が見えるホテルの屋上で執り行われた。時間は0603、使用武器は拳銃、決闘場はサクレ・クール寺院、侯爵の代理はケイン

ションとケインは夜、とある寺院で会い、お互いに生きることが大事だと話し、「明日会おう!」と別れた。

ジョンはキングとウインストンに地下鉄のホームで会い、新しいスーツが贈られ激励された地下水道をボートで送ってもらい、万が一にと戒名を聞かれ「妻を愛した男」と答えた。(笑)

ジョンが7区に現れたとき、チディの刺客たちが車で突進してくる。ジョンが駐車中の車をかっぱらって刺客にぶつけて潰す。逃げるジョン、追う刺客。

凱旋門ラウンドアバウトでのカーチェイス。カンフーではなくカーフーで戦う。(笑)車の両サイドのドアーを外して、拳銃で射撃しながら刺客たちと戦う。遂に下車して銃撃戦。そこにチディが現れた。6車線を走る一般車の中での銃撃戦。逃げるジョンは何度も車にはね上げられる。(笑)どうやってこれをロケしたの?

そこにトラッカーが犬を連れて現れた。犬が刺客に喰いつく。その隙にジョンはオートバイを失敬して逃げる!そして廃屋に逃げ込んだ。キアヌ・リーブストム・クルーズばりにカーやオートバイに乗りまくっている。(笑)

廃屋内での戦闘。侯爵が賭け金をつり上げてトラッカーにジョンを追わせる。が、トラッカーはなかなか射撃しない。(笑)犬が刺客に喰いつく。(笑)ジョンは部屋を移動しながら刺客を誘き寄せ刺客を射撃。各個撃破だ!刺客のスーツが燃え上がるこれを上からのカメラで各部屋の戦闘状況を写し出す。全部の部屋で刺客が苦しみだす。こんな戦闘、みたことがない!(笑)

ジョンはトラッカーとぶつかり格闘。近づく刺客を撃って、2階から外に飛び出した。時計を見た。時間がない!サクレ・クール寺院に急ぐが、その前に222段の石段を登らねばならない。

222段の石段の戦闘。ここにまた刺客が待ち伏せしていた。ジョンは拳銃をぶっ放しながら突破を図る。しかし何度も押し返される階段落とし。観ていて辛くなる。(笑)そこにケインが現れジョンを助っ人する。さらにトラッカーが犬とともに現れ、これまたジョンを助っ人する。トラッカーがチティを射殺した。その遺体に犬が小便をかけた。(笑)シジョンがサクレ・クール寺院に着くと、告知人、ウインストン、侯爵が待ち構えて決闘の準備が整っていた。侯爵とトラッカーはこれを見学。

ジョンとケインが防弾チョッキを脱ぎ、拳銃を持ってそれぞれ30歩歩いて距離をとり、それぞれ補助者から1発の弾が渡され、告知人の合図て射撃する。30歩間隔では両者ともに傷つかず。10歩縮めて射撃、両者とも傷つくが急所に当たらない。さらに10歩縮めて射撃、ジョンが倒れ込んだ。これを見た侯爵が「留めを刺す」とジョンを撃とうとすると、ジョンが侯爵を撃ち留めを刺した。ジョンは最後の射撃で発射していなかった。ケインは急所を外して撃っていた。(涙)

告知人よりジョンには自由を宣言され、ウインストンは復職を命じられた。

 

ジョンはウインストンと帰路についたところで、妻とキスする夢の中で亡くなった。

まとめ:

ジョン・ウィック:コンセクエンスはiMAX で鑑賞して」の限定ポスター。これを手には入れました。(笑)iMAXでたっぷりとアクションを楽しみました。この作品にはこれしかない!(笑)特にパリのロケシーン、こんな映像は他では観られない!

笑いがあって仰天の連続の物語。ジョンが太いロープで絞首台に吊るされて「父の仇を取るか!」とカティアに責められるシーン、222階段落ちシーンで侯爵の右腕チデイの遺体に犬が小便をかけるシーン、そしてラストのジョンが1発の弾を残していて侯爵を射殺したシーンに笑った。ジョンの同僚であったケインの動き、トラッカーは何者かとミステリアスは展開は楽しめました

アクションシーンは全部で10数か所あったと思いますが、ほぼアクションの連続。格闘場所が超豪華なホテル、美術館、寺院、公道などと変化しアクション以上に凄い。そして拳銃や重機に弓矢、柔道に空手、拳法等とアクション手段・戦法に変化がある。飽きない!岡田准一さんに解説してもらいたい。(笑)

キアヌ・リーブスの銃に空手、カンフーさらに馬にカーにオートバイの運転とその能力に驚きました。

しかし、169分、さすがの長さにキアヌ・リーブスもふらふらとなり最後の姿。(笑)ダンテの神曲を口にして戦に臨んだが、殺人者の運命はこれしかない。

 結構、最後まで観ないで劇場を後にした人がいました。最後まで席を立たないこと!花を携えジョンの娘に会いにやってきたケインをアキラが追うシーン。これで完結?ジョンは亡くなったが、続編を作って欲しい!

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