映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

第2週「ふたつの花びら」

イメージ 1第2週「ふたつの花びら」
とても見応えのあるドラマでした。
婚礼前の“あさ”と“はつ”、両家の家族、それぞれのお婿さんの心情が、対比されながらしっかり描かれました。
ストーリー展開がさわやで涙あり、脚本の良さを感じ、しっかり視聴者の心を掴んだと思います。
特に印象的なシーンは、
○付け人について、“はつ”が“あさ”の幸せを願って母に申し出るシーン。“うめ”(友近)と“あさ“の相撲を見る”“はつ”(あおいさん)の”あさ“と”うめ“を離してはいけないという表情。(あおいさんは、表にでないで、しっかり波瑠さんのお芝居を支えています。)

○“あさ”と“はつ”、お琴の連弾から手を取り合って涙するシーン(あおいさんの涙に波瑠さんが涙するこのシーン、何テーク重ねたでしょうか?)

○“はつ”の嫁入り。母梨江(寺島しのぶ)に見せる顔、微笑みを残して去る。追いかける“あさ”に見せる笑み。イメージ 2見えなくなって、お守り(母からの贈り物)を出して嫁ぐ決意を見せるシーン。
いずれのシーンも、“はつ”の芯の強さ、やさしさがしっかり表現され、すばらしいです。
あおいさんの「役に生きる」演技満開です!!
あおいさんは“あさ”ノート#09(別れそれぞれの想い)で、「“はつ”はお嫁入りするシーンは、台本にも涙が溢れるとありますが、実はそういう気持ちにはならなかったんです。(惣兵衛に嫁ぐうれしさが勝っていた)何回も撮影を重ねるなかで、『申し訳ないですが、全然悲しくありません』と監督にはお伝えししました」という。このシーン、滂沱の涙を誘いました。

チーフ演出の西谷さんが「ドラマへの本気がぶつかったってくれました」と感謝しています。
西谷さんのあおいさんに寄せる信頼は凄いですね。このぶつかり合いで、すばらしい、涙の演技になっていますね。

“あさ”の波瑠さんも、「お姉ちゃんは涙にぬれずにすごくしっかりした顔をしていたから、きっとお姉ちゃんとしての想いがあるんだろうなと感じていた」と言い、振り返れば、まだまだ手さぐりで臨んだロケ撮影だったけど、私としてもいろんなものをつかんだシーンだった」と述べています。あおいさんの演技、波瑠さんには大きな影響を与えたのではないでしょうか。これからの波瑠さんの演技に注目です

“あさ”(波瑠さん)が大人になるまで、ドラマの前半を引っ張るあおいさん、佐野さんの戦略はみごとに的中です!

今の波瑠さんの心境(すでに12週を撮り終え)。すっかり自信が見えます。あおいさんの目に見えない支えがあったでしょうね。
「周りの先輩方に囲まれて、自分がいちばん未熟者で当たり前とわかりつつ色んな事が悔しくて、そんな思いには行き場がなくて、と思って必死にやってたら、もうクランクインしてから5ヶ月も過ぎていました。それがいちばんのびっくりぽんです。」

これからは、姑菊(萬田久子)のいびりが始まりますが、やさしい、芯のしっかりした“はつ”(あおいさん)に泣かされそうですね。

記事:波瑠『あさが来た』重圧支える「宮崎あおいとの刺繍の絆」
イメージ 3
イメージ 4