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宮﨑あおいさんを応援します

第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」

イメージ 1期待していた斉彬(渡辺謙)が藩主に就任したが、斉興(鹿賀丈史)派の重臣たちを罰せず重用すると宣言。これに西郷吉之助(鈴木亮平)らは大いに惑う。代替わりの祝いにと斉彬が御前相撲大会で開くという。勝者の米10俵で大いに盛り上がる。斉彬の真の目的はなにか?西郷に会いたいか。
西郷らは大会で勝ち上がり殿の面識を得て真意を問い糺そうと懸命に練習に励む。

一方、謹慎中の正助(瑛太)は、父次右衛門(平田満)が喜界島に流されたままであり、大いに斉彬に不満。ひたすら書を読み写本で悶々と過ごす。
そんな正助を慰めるように糸(黒木華)が写本用の紙を届け、吉之助も正助を気遣い藩校で本の借りてきて元気づける。
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糸に、海老原(蕨野知也)との縁談話が来る。思案する糸、橋を渡っていて、表がでたら嫁に行こうと下駄を飛ばすと、下でウナギを捕ってる吉之助に当たる。() 人を助けるのが大好きな吉之助、負ぶって家に連れて帰ろ。この様子を海老原が見ている。
この姿から、糸は吉之助が好きなんだですね。が、吉之助には糸の気持ちが分からない。() 戻ってきた糸を見てなにも知らない正助は笑顔を見せる。
 
ふたりが家に戻ると仲間が真剣に相撲大会出場を目指し練習をしている。下加治屋町郷中総代はだれもが吉之助だと思っていたが、新八(堀井新太)が出場するという。なぜ新八が出たいと言い出したのか。この青白い小柄な身体で、わからない? 
熊吉の行司で相撲を取るが、あっけなく吉之助の負。吉之助は気持ちよく彼の力を認める。負けた理由がわからない。

相撲を見ていた“きみ”(水野久美)が、糸に気付き、「糸さんに高見馬場郷中の海老原(蕨野知也)という人との縁談話がある」と吉之助に伝えると「そいはめでたか」と糸に声を掛ける。
これを見ていた正助はたまらない!その表情を見た俊斎が「この縁談ばなし、わっぜ耳が痛かどが・・」と正助に声を掛ける。
これに吉之助が気付き、正助に謝り、「糸をその男から奪え」と勧める。が、正助は謹慎中で出場できない。吉之助は海老原が御前試合に出ると聞いて、新八に「必ず試合で勝って糸にふさわしい男かどうか確かめてやれ」と檄を飛ばす。すっかり正助もその気になってしまう。
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いよいよ、御前相撲の日がやってきた。場所は島津家別邸・磯の御殿。島津4家の四人の姫たちが観覧席に着く。今泉の於一さん(北川景子)がNO1の美しさ。吉之助がこれに見惚れていると斉彬が着座する。

試合が始まり、下加治屋町の番がきたが、新八が腹を壊して出場できない。これでは不戦勝になると、吉之助が「おいが西郷吉之助、総代だ」と名乗り出る。これに斉彬が「あれが西郷か!」と驚く。こんな「はなし」・・・
「届け出のないものは認められん!」という声に「新八は腹を壊していて、上がれば御前の土俵を汚す」と懇願すると、斉彬が「かまわぬ!」と許します。於一が「西郷にかけもうそう!」と隣の姫に。於一は西郷がすっかり気に行っているようです。北川さん、愛らしい、愛嬌のある於一さんでした。
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このころ、糸が吉之助に例の草履のお礼にと小物入れをもって西郷家を訪ねてくる。正助がこれを見て呼び止め「好きな人がいるなら嫁に行くのは止めた方がよい。糸さんは吉之助が好きなのでは」と声を掛けると「橋の上で下駄を飛ばし表がでたら迷わずさっさと嫁にいこう。こうして飛ばした下駄が、どういうわけかウナギを捕っていた人に当たった」という。これはもう正助にとっては最悪だ!()瑛太さんの顔がなんとも・・
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吉之助は順調に勝ち進み、決勝戦に臨んだ。なんと相手は糸の縁談相手の海老原。ここでの鈴木さんの相撲っぷり、しっかり身体を作り練習したといい、海老原が負傷していてもそれにつけ入るような手でなく正々堂々と戦いうっちゃりで勝利。見事な相撲だった!
斉彬が土俵に近づき、「西郷!」と親しみを込めて声を掛けると、泣かんばかりの感激で「お会いしとうございました」とこれまでの思いがこみ上げ涙ぐむ。
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そこに斉彬が近づいてきて「もう一番、わしと取ろう」という。これに躊躇する吉之助に「行け西郷!私はそなたに全部賭けちょっで!」と於一姫の声。姫が、まさか?
吉之助はこれに「よっしゃ!」と立ち上がる。「勝つな!打ち首になるぞ!」と祈る吉兵衛(風間杜夫)ら仲間たち。
“寄り切り”で吉之助の勝ち。斉彬は「投げよった!」と立ち去る。渡謙さんの相撲もよかった!イメージ 7
斉彬が何を試そうとしたのかわからない。急に思いついた? 吉之助は牢に放り込まれ、そこで謎の男(劇団ひとり)に会う。

今回は、糸の吉之助への淡い恋心、正助の糸への片想いが、さらりと描かれました。お互い、引きずることはない。(笑)御前相撲は見ごたえがあったが、なんと牢に放り込む男を探すのが目的であったとは驚きです。(笑) 西郷の物語として、何が語りたいのかわからない。
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記事 20180205
西郷どん」第5話は15・5% 初回超えで自己最高 「直虎」など初回が番組最高