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「アナと雪の女王」(2014)吹替版

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テレ朝で鑑賞。ウォルト・ディズニー3Dコンピュータアニメーション。王家姉妹の絆と愛を描いた物語で、ミュージカル仕立てになっています。
“レリゴー”旋風という言葉を残した作品。どんな話だったかと見直しました。
そこにはしっかりしたテーマのある作品でした。“レリゴー“の楽曲があまりにも良すぎて、こちらがおろそかになっていたようです。()
 
あらすじ:
触れたものを凍らせる秘密の力を持った姉エルサは、幼いときその力で妹アナを傷つけてしまい、以降そのトラウマで城の一室に閉じこもってしまった。
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やがて成長したエルサは女王の座に就くこととなり、戴冠式のためにひさびさに人々の前に姿を現すが、アナの無鉄砲な行動に隠していた力が暴走。王国を真冬の世界に変えてしまう。
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耐えきれず逃げ出したエルサは雪山の奥で自らの力を存分に解放し、ありのままの自分でいられることに生きる喜びを見出す。
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一方、アナは姉と王国を救うため、山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、夏にあこがれる雪だるまのオラフとともに、雪山の奥へと旅に出る。
アナは苦難を克服してエルザに会うが、その心を溶かすことはできず、姉の怒りに触れて心に傷を負ってしまう。
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アナは傷をいやすためクリストの勧めで、石のような姿をした不思議な生き物トロール一族を訪れ、そこで「真の愛でしか治らない」ことを知り、城に戻されたエルザに再会し、身を挺して姉を救う・・・。
感想:
テーマは「真の愛とは何か」。ラスト近くで描かれますが、物語がすこし突飛でもない展開のため、びっくりでした。
アナはハンスがエルサに剣を振り下ろそうとしているところに自分の身を捨てエルサを庇った瞬間、アナの身体は完全に凍りつきハンスの剣が折れ、エルサは氷の彫像と化したアナを抱きしめて慟哭するというシーン。このシーンに名曲がつけられるべきでした!
“レリゴー”は国の女王であることを忘れたエルザの我儘で、この曲がヒットしては作品のテーマには合わないところでした。()
 
アナがクリストフ、ヴェン、オラフとともにともに旅し、さらにトロール一族との触れ合いで成長していく様もテーマに適ったものでとても教訓的です。
 
しかし、エルサの戴冠式に招待された王子ハンスの行動を子供たちにどう説明するか、難しいと思います。
 
いよいよ次作アナと雪の女王22019年冬公開されるとニュース、楽しみにしたいです!
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今年1122日の全米公開に向けて、現在製作が行われている。日本公開は同年冬の予定。
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