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「ワンダーウーマン」(2017)

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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で初登場したDCコミックスの女性ヒーロー:ダイアナ・プリンスが、いかにして最強の女性戦士ワンダーウーマンとなったかという誕生秘話。次作が201912月に公開予定されています。見落としていましたので、WOWOWで観賞です。
 
超美人で神がかり的な強さを持つ女性ヒロイン登場で、これからの物語が楽みです!
 
監督は「モンスター」(2003)のパディ・ジェンキンス(女性)。ダイアナ/ワンダーウーマンガル・ガドット、ともに行動する米国外征軍飛行士スティーブ・トレバーをクリス・パインスが演じ、共演者はロビン・ライトコニー・ニールセンデビッド・シューリスエレナ・アナヤらです。
 
物語はシンプル。映像が美しいです!
現在ダイアナは、生まれ故郷セミッシラを離れヴェイン産業社に勤務。「あのころは、まだ未熟であった」とワンダーウーマンといわれるようになった経緯を回顧する形で、物語が始まります。
女性ばかりのセミッシラ島。粘土から生まれたというダイアナは「戦を好む軍神アレスから逃れるためこの島を作ったゼウスのようになれ」と厳しく育てられていた。そんななかで、ドイツ軍に追われ不時着したスティーブに出会い、「世界平和のために戦う」とふたりはロンドンに向かう。
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英作戦本部ではパトリック卿(デビッド・シューリス)が休戦を主張するが、ダイアナは毒ガスが使用される前に戦闘を終わらせたいと塹壕戦が続くマジノ線戦に立つ。()
 
ダイアナの奮闘に兵士が奮い立ち、これまで突破できなかったマジノ線を突破。
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一時的に戦場に平穏が訪れたが、真の平和のために毒ガスで世界に君臨しようとするドイツ軍総監ルーデンドルフを追い詰めて倒した。
この戦闘を陰で操っていたのはパトリック卿、実はアレースの化身であることを知り彼を打ち破って平和が訪れたが、この戦で愛を教えてくれたスティーブを喪ってしまった。

テーマは世界平和。第一次世界大戦のエピソードをうまく使った戦闘物語。しかし、出でくるドイツ軍兵器が陳腐で、ワンダーウーマンの力が強すぎるきらいがあります。()

ワンダーウーマン。演じるガル・ガドットが美しすぎる。現代姿のダイアナがとても眩しい。そして、戦闘姿への変化が面白い。
戦闘はと特殊能力をもつ(ゴッドキラー)、(ヘステイアの縄)に防弾よけのブレスレット。そして、壁を駆け登る、ビルの合間を飛び超えるなど身体能力が非常に高い。
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この能力でWW1当時の小銃・機関銃・装甲車と渡り合う。見せ場が塹壕戦から市街戦での激しい動きのある戦闘、そしてラストのアレスとの格闘。しかしワイヤーロープによる演出が多く見飽き、工夫が欲しいところです。
 
男性を知らずに育ったダイアナとステイーブの初々しい愛の物語。これは面白かったです。「愛だけがこの世を救うということを学んだ」というダイアナ。
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次作ではどのような恋物語が準備されるか、そして採り上げる戦争形態と合わせ楽しみにしたいと思います。
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