「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で初登場したDCコミックスの女性ヒーロー:ダイアナ・プリンスが、いかにして最強の女性戦士ワンダーウーマンとなったかという誕生秘話。次作が2019年12月に公開予定されています。見落としていましたので、WOWOWで観賞です。
超美人で神がかり的な強さを持つ女性ヒロイン登場で、これからの物語が楽みです!
監督は「モンスター」(2003)のパディ・ジェンキンス(女性)。ダイアナ/ワンダーウーマンをガル・ガドット、ともに行動する米国外征軍飛行士スティーブ・トレバーをクリス・パインスが演じ、共演者はロビン・ライト、コニー・ニールセン、デビッド・シューリス、エレナ・アナヤらです。
物語はシンプル。映像が美しいです!
女性ばかりのセミッシラ島。粘土から生まれたというダイアナは「戦を好む軍神アレスから逃れるためこの島を作ったゼウスのようになれ」と厳しく育てられていた。そんななかで、ドイツ軍に追われ不時着したスティーブに出会い、「世界平和のために戦う」とふたりはロンドンに向かう。
ダイアナの奮闘に兵士が奮い立ち、これまで突破できなかったマジノ線を突破。
一時的に戦場に平穏が訪れたが、真の平和のために毒ガスで世界に君臨しようとするドイツ軍総監ルーデンドルフを追い詰めて倒した。
この戦闘を陰で操っていたのはパトリック卿、実はアレースの化身であることを知り彼を打ち破って平和が訪れたが、この戦で愛を教えてくれたスティーブを喪ってしまった。
戦闘は鉾と特殊能力をもつ剣(ゴッドキラー)、縄(ヘステイアの縄)に防弾よけのブレスレット。そして、壁を駆け登る、ビルの合間を飛び超えるなど身体能力が非常に高い。
この能力でWW1当時の小銃・機関銃・装甲車と渡り合う。見せ場が塹壕戦から市街戦での激しい動きのある戦闘、そしてラストのアレスとの格闘。しかしワイヤーロープによる演出が多く見飽き、工夫が欲しいところです。
男性を知らずに育ったダイアナとステイーブの初々しい愛の物語。これは面白かったです。「愛だけがこの世を救うということを学んだ」というダイアナ。
次作ではどのような恋物語が準備されるか、そして採り上げる戦争形態と合わせ楽しみにしたいと思います。
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