映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第30回「潰されざる者」

今回は方久、政次、直虎、さらに氏真といずれもが「潰されざる人」。交す会話がサスペンスフルでした。特に政次と方久のやり取りにはらはらしました。自分の意見を述べる方久・ムロツヨシさんの滅多に見せない力の籠った演技に驚きです。(#^.^#) 方久、強い…

「銀魂」(2017)

凄い集客力のある作品、しかしヤフーレヴューの評価が低い、いったいどんな作品なのかと関心をもっていました。原作が空知英秋さんの大ヒットコミック。4度TVアニメ化されたという。監督は福田雄一さん、監督でおなじみの多くの俳優さんたちで作った作品…

第29回「女たちの挽歌」

今週のタイトルは「男たちの挽歌」(1986)のもじり。3人の兄弟愛と友情を描いたもの。ここでは直虎と“しの”の熱い女たちの友情ものがたり。ともに直親を愛した女。「井伊家の安泰」を願うが故に葛藤を乗り越え友情に結ばれることに涙です。そして貫地谷さん…

「ライフ」(2017)

あさイチ、今週の「特選!エンタ」(7・14)で青木さやかさんが「夏にぴったりのホラー映画」として紹介してくれたのが観るきっかけです。「地上から離れた密室の無重力空間で、人類と未知の生命体との生き残りをかけた戦いが幕を開け、絶対にラストは明…

「セールスマン」(2016)

本作、本年度アカデミー賞「外国語映画賞」授賞作品。楽しみにしていましたが、やっとわたしどもの地方で公開となりました。監督はイランの名匠アスガー・ファルハディと聞いても本作が初めての鑑賞です。物語の展開がスピーデイで無駄な描写がなくグイグイ…

第28回「死の帳面」

「デスノート」(2016)のもじり。ノートに名前を書かれた人間が死ぬというメモ。ここでは、寿挂尼が「今川に背くものはだれか」と対面して判定を下したノート。直虎は背く者と見なされました。怖いですね!! 今回は、このメモに関わる寿挂尼の生き様、そし…

「メアリと魔法の花」(2017)

本作、「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後初めて手がけた作品です。原作は英国の女性作家メアリー・スチュアートの同名児童文学作品です。 この作品で監督はどう変化したのか、そしてめざましい活躍をみ…

第27回「気賀を我が手に」

方久が「気賀の城主直虎」という武家では思いつかぬ案を描き、中村屋をはじめ気賀の商人を丸め込み、遂に直虎にこの役割を引き受けさせました。 武田義信自害で今川と武田に緊張感を走りこの案が白紙に戻されたかに見えましたが、「自分の想い抱く城を造りた…

「忍びの国」(2017)

原作が「のぼうの城」「村上海賊の娘」などの和田竜さん、監督が「「殿、利息でござる!」「予告犯」の中村義洋さん。これは絶対におもしろいぞという確信をもっていました。原作は未読で、「天正伊賀の乱」の知識もあまりなく観ることになりましたが、今の…

第26回「誰がために城はある」

映画「誰が為に鐘が鳴る」(1943)のもじり、義勇軍兵士ロバートを龍雲丸に代えての物語。信じて疑わなかった目標に苦難を乗り越えて辿りついたのに変更になり無為な戦闘を強いられるというはなし。 直虎を救うため命懸けで駿河に運んだ材木が、今川の城作り…