映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「メメント」(2000)

クリストファー・ノーラン監督の2作目、とても難解だと評判の作品です。観たいと思っていたところにWOWOWシネマで「TENETテネット」放送記念として放送され、録画して観ることができました。 評判とおりで1回目はよく分かりませんでしたが、ラスト10分で物語…

「夏への扉 ―キミのいる未来へ― 」(2021)過去を書き換え、未来でそこに愛が見つかるというSFラブストーリー。

三木孝浩監督の旬の女優さんを使って描く美しい映像と音楽に溢れる恋バナをいつも楽しみにしています。今回は清原果耶さん、これは期待していました。三木監督にとってのSFで描く恋バナは初めてではないでしょうか。 原作はロバート・A・ハインラインのSE小…

「母との約束、250通の手紙」(2017)原題「夜明けの約束」でなければ感動は味わえない!

フランスの伝説的文豪ロマン・ギャリーの自伝小説「夜明けの約束」の映画化。WOWOWシネマ初公開で観ました。小説は未読です。 ロマン・ギャリーの経歴はウィキペディアによると、 1914年、リトアニアで誕生。ユダヤ系ロシア移民で、ポーランドで幼少期…

「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(2021)アクションも良いが、ストーリーが面白い!

岡田准一さん出演映画は見る義務があることになっております(笑)。公開初日一番で観ました。これでよかったと思います。連日のCM、「王様のブランチ」ではメイキングが入ってほぼ完全ネタバレという具合ですので・・。 アクションが凄いんですが予告編、連日…

「マーウェン」(2018)“Welcome To Marwen”人形劇を作って暴力トラウマから脱出できた!

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ 一期一会」のロバート・ゼメキス監督作ということでWOWOWシネマ初公開で観ました。 “タイトル“を辞書で調べても答えがない。(笑)映画を観る以外にないという絶妙なタイトルの作品です。(笑) ジ…

「キャラクター」(2021)漫画家の描くキャラクターで殺人を続けるサイコパスが漫画家を追い詰め、その行きつく先は!

永井聡監督作で予告編の映像がとてもきれいだったこと、そして菅田将暉さん主演ということで観ることにしました。 画力があるが真っ正直で人の良さが災いしてか、リアリティなカルト漫画が描けない若きカルト漫画家。ある深夜、師匠に頼まれ住宅街を描いてい…

「グレース・オブ・ゴッド告発の時」(2019)戦うことで強くなり“生きる希望”を見出し 宗教と対峙していく!

神父による児童への性的虐待という衝撃的な事件(「プレナ神父事件」)を描いた作品。第69回ベルリン国際映画祭で“銀熊賞”(審査員グランプリ)を獲得した作品。WOWOWシネマで観賞しました。 聖職者による性的虐待を描いたものに、アカデニー賞作品賞・脚本…

「るろうに剣心 最終章The Beginning」(2021)剣心と巴、愛と平和への願いを込めて、剣心の頬に刻んだ傷の物語

最終章は“The Final”と“The Beginning”の2編からなり、すでに“The Final”は鑑賞済み。“The Final”は亡き妻・巴の弟縁の剣心に対する仇討ち劇で、剣劇をエモーショナルなものにするためには仇討ちの動機がしっかり語られなければならない。が、この部分の大部…

「明日の食卓 」(2021)親子が目をそらさずに向かい合えるには?

監督が瀬々敬久さんに出演者が10年ぶりの映画主演になるという菅野美穂さん、さらに高畑充希さん、尾野真千子さん出演ということで観ることにしました。 原作は椰月美智子さんの同名ベストセラー。監督:瀬々敬久、脚本:小川智子、撮影:花村也寸志、編集:…

「名探偵コナン 純黒の悪夢」(2016)黒組織女性工作員の“脳の謎”を解き、公安警察とFBIに協力して、自らの運命を賭けて黒組織と対立!

「名探偵コナン 緋色の弾丸」(2021)を観て、赤井一家に興味を持ち、「コナン特集」をやっているWOWOWで観賞しました。「名探偵コナン」劇場版シリーズ第20作という節目の作品です。 名探偵コナンvsFBIvs公安という前代未聞のバトルロワイヤルミステリ…

「HOKUSAI」(2021)「時代のせいにするな、己の“好き”を貫け!」

「HOKUSAI」というタイトルで観ることにしました。 青年期に版元蔦屋重三郎に出会ってから晩年小布施(長野県)で「男波・女波」を描き上げるまでの、代表的な絵をモチーフに、北斎の絵師としての生き様を描いたものです。 製作・脚本:河原れんさん、“お江”…