映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「カサブランカ」(1942)花の名ではない!1942年に製作・公開されたことに意義がある!

名画としてよく紹介される作品、まだ観ていなかった! 1942年に製作開始し、同年11月には公開されたという作品。「親ドイツのヴィシー政権下のフランス領モロッコのカサブランカを舞台に、かつて深く愛し合った末に別れた男女の思いがけない再会とその愛の行…

「カモン カモン」(2021)ここに出てくる子供たちの声が凄い!未来の彼らに対する親の責任は!

監督が「20センチュリーウーマン」(2016)のマイク・ミルズ。時代をとび越えた母と子の生き様、絆が暖かくユーモアたっぷりに描かれたこの作品が大好きで、本作に期待していました。 監督・脚本:マイク・ミルズ、撮影監督:「女王陛下のお気に入り」のロビー…

「茜色に焼かれる」(2021)相手の言い分を聞くだけでいい、聞いてやれないのか!それで悪いと思ったら謝れ!

「舟を編む」「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の石井裕也監督作品で観たかったんですが、当地では上映されなかった作品。WOWOWに初登場でやっと観ることができました。 アルツハイマー症の運転手が起こした交通事故で夫を失い、さらにコロナ禍により…

「我等の生涯の最良の年」(1946)勝者の帰還兵にも大きな戦争の傷が残っていた!

第2次世界大戦後のアメリカを舞台に、同じ故郷へ戻ってきた3人の帰還兵が様々な社会問題に直面しながらも再生していく姿を描いたヒューマンドラマ(モノクロ作品)。1947年・第19回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞(フレデリック・マーチ)、助演…

「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」(2022)刑事物語、7年にもわたる連続爆破事件を同期生が命をつないで解決する感動的な話

第25作目の劇場版「コナン」。監督が本作シリーズ初の満仲勧さん。そして音楽:第1作から担当の大野克夫さんから菅野祐悟にバトンタッチ。 原作:青山剛昌、脚本:第21作「から紅の恋歌」第23作「紺空の拳」の大倉崇裕さん、撮影監督:シリーズすべてに参加…

「イン・ザ・ハイツ」(2021)

トニー賞4冠、グラミー賞ミュージカルアルバム賞受賞の2005年初演ブロードウェイ・ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」の映画化作品。 ワシントンハイツに住む若い移民者たちが、人権や貧困、差別などの逆境に立ち向かいながら、夢を追う姿を圧倒的パフォーマ…

「透明人間」(2020)いじめや家庭内暴力、女性蔑視などの現代社会のテーマを抱えた透明人間物語!

「透明人間」とはまた古臭い!とWOWOWプレミアムでこの作品を選んでみました。 H・G・ウェルズが1897年に発表した小説「透明人間」を原作としており、1933年に公開された映画「透明人間」を“現代風”にリブートした作品。 原案・監督・脚本:「ソウ」シリーズ…

「とんび」(2021)昭和、平成、令和、未来へとつながる家族の絆!

原作は岡山県津山市出身の作家重松清さんの同名ベストセラー小説。ほとんどを県内金光街の商店街や倉敷市をはじめ、笠岡、玉野、瀬戸内、備前市、美咲町で撮影されたという。同郷の者としてこれは欠かせない!ということで早朝出掛けました。なんとフロアー…

「コーダ あいのうた」(2021)字幕がいらなくなるほどに手話は素晴らしい言語、そして音楽が聾者と健聴者を結ぶ!

第94回アカデミー賞(2022)で作品賞、助演男優賞(トロイ・コッツァー)、脚色賞の3部門にノミネートされ、同3部門を受賞した作品。記念公開はうれしい!早速出かけました! フランス映画「エール!」(2014)のリメイク作品とのこと、未鑑賞です。 家族の…

「モービウス」(2022)

“モービウス”の生誕物語。ここにきてSPUMC(ソニー・ピクチャーズユニバーバース・オブ・マーベル・キャラクターズ)作品の主人公として映画初出演。今後の「スパイダーマン」シリーズ、ひいてはマーベル作品にも強く濃い影響を与える可能性が非常に高い。と…

「ドリームプラン 」(2021)KING RICHARD

今年のアカデミー賞は何が選ばれたかより、ウイル・スミスによるプレゼンター・クリス・ロックの殴打事件満載という感じ。この事件で、「ドリームプラン」がどんな映画だったかより、彼の名がアカデミー史に残るでしょう。(笑) この作品が忘れられてしまう!…