映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

戦争映画

「アメリカン・スナイパー」(2014)American Sniper

クリント・イーストウッド監督による、米軍史上最強とうたわれた狙撃手クリス・カイルの自伝の映画化。スナイパーの眼鏡で捉えた目の前の戦闘がカイルの戦争観(羊と狼)だった。懸命に撃って“人を救い国家に貢献する”と”愚直“に射撃し、PTSDに犯され、あっ…

「プラトーン」(1986)ベトナム戦の実態、国家の無策を“映像で訴えた作品”

ベトナム戦争の実態を描いたオリヴァー・ストーン作品。第59回アカデミー賞(1987)作品・監督・録音・編集賞の4部門受賞作。 南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)のゲリラ戦に挑む米軍の戦い方を浮き彫りにするように、プラトーンという戦闘最小単位部隊(3…

「戦争のはらわた」(1977)「Cross of Iron」

血しぶきと破片、硝煙の飛び散る銃撃描写を、超スローモーションで映し出したすさまじい迫力映画だという。WOWOWで観賞。しかし、すさまじい迫力だけでなく、テーマがとても印象的で、今に繋がるものでした。 原題は「Cross of Iron」。ドイツ軍の鉄十字勲章…

「地獄の黙示録」(1980)

「アド・アストラ」(2019)の作品について、監督・製作・脚本を務めたジェームス・グレイは、「地獄の黙示録」から着想が得たと語っています。さほどに、映画史に残る名作ですがすでに記憶が遠のいている。というわけでNHK・BS録画(2016)を引っ張り…

「アルキメデスの大戦」(2019)

“戦艦大和好き”で観に行きました。(笑) 「大和」がノタウチまわり沈んでいくシュミレーション映像、初めて観ました。よく描けていると思う反面、何故僚艦がいない、対空火器がほとんどなく敵に思うがままに撃たれ、船体を横転させさらに船首を突き上げて沈む…

「チャーチル ノルマンディーの決断」(2018)

原題は「CHURCHILL」 作品紹介(映画.COM)に「チャーチルはノルマンデイー作戦に反対していた」とあり、頑固者のチャーチルが「どう受け入れたのか」と興味を持ち観ることにしました。 本作は「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った…

「ホース・ソルジャー」(2017)

今の時代に馬で戦闘? 題名が面白そうなので観ることに。とんでもない、この作品は9.11直後にアフガニスタンで行われた米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の極秘作戦を描いたもので、彼らの勇敢な行動を称えた伝記作品。原題は「12 STRONG」で、2012 年に世界…

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(2017)

チャーチル(65才)の首相就任からダンケルクの闘いまでの知られざる27日を描いた、歴史エンターテイメント作品。 監督は「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト。アカデミー賞でゲイリー・オールドマンが主演男優賞を、辻一弘さんがメイクアップ&…

「ダンケルク」(2017)

第2次世界大戦のヨーロッパ戦線。緒戦で、ドイツ機甲軍の電撃作戦で包囲されダンケルクに追い詰められた英・フランス軍40万人の撤退作戦。この撤退が成功したからこそ、連合軍が勝利したといわれる超有名撤退作戦。描くは「ダークナイト」「インセプション…

「ハクソー・リッジ」(2016)

本作、メル・ギプソン10年ぶりの監督作。「沈黙=サイレンス」(2016)で高く評価されたアンドリュー・ガーフィールド主演です。「第2次世界大戦の激戦地沖縄前田高地(ハクソー・リッジ)で武器を持たずに、たった1人で75人の命を救った男(デズモンド…

「アルジェの戦い」(1966)

アルジェリアの独立戦争を描いたデジタルリマスター&オリジナル言語版の鑑賞です。本作は、1954年から62年にかけてフランス領アルジェリアで起こった、フランス軍とフランスからの独立を求める抵抗組織・アルジェリア民族解放戦線(FLN)の攻防を描いたもの…