2020-01-01から1年間の記事一覧
終戦記念日を控えた今、観るべき映画として選んだのが本作。愛と信念でナチスに立ち向かった名もなき農夫(フランツ・イエーガーシュテッター:実在人物)の、175分という長尺での、物語です。 この長尺で、ナチに立ち向かうことで加えられる数々の虐待が苦…
前作は観る人を騙すために騙す作品でしたが、今回は違った。人のためにだます作品、テーマのある作品になっていて大感動でした。とても良い脚本でした! 念のため、騙しテクニックも前作に比して数段手が込んでいました。(笑) 今回はサブタイトル「プリンセ…
「プリンス編」の公開が始まりした!観ないわけにはいきません!三浦春馬さんが亡くなったと聞き、驚き、無念です! 本作に出演ということで、フジTV土曜プレミアムで観賞。TV連続ドラマの映画化ですが、これを観ておらず、分からないところもありました…
終戦記念日を前に、この作品を選んでDVDで観ました。「聯合艦隊司令長官山本五十六」作品はいくつかあるようですが、半藤一利さん目線で描かれる「太平洋戦争70年目の真実」に期待して観ることにしました。 日米戦争に反対であったにも関わらず、その緒戦…
原作が重松清さんの同名小説、未読です。主演が山田孝之さん。結婚3年で妻に先立たれて男手ひとつで娘を育てるシングルファーザーと、母親を亡くし父と2人で人生を歩む娘の10年間の足跡を描いた物語だという。 もうこれだけで観る理由は十分でした。 父と娘…
ハリウッドスター“ロバート・レッドフォード”の俳優引退作です。俳優としての最後に何を残し、何を語るかと、WOWOWの特集公開で観賞しました。「明日に向って撃て!」で俳優としての地位を得て、「数多くの銀行強盗をしながら1発も撃たずにその任を終えたと…
まもなく7月25日。1945年のこの日、日本に無条件降伏を求める米、英、中のポツダム宣言が発せられた日です。この宣言受諾を巡る御前会議から始まる終戦前の一日を描いた本作を、どんな気持ちで受諾し何を目指そうとしたのか、今一度確認しようと本作を選んで…
ナタリー・ポートマン主演作ということで駆けつけました。彼女のために作られた作品と言える映画でした。すばらしいライブシーンがあります! 2000年に銃乱射事件の被害者となった少女が追悼式で唄った歌で一躍スターダムに駆け上ったが、アルコールとスキャ…
第79回アカデミー賞で作品賞を含む4部門でノミネートされ、脚本賞と助演男優賞を獲得した作品。デジタル化され再上映されています。 アリゾナからカリフォルニアまでのバス旅行を通じて、崩壊寸前だった家族の再生を描くハートウォーミング・コメディ。 アリ…
コロナウイルス感染症騒動を見ながら、未知の恐怖にどう対応すべきか。これ以上の恐怖はないと本作をDVDで観賞しました。 原作は小松左京さんの同名ベストセラー小説。映像化された作品はいくつかあるようですが、最も原作に近いものと本作を選びました。 地…
タイトルが「007」を彷彿させ、ダサイ。が、ブラッド・ピットとロバート・レッドフォードの初共演だという。NHKSBプレミアムで観ました。 中国での非合法工作に失敗し、拘束されてしまった愛弟子ビショップ(ブラッド・ピット)を救出するために、引退間際 …
ウディ・アレン監督がティモシー・シャラメとエル・ファニングを主演に迎えて、“雨のニューヨーク”を舞台にマンハッタンでの甘い週末を楽しみにしていた大学生カップルが、ふとした運命のいたずらに翻弄されて右往左往するすれ違いの行方を描くというロマン…
ベストセラーを記録した、マックス・ブルックスの小説を実写化したパニック大作。人間を狂暴化させる未知のウイルスの感染原因を解き明かそうと、感染者と非感染者の死闘が繰り広げられる世界各地を駆ける元国連捜査官の姿を、生き詰まるタッチで活写すると…
主題歌「鉄道員のテーマ」はどこかで耳にしているでしょうが、このタイトル?なんの話?(笑) それほどに地味な話で、胸に刺さる家族の話なんです。戦後10年、電気機関車が牽く急行列車の機関士は憧れの職業のひとつ(日本でも同じでした)。「機関士の俺は特…
日本で生まれの人気キャラクター“ソニック“がハリウッドで映画化され日本に凱旋!ゲームを全く知らないですが、日本発となれば観ないわけにはいきません!早速応援に駆け付けました。まったくのゲームど素人の観賞記です。 ある星から地球にやってきたハリネ…
音速の6倍で飛行し、レーダーに影すら残さないソ連戦闘機ミグ31(NATOコード:ファイヤーフォックス)を盗み出すベトナム戦で活躍したアメリカ空軍パイロット、この軍人をクリント・イーストウッドが演じるという。まさか!とNHKBSプレミアムで観ました。(笑…
原作が西加奈子さんの同名小説ということで、WOWOWで観ました。このタイトルは何か? おそらくタイトルで観る人は少ないかもしれませんね!(笑)これが分かると“人生が楽になる”というお話し、原作は未読です。 小さな温泉街に住む11歳の少年が、身体の異変に…
イーストウッドにこんな作品があるのかとNHKBSプレミアムで観ました。 ベトナム戦で破れた米軍が再建を賭けていた時代の物語。米海軍のCM映画のようです!時のレーガン大統領に依頼されて作ったかのような作品に見えますが(笑)、決してそうではない、“我が道…
コロナ感染状況が第3ステージに入った日、動物たちと遊ぶロバート・ダウニー・Jr.が楽しそうで、アベンジャーズと違った面を見て観ようと本作を選びました。 動物好きの少年が、怪我をしたリスを助けようとドリトル先生の家を訪れ、先生が動物の言葉を話すの…
フランスの名匠ジャック・オーディアール監督が初めて英語劇で挑んだ西部劇サスペンス。第75回ベネチア国際映画祭(2018)での銀熊賞(監督賞)作品。 監督作品は初観賞です。正直、“テーマは何か”と戸惑いました!タイトルに引っ張られました!邦題は間違い…
2019年度第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。昨年末の公開でしたが、コロナ感染騒動の影響で今だ上映中、ありがたく鑑賞させていただきました。 “観て良かった”と言える作品でした。イギリスの労働問題を扱う作品ですが、コロナ感染騒動で注目…
第92回アカデミー賞作品で監督、脚色賞を含む6部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を得た作品です。コロナ騒動で遅れましたがやっと公開で、掛けつけました。監督はグレダ・ガーウィグ。キャストはシアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、フローレンス・ピ…
今年4月10日、大林宣彦監督は亡くなられましたが、多くの人が思い浮かべるのが「尾道三部作」だといいます。そのひとつ、本作をNHKBSプレミアムで録画して観賞しました。 一度目は現在とタイムスリップの区別がよく掴めず(笑)、二回目で、時空を旅しながらの…
クリント・イーストウッド作品ということで、NHKプレミアムで観賞。完璧な楽園“パーフェクトワールド”を目指して逃走する孤独な脱獄犯と人質となった少年の心の交流、脱獄犯を追う警察署長の苦悩を描いた犯罪ドラマ。 ところが、前年に「許されざる者」でア…
世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的映画。主題歌が2019年度アカデミー賞の主題歌賞に輝いた作品です。しかし、ダイアナ妃に捧げた「キャンドル・イン・ザ・ウインドウ」ぐらいしか知らない音楽音痴の観賞記(WOWOW)です! 主としてレビューか…
人種差別に抗議する同時多発的デモが連日のように続くアメリカ。この闇を観てみようと本作を選びませた!人種差別を正面から取り上げた作品ではありませんが、その奥にはこれが透けて見えるという、アメリカとはどんな国か?アメリカのアイデンティティを問…
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開を控え、この国民的ヱヴァンゲリヲン祭りに参加しようと、歳も顧みず(笑)、「破」に続いて、NHKBSプレミアムで観賞です。 スタッフ、キャストは言わずもがなですが、総監督:庵野秀明さん。監督:摩砂雪・鶴巻和哉…
チャプリンにとって米国での最後の作品。ロンドンでの本作プレミアに向かう船の中で、国外追放命令を受けるという運命的の作品です。このことが色濃く出た、チャプリンの集大成作だと思います。 ロンドンを離れ米国に渡り俳優としての地位を得た1914に立ち戻…
コロナ騒動のなかでの劇場鑑賞。ウルグアイはサッカーの国というぐらいの知識しかなかったですが、その風土や音楽に癒され、ヒムカの純な政治家思想に触れ、やる気があればここまでやれると、今の時期だから観るべき作品だと思いました! 給料の9割を貧しい…
監督が「夜は短し歩けよ乙女」の湯浅政明さん、脚本が「映画 聲の形」の吉田玲子さん。これは観ないわけにはいきません。WOWOW初放送で観賞です。 サーフィン好きの女学生が、自宅マンション火災で駆けつけた消防士と恋におち、その絶頂期に海で彼を失う。彼…