映画って人生!

宮﨑あおいさんを応援します

#ドラマ番組

第8話「お姫様教育」

嘉永6年(1853)春。 駕籠のなかで「定めに背き引き返すは恥じでございます」と菊本が残した言葉を胸に、しにを伴い、入城した於一。鶴丸城大奥の女たちが於一を待ち構えていました。 これら女の前に立つ於一、大きく成長したように見えます。老女広川の挨拶…

第7話「父の涙」

忠剛(長塚京三)は、家にとってめでたい日に自害したと菊本(佐々木すみ江)の亡骸を弔いもせずに不浄門から下げ渡し、於一(宮崎あおい)には一刻も早く忘れ去ることを厳命します。於一は、菊本を菩薩像を手にして忍びます。 嘉永5年(1882)7月。アメリ…

第7回「背中の母」

嘉永5年(1852)夏。祖父・龍右衛門(大村崑)が労咳で亡くなる。祖母のきみ(水野久美)、母・満佐(松坂慶子)は吉之助(鈴木亮平)に嫁取りをせかすが、斉彬に伴い江戸に行きたいためにこれを拒んでいる。 見かねた父・吉兵衛(風間杜夫)が伊集院家の須…

第6話「女の道」

「殿様の養女に」と菊本(佐々木すみ江)が驚く。忠剛(長塚京三)は「殿直々の申し出であり受けてきた」という。於一は浮かぬ顔です。なぜ私にと聞くと「大層気にいったそうだ」。菊本は「これは何と誇らしいことでしょうか。姫様に仕えてきたかいがありま…

第5話「日本一の男」

嘉永4年(1851)夏 斉彬から思いもかけない贈り物が届きます。日本外史、頼山陽のものでこれで女でも史書を読める喜ぶ於一。これを見て、忠剛が城で何があったかと不審に思うのでした。 翌日、「もう17才、縁談という話があれば」と菊本。於一は「そんなもの…

第6回「謎の漂流者」

於一の「投げ飛ばせ!」の声に圧され「藩主斉彬(渡辺謙)を相撲で投げ飛ばした吉之助(鈴木亮平)は牢屋に入れられる。そこには洋装の小汚いやつれた謎の男(劇団ひとり)がいる。この男、悪い男には見えない。(笑) 「西郷吉之助」と話しかけても返事がない…

第4話「名君怒る」

嘉永4年(1851)5月8日。藩主となった島津斉彬(高橋英樹)がお国入りです。家臣たちが集められ「まずは民が富むことから始めたい。力を合わせて困難を乗り越えたい」と訴え、数千俵の米を放出して米の値を下げたたことで、大いに民は喜びました。しかし、お…

第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」

期待していた斉彬(渡辺謙)が藩主に就任したが、斉興(鹿賀丈史)派の重臣たちを罰せず重用すると宣言。これに西郷吉之助(鈴木亮平)らは大いに惑う。代替わりの祝いにと斉彬が御前相撲大会で開くという。勝者の米10俵で大いに盛り上がる。斉彬の真の目的…

第4回「新しき藩主」

お由羅事件。師であり兄とも慕った赤山(沢村一樹)をなんとか救出しようと吉之助(鈴木隆平)らは、久光(青木崇高)を待ち伏せし訴えるが「どげんこともできん。おいに云うな。しらん、しらん」と断られ、何事をもなしえなかった。ここでの頼りない久光:…

第3話「薩摩の分裂」

嘉永3年(1850)夏。 お由羅騒動。於一(宮崎あおい)が、その顛末を尚五郎(瑛太)に聞くと「ようするにお由羅様がお子の久光様に跡継ぎにと望んだのが始まりです。ふたつに家中が割れたのです」。 これを聞いて「西郷(小澤征悦)たちがどうなったのですか…

第2話「桜島の誓い」

斉彬(高橋英樹)から薩摩の密貿易の件を聞いた老中阿部正弘(草刈正雄)は「あとは我々で対処する」と調所(平幹二郎)を江戸に呼びつけます。調所は斉彬とともに江戸に発つ前に於一(宮崎あおい)を呼び語らいます。 於一と尚五郎(瑛太)のふたりで調所邸…

第3回「子供は国の宝」

経済的に苦しみながら家族が助け合い懸命に生きる西郷家の暮らし、そのなかで「子は国の宝」と中村半次郎を救い出す吉之助の熱い思いには涙がでます。ここから新しい日本が生まれたということが分かる感じです。鈴木西郷どんの熱演、薩摩弁には敬意を表した…

第1話「天子の子」

「江戸の街を戦火から救った人、その人の名は篤姫」と奈良岡朋子さんの柔らかいナレーションで始まる物語。 原作は宮尾登美子さんの小説「天璋院篤姫」。脚本は田淵久美子さん。制作統括は佐野元彦さんです。 薩摩藩今泉島津家本邸(当主島津忠剛)に麿赤児…

第2回「立派なお侍」

西郷どん:鈴木亮平さんがよく太って登場、熱い演技でした。武士の役割はなにかを問う回。テンポが良いですね!斉彬と吉之助、武士はなんのために存在するのか、国を思い、民を思うのが役割。これをふき:柿原りんかちゃんが吉之助に投げかけるシーン、泣け…

第1回「薩摩のやっせんぼ」

「西郷どん」第1回は物語の骨格、テーマが語られました。男にも女にもめっぽうモテたという大らかで優しい“西郷どん”を楽しみたいと思います。 明治31年12月18日、「上野の西郷さん」の除幕式。これに参加した西郷隆盛の三番目の妻・糸さんが「これは旦那様…

最終回「石を継ぐ者」

直虎の棺が、黄金に色づく棚田を進んでいくところで、竜宮小僧として唯々人のために尽くしひたすら戦のない世を夢み耐えた姿が思い出され、涙が止まらなかった。 不受理な争いのなかで、何事もなしえず、直親・政次そして虎松の身代わりとなった幼な子を失っ…

第49回「本能寺が変」

“わけのわからん”コミック版本能寺の変でした。直虎が龍雲丸や与太夫に会いに堺に出かける口実のような物語、やはり「本能寺が変」でした。(笑) 家康は、光秀の信長暗殺に協力するため上京したが、光秀に中国出陣の命が下り暗殺の実行性が危惧される。しかし…

第48回「信長、浜松来たいってよ」

信長が、浜松で受けた家康の気配り饗応に、家康・重臣たち一同を京に招いて返礼するという。この返礼に応じるべきかどうかという徳川家の大騒動。 直虎が「光秀と氏真の策に乗り、新しい世を作るために、信長を討て」と家康に勧める歴史的説得。この物語では…

第47回「決戦は高天神」

高天神の戦。徳川軍は、とぐろを巻く蛇のようにじわじわと兵糧攻めで締め上げ勝利。この戦に六左衛門と直之が駆り出され、ふたりの活躍によって、万千代は大きな手柄を掴み“一万石の加増“となりました。 この結果、 信長の横暴とこれによる徳川の悲劇を見た…

第46「悪女について」

信長の横暴に徳川家のため己の死を掛けて家康と信康を救おうとした瀬名、出せる限りの知恵でふたりを救おうとした家康。救えなかった結末に、結果を知っていても、涙が止まりませんでした。 美しい菜々緒さん。家康の膝枕になり、母との約束を果たそうと懸命…

第45回「魔王のいけにえ」

史実として有名な信康自刃事件が語られました。賢い信康がなぜ自刃に追い込まれたか。すべてが「信長のいけにえ」という説。信康の家臣近藤武助の家康暗殺未遂から始まって、長丸の誕生、信康の側室選び、徳姫の訴えと忠次への問責、於大の助言などうまく絡…

第44回「井伊谷のばら」

万千代は前髪のまま、田中城をめぐる戦に参加。家康の暗殺を防ぎ一万石の知行を与えられるという大手柄を上げた。これを機に元服したいと考えるが、これに伴う家督継続について直虎と万千代が言い争うことになる。このような状況のなかで、優椿尼がなくなり…

第43回「恩賞の彼方に」

長篠戦の恩賞の彼方に、大量に木材を差し出した井伊谷の洪水危機。恩賞問題でゆれる岡崎と浜松の溝。このなかで生かされる万千代の運命が描かれました。(#^.^#) 万千代が色小姓になるのではと、とても心配していましたが、“常の小姓”として仕えることになり…

第42回「長篠に立てる柵」

信長が大量の鉄砲運用で勝ちを収めた史上名高い長篠の戦。戦闘シーン、わずかでしたが、沢山の馬と鉄砲、馬防柵を構築して戦の特色をしっかり捉えわかりやすく、映画「関ケ原」以上のできでした。(#^.^#) この戦での家康の将としての器がいい。増援を要請し…

第41回「この玄関の片隅で」

長篠の戦。無防備な鉄砲隊を柵で守り武田の騎馬隊を迎え撃った信長の鉄砲戦術。 馬防柵3000本の中の500本が井伊谷で六左衛門が伐採し、直虎らで製材されたものであったとは驚きです! 六左衛門は、直接戦闘には参加しないが、木材を伐採したことで戦闘を支え…

第40回「天正の草履番」

虎松の人生の大きな分岐に決着をつけた回、すばらしい言葉に感動しました!これで主役交代ですね。菅田さんの勢いのある演技に圧倒されています。映画「あゝ、荒野」にはまだほど遠い、楽しみにしています。 虎松が「井伊万千代」として徳川に仕えることに、…

第39回「虎松の野望」

若い虎松の登場で一気にドラマが活気づきました。虎松の目力と“般若顔”が目立つ回でした。あの甘ったるい恋愛モードはもういらない。万千代の家康に仕える第一歩が秀吉と同じ草履取りから。なんか変りばえがしない話! 再会での虎松の直虎に対する挨拶、「・…

第38回「井伊を共に去りぬ」

「井伊を共に去りぬ」で一度は井伊を去りましたが、直虎は「袖にされた!」と井伊に戻ってきました。タイトルに騙されたか! いや、これは龍雲丸と近藤の話でしたか? 龍雲丸の男の大きさ、このばばあは堺では光を失うという判断、よかったですね! 龍雲丸の…

「眩(くらら)~北斎の娘~」(2017)

江戸後期の大画家・葛飾北斎を陰で支えつつ、晩年には独自の画風にたどり着いた北斎の娘「お栄」の物語。天才絵師としての父北斎への敬意や絵に対する情熱、兄弟子善次郎へのひそかな恋が描かれ、これらすべてが繋がり「影が万事を形づけ、光がそれを浮かび…

第37回「武田が来たりて火を放つ」

今回はお笑いバージョンでした。1位は家康の「脱糞」2位方久のプロポーズ。(笑) 井伊谷は近藤の治世のもと、直虎は還俗し一農婦として龍雲丸とともに新しい生活を送っていました。ことのほか柴咲さんが美しく見え、とても充実した結婚生活を送ったと推察…